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市民の皆様の声(ご意見・ご提案)

 ジェーンズ邸について

  登録されている分類 [ その他 ]
2023年8月受付
 市電の中からジェーンズ邸を見ると一つの単なる建築物に見える。邸と言うのは屋敷。ジエーンズ邸の周囲の景観、佇まいといったふさわしい環境づくりがこれからの課題だと思う。
 市電の停留所案内で次は水前寺体育館前とアナウンスされるが、例えば次はジェーンズ邸とアナウンスがあれば多くの人にジェーンズについての認識が深まるのではないか。
 アメリカからも多くの観光客が訪れ、貴方の国からジェーンズというすばらしい人がこの熊本にやってきて熊本の文明開化に多大な影響を与えた人がいたと言う事を知る機会になるのではないか。
 そのためにたとえば熊本市内には加藤清正、横井小楠、細川護久の銅像があるが、ジェーンの銅像が見られたらジェーンズに対する意識も深まるのではないかと思う。

 回答致します

2023年9月回答
 熊本県指定重要文化財「洋学校教師館ジェーンズ邸」(以下、「ジェーンズ邸」という。)は平成28年の熊本地震により全壊して以降、水前寺江津湖公園の一角に移転、再建に取り組んでまいりましたが、ようやくその再建工事が完了し、令和5年9月1日から一般公開を開始したところです。
 このような中、ご提案をいただきましたジェーンズ邸にふさわしい環境づくりにつきましては、本来のジェーンズ邸は、別棟や井戸・花壇・柵などの外構を含めて構成されておりましたが、この度の再建は、敷地の制約や建設当時の本邸以外の建物や外構等の詳細が分かっていないこともあり、本邸のみの復元に留まっています。
 今後、外構等についても調査研究を進めながら、対応可能なものがあれば順次、整備を行ってまいりたいと考えています。
 次に、市電内でのアナウンスにつきましては、ご提案のような電停名としてのアナウンスは行っておりませんが、ジェーンズ邸のある水前寺公園電停と市立体育館前電停の区間において、ジェーンズ邸を紹介するアナウンスを実施しているところです。
 次に、銅像の設置につきましては、これまで本市が特定の偉人の銅像を建立した例はなく、お手紙にあります三体の銅像も民間団体等により建立、寄贈されたものでございます。同様に、ジェーンズ像についても、本市が設置する予定はございませんが、今後、民間団体等から建立、寄贈のお申し出があった場合には、協力を検討いたします。
 いずれにしましても、お手紙にございますジェーンズの功績に関しましては、この度のジェーンズ邸再建の機会をとらえて、内外に広く周知広報を行ってまいります。

【担当課 文化財課 096-328-2740】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp