食育実践講座「ランチタイムセミナー 超簡単料理教室」を開催しました
令和元年6月5日(水)に、熊本県立大学 大学会館調理実習室で、大学生向け食育実践講座「ランチタイムセミナー 超簡単料理教室」を開催しました。
講義の合間の昼休み、講義を終えた学生の皆さん22名の参加となりました。
講座では、講義と簡単なデモンストレーションで「包丁の使い方」や板ずりなどの野菜の下処理を説明したのち、参加者で協力し「スティック野菜」を作りました。その後、「主食・主菜・副菜が揃った食事で栄養バランスを整えよう」と題し、規則正しい食生活の大切さと栄養バランスがとれた食事のコツについてお話しました。また、主食・主菜・副菜がそろった献立例として、「もち麦ごはん、さば缶のトマト煮、スティック野菜、みそ汁」を試食しました。賞味期限が長い缶詰の活用方法や減塩の工夫、たっぷりの野菜がおいしく食べられるレシピのほか、手軽に味わえるみそ汁の紹介をしました。
講座後アンケートでは、「食べ応えがあるのにあまり手間がかからないレシピで今度作ってみたい」「思っていたより手軽に野菜がたべられることがわかった」「(オクラのへたを全部落としていたが)今回の下処理のやり方だと無駄なく食べられるので良いことを聞いたと思った」との感想が寄せられました。
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「もち麦ごはん、さば缶のトマト煮、スティック野菜、0.6%塩分濃度のみそ汁」 | きゅうり、にんじん、茹でたオクラをスティック状に切ります。 | きゅうりは板ずりし、ボウルの水で洗い、水気をとります。 |
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一人分ずつに切り分け、盛り付けます。 | スティック野菜には、2種類のディップを添えて試食してもらいました。 | みそ汁には、あおさやごま、乾燥ねぎなど、常備しやすい食材を使用しています。 |
※レシピはこちら
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さば缶のトマト煮
(PDF:443.1キロバイト)
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スティック野菜
(PDF:657.8キロバイト)
※食育実践講座は、本市が食生活の乱れが著しい若い世代に対して、大学等と連携し食生活に関する啓発を実施する事業です。
今回は、熊本県立大学「たべラボ(食卓研究会:table laboratory)」との連携・協力により、企画実施したものです。