ほじょ犬(身体障害者補助犬)とは・・・
身体障害者補助犬法で認められた「ほじょ犬」はペットではなく体の不自由な人の体の一部で「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」のことです。特別な訓練を受けていて社会のマナーも守れるし、お手入れも行き届いていて衛生的です。だから、レストランはもちろん、いろんな施設に同伴が可能なのです。どうか入場を拒んだりせず、あたたかく見守ってください。
盲導犬
目の不自由な人を街なかで障害物を避けながら安全に誘導するのが仕事です。胴体にハーネスというハンドルを付けているのが特徴です。
介助犬
からだの由自由な人の手足となって働きます。ドアを開けたり、電気をつけたり、ベッドへの移動を介助したり、障がいに応じて活躍します。
聴導犬
耳の不自由な人に音を知らせます。お湯の沸く音、ドアのチャイム、電話やFAX、車のクラクションなどを聞き分けて、伝えます。
平成19年12月に「身体障害者補助犬法」の一部が改正されました
身体障害者補助犬法は、からだの不自由な人の自立と社会参加を助けるための法律です。
この法律によって、交通機関や公共施設にほじょ犬が同伴できるようになり、平成15年10月1日からは、スーパーマーケットやレストラン、ホテルなどの一般的な施設にも、同伴できるようになりました。
さらに、平成19年12月に法律の一部が改正されました。おもな改正点はつぎの2点です。
相談窓口の設置
ほじょ犬使用者や受け入れ側施設からのトラブルに対応する相談窓口が、各都道府県、政令市、中核市に設置されます。
(平成20年4月1日施行)
民間企業での受け入れの義務化
常用雇用者が56人以上いる民間企業では、勤務している身体障害者のほじょ犬使用の受け入れが義務化されます。
(平成20年10月1日施行)