第10回熊本市行政区画等審議会では、まず幸山熊本市長から本審議会に対して、熊本市が政令指定都市に移行する場合における行政区の名称について、諮問が行われました。
続いて議事に入り、事務局から「行政区画の編成及び区役所の位置について」熊本市の方針決定の内容、政令指定都市における行政区の名称(区名)、先行政令指定都市における区名選定事例の説明がありました。
各委員からは、
・最初に広く市民からアイデアを募集して、その中から審議会でいくつか候補を絞ってもう一回住民の意見を聞くという方法が良い。
・中央、東西南北といった、だれでも覚えやすいような名前がいいのではないか。
・区名の選定の基準は必要だと思う。
・市民の提案を聞く場合も、全体の統一性を考慮し、5つセットで提案を受ける方が議論がしやすいと思う。
・セットで考えるのはなかなか難しい場合もあるので、最初の公募はセットに拘らずに求めて、2回目(審議会で区名候補を絞り込んだ後の住民意向調査)はセットにして意見を聞くなど工夫する必要がある。
・公募した場合に、意見の数の多少に関わらず、多くのアイデアの中からユニークさなど、市民に愛着を持たれるような区名を審議会で検討すればいいと思う。
・意見を公募する以上は意見が一番多いものを参考にして審議会で検討をすべきだと思う。
といった意見が出され、これらを基に次回の審議会では、区名選定における基本的な考え方や選定方法などについて事務局よりたたき台を示すことになりました。
次回の審議会については、7月末頃の開催を予定しています。