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東京都築地で起こった伝導過熱火災とは!

最終更新日:2018年5月25日
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平成29年8月3日、東京都中央区の築地場外市場で発生した火災(焼損棟数:7棟全焼、焼損面積:935平方メートル)において、現在のところ火元と見られる店舗の厨房で、コンロの熱が壁に伝わって発火する「伝導過熱」が原因ではないかと調査が進められています。

伝導過熱とは?


今回の築地場外市場火災の火元と思われる飲食店の厨房コンロ周辺の壁にはステンレス製の板が設置されていたということですが、その裏の木製の壁材が激しく焼けていたということが報道されているところです。

このように、コンロ等の熱が壁の内側にある木材等の燃えやすい素材に熱が伝わって火が出ることを「伝導過熱」といいます。

伝導過熱の仕組みについて

木材に200~300℃程度の熱を加え続けると、水分が蒸発し乾燥状態となり、同時に加熱による熱分解が起こり、木材に含まれる酸素、水素などがなくなり炭素だけが残った「炭化」状態になります。

炭化した木材(通常の木材の発火温度は450℃)は、わずか200~300℃程度で発火する場合があります。

また、住宅等で使用されている石膏ボードについてですが、石膏ボードには約20%の結晶水が含まれており、外部から熱が加わると、その結晶水の分子が熱を外に逃がします。しかし、長時間熱が加えられ結晶水が全てなくなると、熱を伝えにくい性質が失われてしまいます。こうなると、石膏ボードの断熱効果が低下、コンロの熱が高温のまま壁内部に到達し、その熱で壁内部の木材等が「炭化」状態になり発火を引き起こす場合もあります。



伝導過熱が起きやすい場所

・築10年以上の住宅の台所で、ガスコンロ、オーブンレンジの近くの壁内

・飲食店のキッチン(厨房)で、火力の強いコンロの近くの壁内

・天井埋め込み型照明が、断熱材等で覆われている箇所

伝導過熱の防止対策

・ガスコンロを壁から15cm以上離す。

・大きい鍋や長時間の煮込みは、壁から離れたコンロを使用する。

 (上記の二点は鍋周りにガードを置き熱を防ぐ方法もある。)

・発熱器具の周囲の壁を触って熱くないか確かめてみる。

 (もし熱い場合等は、壁材を取替える等の考慮が必要。)

・発熱器具の周囲に断熱材が使われているか確認する。

 (断熱材を取り除くか、不燃性のものと取替える。)

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