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令和2年(2020年)4月1日 新型コロナウイルス感染症患者発生(本市13例目)に伴う市長記者会見

最終更新日:2020年4月1日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp 担当課の地図を見る

会見録

 

 市長発表

 市民の皆様にお知らせをいたします。
 本日、熊本市内で13例目、県内15例目の新型コロナウイルス感染症の患者が確認をされました。
 この方は、北区にお住いの70歳代の日本人の男性です。職業は現在、調査中です。3月29日から体調不良を訴えられ、本日、感染症 指定医療機関へ救急搬送され、検体を採取。PCR検査を行った結果、20時43分に陽性と確認されたものです。
 現在、感染症指定医療機関に入院をされております。また、基礎疾患はあると伺っておりますが、詳細については不明です。行動歴につきましては、温浴施設ピースフル優祐悠に2日に1回のペースで日常的に通われていたと伺っておりまして、最後にこの施設に行かれたのが3月24日ということが判明しております。
 過去1か月の海外への渡航歴はないということです。その他、報道資料に掲載をされております内容以外につきましては、現在調査中でございまして、分かり次第あらためてお知らせをいたします。
 本日、本市で新たにお一人の感染者の方が確認をされたことで、また更にこの市民の皆様の不安を、強く感じておられるのではないかと思います。ご不安、あるいは体調に変化があるという方は、ぜひ帰国者・接触者相談センターにご相談をいただきますようお願いを申し上げます。また、こうした今、感染の拡大状況を受けまして市民の皆様には不要不急の外出を是非控えていただきますよう、また感染防止に努めていただきますよう、ご協力をよろしくお願いをいたします。更にこのピースフル優祐悠につきましては、先日の記者会見でも申し上げましたとおり、風評被害あるいは従業員の方やそのご家族にまで、差別的な扱い、言動がなされているというようなことでございますので、誤った情報に基づく不当な差別、あるいは偏見などこうしたことは許されることではございませんので、是非人権侵害につながらないよう市民の皆様にはご協力をよろしくお願いをしたいと思います。
 私の方からは以上です。
 
 

質疑応答

【記者】29日から体調不良があったとのことですが、どんな症状があったのでしょうか。 
 
【市長】熱については、この時点では分かりません。
 
【事務局】体温計では計っていないため、分からないが体がきつかった。
 
【市長】おそらく29日更に倦怠感があられたんだろうということでしょう。
 
【記者】咳の症状はあったのですか。
 
【市長】咳の症状は確認中です。今、病院の方から、詳しい情報については確認をしてもらっています。今のところ軽症ということです。
 
【記者】ピースフル優祐悠でこれまで、利用者の方で陽性が3名いらっしゃいますが、この3名と一緒に利用していたわけではないのか。
 
【市長】分からないです。ただ、時期的には2日に1回のペースで通っておられて、3月24日に最後に行かれたということでありまして、この施設が休館したのが3月26日の夜であります。ですから、本市の6例目の感染者の方、最初にピースフル優祐悠で確認された6例目の方が21日から発症されたということを考えますと、この方が2日に1回、3月22日にも行かれているということですので、この期間に6例目の方と接触した可能性は高いと思われます。
 
【記者】今後、濃厚接触者として検査をされる方の候補は分かっているのでしょうか。
 
【市長】濃厚接触者は、この方は一人でお住まいだということでございますが、ご家族の息子さんのほうが救急車に同乗されたということで、救急隊員のほうは防護服を着ておりましたけれども、この息子さんのほうはそういった対応をされておりませんので濃厚接触者ということになり、今PCR検査を受けていただいて、この方については陰性だということが今分かっているところです。この他の濃厚接触者については、今調査をしているところです。
 
【記者】今日感染症指定医療機関に救急搬送されたということですが、救急隊員は防護服を着ていたということですが、あらかじめ防護服を着るような体制になっているということでしょうか。
 
【市長】そういうリスクがあるということがある程度が分かれば、防護服を着るような体制をとっています。この方については、事前に保健所より、そういう方がいらっしゃるという情報が救急のほうには情報が入っていたということです。
 
【記者】本日発熱を確認されたということですが、だいたい何度くらいあったのでしょうか。
 
【市長】今確認をしている最中です。ただ発熱については、ご承知の通り、すでに報道発表等でもあっていた通り、ご本人が情報開示を拒否される場合は、体温はお知らせいたしませんので、その点はご了承いただきたいと思います
 
【記者】先ほどお一人暮らしというお話がありましたけど、28日頃に元気な姿を家族が確認されたというのは、日常的に交流があられるということですか。
 
 【市長】おそらくそうなのでしょうね。
 
【事務局】そこは今、詳しく確認しております。
 
【記者】近所に住んでいるということですか。
 
【事務局】そういう詳しいことは、確認中です。
 
【市長】ただ元気な姿を確認したということは、おそらく家族、息子さんがおそらく確認されたのではないかと思います。
 
【記者】その他の濃厚接触者は調査というのは、濃厚接触者の有無を確認されているということでしょうか。
 
【市長】そうです。
 
【記者】PCR検査にかけてということではないですか。
 
【市長】そうではないです。息子さんは確実に濃厚接触者ということで検査をさせていただき 陰性だったということが判明しています。同時に検査にかけていますので、息子さんは陰性で、お父様のほうに陽性が出たということです。それ以外の濃厚接触者の方が、いらっしゃるかいらっしゃらないかを今確認しているということです。
 
【記者】息子さんは、陰性とはいえ接触して日が経っていないかもしれないので、基本的に経過観察をされているのでしょうか。
 
【市長】当然健康観察を保健所のほうでさせていただいて、基本的には、自宅待機の要請をします。
 
【記者】今回北区で新たな陽性患者が発生ということで、市内5区すべてで感染者が確認されたということで、そのことに関して、市長として何かありますか。
 
【市長】こうして新たな感染者が、ほぼ毎日のように確認され、熊本市内全域で感染者の方が確認されたということは、市中感染のリスクが高まっているというふうに思われます。ですから、先日から、休日平日問わず外出はぜひ市民の皆さんに自粛していただきたいということをずっと重ねて申し上げておりますけれども、こうして感染者が新たに確認されたことを踏まえて、さらなるご対応を強く要請させていただきたいと思っております。
 
【記者】国のほうも学校の再開について、いろいろ議論され、今日国の専門家会議の意見で出たのですが、今後どういう判断をいつ頃、市教委とともにするというふうに考えていますでしょうか。
 
【市長】今日、今夜こういう状況がありましたので、明日には教育長と少し協議をさせて いただきたいというふうに思っております。明日、私のほうも定例の記者会見がございますので、その時にそうした検討した状況とか、そういったことについては、少しお知らせできるのかなと思います。つまり、具体的な通知が文部科学省から今もう、市の教育委員会のほうに発出されていると先ほど私もメディアで知ったわけであって、その通知自体も私はよく確認しておりませんので、その通知を踏まえて、教育長として、教育委員会としてどういうふうに認識をしているのか、それから私の認識、こういったものを明日打ち合わせさせていただいて、判断を最終的には教育委員会の会議で示していただくということになろうかと思います。
 
【記者】決定するのは教育委員会(会議)を開いてからということか。
 
【市長】そういうことです。
 
【記者】午前中に決定事項になるわけではないですか。
 
【市長】そういうわけではありません。要は、どういうことかということを情報交換して、今後の対応とかそういったことについては、明日の午前中に意見交換をさせていただきたいと思っています。
 
【記者】現在も発熱があるが、軽症ということでしょうか。
 
【市長】今、確認をしているところです。発熱については分かりません。
 
【記者】ピースフル優祐悠では、どういう場所を利用していたのですか。
 
【市長】施設の利用場所は調査をしてみないと分かりません。今、分かっていることは、先程から申し上げているとおり、この報道資料の範囲しか分かりません。ただ、どういう休憩室を使用されていたかは分かればお知らせします。行動履歴等については、記者レクでお知らせしている形で、情報を更新して皆さんにお知らせします。
 
【記者】体調不良を訴えられた際に、事前に他の医療機関を受診されたことはありますか。
 
【市長】ないと聞いています。
 
【記者】ピースフル優祐悠の利用者の検査について、どれくらいできていて、あとどれくらいありますか。
 
【市長】夕方の段階で記者レクをしているが、そのときにピースフル優祐悠の利用者の検査結果をお伝えしています。
 
【事務局】258件検査しています。そのうち、今回を除いて、陽性3件、陰性255件、陽性の3件は7、8、9例目です。本日の報道資料に書いています。
 
【市長】本件は含んでいません。含めば陽性はプラス1件。検査はプラス2件です。
 
【記者】利用者の想定数は1300件程度だが、今後も増えてくると考えていますか。
 
【市長】十分ありうると思っています。施設名を公表して、健康に不安がある方は、症状が出た方は帰国者・接触者相談センターにご相談をしてもらい、24時間受け付けているので、そこで検査をするかしないかの判断をします。
 

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