熊本市ホームページトップへ

令和2年(2020年)3月19日 新型コロナウイルス感染症患者発生(5例目)に伴う市長記者会見

最終更新日:2020年3月19日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp 担当課の地図を見る
 

市長発表

 市民の皆様にお知らせいたします。


 本日、熊本市内で5例目の新型コロナウイルス感染症の感染者の方が確認されました。
 この5例目の方は、本市東区にお住いの20歳代の日本人の女性であります。
 職業は無職、主婦の方です。
 この方は、今月8日から14日まで、ご夫婦でスペイン バルセロナへ旅行されました。14日に帰国されて、成田空港近くのホテルで1泊をされ、その後、15日に成田空港から熊本空港に到着をされ、タクシーで空港から東区の自宅に帰られました。
 翌日16日に、朝起きた際発熱があり、倦怠感もあったため、外出を控えご自宅で療養されていましたが症状が続いたことから、本日19日午前9時7分に、ご主人より帰国者・接触者相談センターへ相談があり、帰国者・接触者外来を受診され、PCR検査を実施した結果、本日19時15分に陽性と確認されたものです。
 この方のご主人については、今のところ症状はないとのことですが、現在、PCR検査に向けた準備を進めております。
 なお、報道資料にある以外の詳しい行動歴や濃厚接触者等については、現在調査中です。
 これまで、2月25日に4例目の感染者の方が確認されて以来、本市では新たな感染者は出ておりませんでしたが、今回、新たにお一人の方の感染が確認されたことで、市民の皆様も、大変不安に感じておられるかと存じます。
 感染症の拡大防止には、市民の皆様一人ひとりの心掛けが、非常に大事になってまいります。
 今一度、手洗い、咳エチケットはもとより、できるだけ人混みを避け、感染予防に、より一層努めていただきますようお願いいたします。

 また、新型コロナウイルスに関するご相談は、帰国者・接触者相談センター(096-372-0705 又は 096-364-3222)までご相談くださいますようお願い申し上げます。

 特に、過去1か月の間に海外渡航歴のある方は、ぜひ帰国者・接触者相談センターにご相談いただきますよう、重ねてお願いいたします。

 24時間体制で相談を受け付けておりますので、ご心配のことがあれば、こちらにご連絡いただきますようお願いいたします。

 なお、本日、新たな感染者が確認されたことに伴い、本日報道発表いたしました、一時休館している市有施設の利用再開につきましては、当面の間、延期をさせていただきます。明日の再開を楽しみにしておられた市民の皆様には、大変申し訳ございませんが、どうぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

 今後とも、引き続き国や県をはじめ関係機関と緊密な連携を図りながら、全庁一丸となって、さらなる感染拡大防止に全力で取り組んでまいりたいと考えております。市民の皆様への迅速かつ正確な情報提供により一層努めてまいります。
 また、この感染者の方に対する関係先の取材、あるいは人権への配慮、個人情報の配慮につきましては報道機関の皆様にはよろしくご配慮いただきますようお願い申し上げます。

 

 私からは以上です。

 

 

質疑応答

【記者】感染者の方は14日に帰国をされ成田空港近くに泊まったとのことですが、そこから熊本空港へはどういう経路で帰られたのですか?

 

【市長】航空機で成田空港から熊本空港に入っておられるということでございます。今確認をしておりますけれども、便名等はまだはっきりしません。15日に午前中の便で成田空港から熊本空港へ到着されたと伺っておりますけれども、詳細については確認中です。

 

【記者】熊本空港から自宅までタクシーでということですけれども、使ったタクシー会社の公表はありますでしょうか。

 

【市長】まだ判明をしておりませんので、今確認中です。

 

【記者】16日以降は熱があったり倦怠感があったり喉の痛みがあったり、この期間は医療機関の受診はなかったのですか。

 

【市長】医療機関を受診せず、外出はされていないということです。

 

【記者】最初の医療機関の受診は、今日の接触者センターでしょうか。


【市長】帰国者・接触者センターにお電話いただいて、帰国者・接触者外来を受診され、そこで検体を取られたということです。

 

【記者】ご主人は今のところ症状はないということでしょうか。

 

【市長】症状はありませんが、濃厚接触者になりますので今検体検査をする準備をしているところです。その結果も判明したらまた皆様にはお知らせをさせていただきます。

 

【記者】夫は濃厚接触者になりますか。

 

【市長】はい、濃厚接触者といって構いません。

 

【記者】この主婦の女性の方は、その後入院という措置になるのでしょうか。

 

【市長】今、入院されている状態です。ご主人は自家用車で帰国者・接触者外来に入られて受診をされたということでありますので、その間公共交通機関やタクシーの使用されておられていない。ご主人の方は症状はないと。ですから運転をされた。そのまま入院されているということです。

 

【記者】旦那さんの目途は?今検査準備中とのことだが。

 

【事務局】21時36分に検査開始、24時頃結果終了予定です。

 

【市長】その頃に結果が判明するということになります。

 

【記者】女性の容体はどのようなものでしょうか。

 

【市長】容体は熱、倦怠感。受診時には熱、倦怠感はなく咽頭痛があったということであります。現在もその状態だということです。

 

【記者】容体は軽いということですか。

 

【市長】容体は軽いということです。軽症でいいかと思います。容体については病院で確認し皆さんにはお知らせする、報道資料という形で提供させていただきたいと思います。

 

【記者】入院先は市内の医療機関ということでよろしいでしょうか。

 

【市長】帰国者・接触者外来を持つ機関です。

 

【記者】2人は新婚旅行ではないですか。

 

【市長】それはわからないです。

 

【記者】確認もしていない?

 

【市長】旅行をされたことは確認していますが、それが新婚旅行かは確認しておりません。これからいろいろな状況をお伺いしていきますので、そのなかで分かる範囲のことで公表できることであればみなさんにお知らせをしていきます。

 

【記者】2人は同居されているのですか。

 

【市長】2人暮らしでお子さんはいらっしゃらないです。同居の方はお二人以外いらっしゃらないです。

 

【記者】ヨーロッパは陸続きだが、他の国に行かれたというのは?

 

【市長】バルセロナしか滞在をされていないということを確認しています。

 

【記者】ツアーの旅行だったのかというのは。

 

【市長】それは確認をしておりません。

 

【記者】発熱はないという話でしたかね。

 

【市長】そうです。

 

【記者】お話もできて症状軽いということですね。

 

【市長】話ができる状態です。

 

【記者】「熱・倦怠感がない」というのは違うんですかね。

 

【市長】本日12時の帰国者・接触者外来の受診時の段階を申し上げました。受診時は熱がなく、倦怠感もなし、喉の痛みはあるということだったのですが、今現在は分かりませんので確認してお知らせさせていただきます。状況はかなり変わりますので、それからご本人の同意が得られない情報は出せませんのでその点はご容赦いただきたいと思います。

 

【記者】スペインは今流行しているのでしょうか。

 

【市長】非常に流行している状態と認識しています。スペインの患者数が、3月18日現在の累計で1万3716人、死亡者598人ということで、今日厚生労働省が発表した感染者数の増加は1日2538名、前日比22.7%増ということですので、感染者数の伸びが非常に大きい地域だと言えます。スペイン国内では3月14日から警戒事態の宣言が発令されているということであります。ご本人たちは14日に帰国されているためそれにはかかっていないということです。詳しくは当時の状況については外務省なりのホームページ等々で確認をお願いします。

 

【記者】女性の基礎疾患の有無に関してはどうでしょうか。

 

【市長】まだ確認できていません。


 

このページに関する
お問い合わせは
政策局 秘書部 広報課
電話:096-328-2043096-328-2043
ファックス:096-324-1713
メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp 
(ID:27693)
※資料としてPDFファイルが添付されている場合は、Adobe Acrobat(R)が必要です。
PDF書類をご覧になる場合は、Adobe Readerが必要です。正しく表示されない場合、最新バージョンをご利用ください。
熊本市役所〒860-8601熊本市中央区手取本町1番1号代表電話:096-328-2111(代表)096-328-2111(代表)
[開庁時間]月曜~金曜日の午前8時30分~午後5時15分(ただし、祝・休日、12月29日~翌年1月3日を除く)
肥後椿
copyrights(c) 2013 Kumamoto City Allrights Reserved