熊本市ホームページトップへ

くまもと市の景観について

最終更新日:2021年6月1日

6月1日は景観の日です!

 平成17年6月1日、景観法の全面施行と共に開催された「日本の景観を良くする国民大会」において「毎年6月1日を景観の日とし、引き続き美しく風格ある景観づくりを国民運動として推進する」ことが提唱されました。
 これを踏まえ、景観法を所管する国土交通省、農林水産省及び環境省において、新たに6月1日を「景観の日」と定めています。
 景観法では、基本理念において、良好な景観は国民共通の資産として、整備・保全が図られなければならず、良好な景観形成については地方公共団体、事業者及び住民のみなさまによる一体となった取組が展開されなければならないと定められています。
 

景観とは?

 景観とは、山・川などの自然や、建物・道路・公園などの人工物など目に見えるものだけではなく、まちの文化的・歴史的雰囲気や、私たち一人ひとりの暮らしや経済活動などまで含めた幅広いものです。

 つまり、景観とは私たちを取り巻く環境そのものであり、私たちのまちの個性や文化を表すものと言えます。

12
 
水前寺成趣園熊本駅周辺水前寺江津湖公園

より良い景観を目指す意義

 都市の良い景観とは、自然などの上に、永年にわたる人々の営みが少しずつ積み重ねられつくられた市民の共同作品であり、市民共有の財産です。
 良い景観をつくるには、それぞれの地域で積み重ねられてきた暮らしや景観を構成する自然や建物、文化的・歴史的雰囲気など地域固有の特性を生かして、地域色豊かな景観となるよう「守り」「育て」「創る」ことが重要です。
 こうした良い景観をつくる取組は、快適な住環境をつくり、都市の個性と文化を創出するとともに、地域に対する誇りと愛着をはぐくむことに繋がります。
 また、良い景観がつくられることでまちの魅力が上がり、観光振興や国内外の人々の交流の活性化が期待されます。より良い景観は地域活動や経済活動の活性化を導く力となっていきます。

最近の取り組み

熊本市光のマスタープラン

 夜間の景観形成に特化した計画です。熊本市の夜間景観の理念や方針を明らかにすることで、官民問わず、一人ひとりが意識をもって熊本ならではの魅力ある夜間景観をつくるために策定いたしました。
 
 

熊本市公共サインガイドライン

 公共サインとは、不特定多数の人々にまちの地理や方向、施設の位置などに関した情報を提供する公共性の高い標識や、地図、案内誘導板の総称です。主に、観光地・熊本市の玄関口などの道路空間や公共空間の景観を構成する重要なものです。
 わかりやすく、景観に配慮された公共サインに統一していくため、公共サインガイドラインを策定いたしました。
 
 

熊本市歴史的風致維持向上計画(くまもと歴史まちづくり計画)

 歴史的風致とは、地域におけるその固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動(お祭りなど)とその活動が行われる歴史的価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地の環境のことです。
 熊本市は、熊本城を中心とした市街地や山、平地において、信仰、生業、文化とともに形成された風習、行事が広く分布し、歴史的価値の高い建造物等とともに、歴史的風致を形成してきました。
 豊かな歴史的文化遺産の魅力や価値を後世に継承するため、地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史まちづくり法)に基づき、熊本市歴史的風致維持向上計画(くまもと歴史まちづくり計画)の推進に取り組んでいます。
 
熊本市歴史的風致維持向上計画(くまもと歴史まちづくり計画)(市ホームページ)新しいウインドウで

 

熊本市光のマスタープラン イメージ熊本市公共サインガイドライン 標準デザインくまもと歴史まちづくり計画(パンフレット)
熊本市光のマスタープラン熊本市公共サインガイドラインくまもと歴史まちづくり計画

 

 

熊本市景観計画

熊本市景観計画 及び 届出制度

 熊本市がめざす景観形成の方針や、良い景観をつくるための建築物等に対する制限を定めています。



熊本市景観条例 及び 同施行規則

 熊本市の景観条例と、施行規則について改正履歴とともに掲載しています。

 

 熊本市景観条例及び同施行規則について(市ホームページ)新しいウインドウで


屋外広告物

 

熊本市景観計画 

 屋外広告物は景観を構成する重要な要素です。
 熊本市景観計画に、屋外広告物に関する行為の制限や景観形成基準が定められています。


屋外広告のてびき

 屋外広告物を表示するにあたってのルールや手続きについてまとめた冊子です。

 

 屋外広告のてびき(市ホームページ)新しいウインドウで

 

違反広告物簡易除却協力員制度

 熊本市屋外広告物条例に違反した広告物のうち、違反なはり紙などを除却することを、簡易除却といいます。熊本市域では、市長が委任した人は簡易除却を行うことができます。この制度では、除却活動を行う団体を認定し、その会員でボランティアとして活動していただける方に、違反広告物の除却員を委任しています。
 除却員をご希望の方は下記ホームページをご覧ください。
 

屋外広告物条例 及び 同施行規則

 屋外広告物条例及び施行規則について改正履歴とともに掲載しています。

 

 屋外広告物条例等(市ホームページ)新しいウインドウで

熊本市を彩る歴史的まちなみ

 

景観重要建造物・景観形成建造物

景観形成建造物

景観形成建造物

 熊本市では、まだわずかに残っている歴史的な建物を景観重要建造物・景観形成建造物に指定し、広く市民のみなさまにその良さを知っていただくとともに、本市も技術的助成などの後押しをすることで、所有者、市民のみなさま、行政の3者が協力して歴史的建物を次世代へと残そうと取り組んでおります。
  

熊本市新町・古町地区の城下町の風情を感じられる町並みづくり事業

新町・古町パース

唐人町通り

 熊本駅と熊本城を結ぶ新町・古町地区において、市と地域が協働で町並みガイドラインの策定や町屋等の保存活用を行うことで、城下町の風情を感じられる町並みづくりを進めています。 
 
 
 
 
 
 
 

熊本市川尻地区の歴史を活かした町並みづくり事業

川尻パース

川尻小路町筋

 国指定史跡や歴史的建造物が多く残る川尻地区において、市が地域と協働で検討し、平成27年(2015年)3月に「川尻地区の歴史を活かした町並みづくりガイドライン」を策定しました。町屋等の保存活用を行うことで、川尻地区の歴史を活かした町並みづくりを進めています。
 

 

 

景観まちあるき

 熊本市の中心部付近をめぐるヒントとなる情報です。パンフレットや、まちなかの看板など、これを機会に景観まちあるきをしてみてはいかがでしょうか。

 

景観まちあるき(市ホームページ)新しいウインドウで

 

 

城下町パンフレット猫でR古町城下町旧町名板


 

熊本市景観審議会

  熊本市の良好な景観の形成や、屋外広告物に関する重要事項の調査・審議などを行うための場が設けられています。

 

熊本市景観審議会(市ホームページ)新しいウインドウで

このページに関する
お問い合わせは
都市建設局 都市政策部 都市デザイン課
電話:096-328-2508096-328-2508
ファックス:096-351-2182
メール toshidesign@city.kumamoto.lg.jp 
(ID:5918)
※資料としてPDFファイルが添付されている場合は、Adobe Acrobat(R)が必要です。
PDF書類をご覧になる場合は、Adobe Readerが必要です。正しく表示されない場合、最新バージョンをご利用ください。
熊本市役所〒860-8601熊本市中央区手取本町1番1号代表電話:096-328-2111(代表)096-328-2111(代表)
[開庁時間]月曜~金曜日の午前8時30分~午後5時15分(ただし、祝・休日、12月29日~翌年1月3日を除く)
肥後椿
copyrights(c) 2013 Kumamoto City Allrights Reserved