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熊本市には、清冽な地下水が湧き出る江津湖や水前寺成趣園など多くの湧水地があり、白川や緑川などの川が流れている。水面を眺めていると、気分がリフレッシュする。生活に少しだけ「水に憩う」ことを取り入れて、心を休める時間をつくってみてはどうだろう。 |
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夏になると、江津湖に子どもたちが泳ぐ。水の中で子どもたちはさまざまな遊びを見つける。 見守る大人たちも、つい水の中に足を入れる。 水と遊ぶ生活が熊本には根付いている。
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「飾り馬」で有名な藤崎宮例大祭。神仏習合の時代には、「放生会(ほうじょうえ)」と呼ばれる行事があった。 僧侶がお経をあげ、魚を川に、鳥を空に放つ。古くから熊本の人は、水に生きる生物や鳥たちとの関係を大切にしてきた。 |
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「みずあかり」の開催中、熊本城長塀前の坪井川には、竹で作った灯籠が浮かべられる。揺らめく炎と流れる水、そして、上空にライトアップされた熊本城が浮かび上がる。 水に浮かぶ光を眺めていると、周りのすべてのものに感謝する気持ちがわき起こる。
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熊本の水循環は、降った雨の3分の1が地下水になり、3分の1が川になって、残り3分の1が蒸発して雲になる。しかし、川や海がゴミで汚されたり、地下水をかん養する農地や林が減ったりすると、水循環に大きな影響を与える。 私たちが、水循環の現状に関心を持ち、保全・再生活動に取り組んでいくことが、水を守ることになる。 |
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熊本の良質な水を使った酒や農作物、加工食品、料理はおいしい。 熊本名物の太平燕(タイピーエン)も熊本の水を使っている。 良質な水のおかげで私たちは豊かな食生活を営むことができる。 | |
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早起きして水前寺成趣園に集まり、水を飲む会がある。 水を飲んで、水分を補給することは、体を維持するためにも必要なこと。 水を飲むことは健康づくりの基本。 |
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