瑞巌寺跡 ( ずいがんじあと )
瑞巌寺跡 ( ずいがんじあと )
清水にホタル舞う風光明美の地
瑞巌寺霊応山は「肥後國誌」によると天台宗比叡山正覚寺の末寺という。延宝改元の年(1673)、光朝という僧が草創したが廃絶した。これを正徳元年(1711)大阿闍梨(あじゃり)法印廣朝が再興したと記す。境内入口に戒壇石、正面に地蔵堂、その東に放生池があり池の南に庵室と居室がある。庭内には、数多くの石造物が見られる。風光明美の地で、市指定名勝及び史跡である。 境内の北側斜面などから湧水し、水量は豊富である。清水は瑞巌寺公園内を流れ、池をつくり、西浦川に落ちる。公園内に豊かな水辺環境をつくっている。瑞巌寺公園はホタルの名所としても知られている。
6月のホタルの飛び交う時期は、竹灯篭が歩道を飾り、見物客が多い。
|
|