区長からのメッセージ(平成28年度)
11月【被災者の暮らしを地域で支える】 11月に入り、木々の葉が色づく季節となってまいりました。 7月末に北区管内の避難所が閉鎖し、3ヶ月が過ぎました。今月からは、区役所内に新たに「地域支え合いセンター」が設置され、お一人お一人の状況に応じたきめ細やかな支援に取り組むこととなりました。 市では、6月から応急仮設住宅等に入居された世帯を戸別訪問し調査をしてまいりましたが、今後は、地元の自治組織や各種団体、関係機関の皆様とも連携・協力し、被災者の方々が地域で孤立することなく、安心した日常生活を取り戻されるよう、区役所にて取り組んでまいります。 「市民力・地域力・行政力を結集した くまもとの再生と創造(『熊本市震災復興計画』)」に向けた、北区における新たなスタートとなります。 7月【夏本番!】 | 庁舎裏に咲く「ひまわり」 |
7月12日、気象台から「最大震度5強程度の強い揺れを伴う余震が発生する可能性は低下した」との発表があり、18日には梅雨明けも宣言されました。 今年も、熊本の暑い夏がやってきました。 しかし、やはり、今年の夏は特別です。 19日には、公費による家屋解体作業が始まりました。家屋被害調査については、6月までの申請分について今月中の完了を目指します。子どもたちも、臨時休校の遅れを取り戻すためいつもより短い夏休みです。 これまでに経験したことのない震災に直面した私たちが、それぞれに、顔を上げて、前へと進まなければならない夏でもあります。 北区の花「ひまわり」は、強い日差しに負けずに花を咲かせていますが、疲れが出やすい時期でもあります。どうか、皆様ご自愛ください。 北区長 野口 恭子 5月 【熊本地震にあたって】 4月14日及び16日に発生した「熊本地震」により、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。 現在も余震が続く中、北区においても、未だ多くの皆様が避難生活を余儀なくされ、不安な夜を過ごしておられます。 市では、全国から寄せられる多くのご支援と地域の皆様の力を得て、被災者の生活再建に向けて、職員一丸となり頑張っております。一方で、十分な対応ができないことも多く、大変申し訳なく思っており、今後は、5月6日に、市に新たに設置された「復興部」とともに、皆様の生活再建を加速させる決意でござます。 区民の皆様とともに「わがまち北区」に笑顔を取り戻すために、引き続きのご支援・ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。 北区長 野口 恭子 4月 この度、北区長に就任いたしました、野口でございます。 本市が政令指定都市へ移行し北区が誕生して、5年目を迎えました。北区には、多様な歴史や豊かな自然環境、住民同士のつながりや個性あるまちづくり活動の実績があります。北区では、「ず~っと住みたい“わがまち北区”」を目指す区の姿に掲げ、皆様の思いを大切にしながら、様々な歴史・文化・人がつながり個性輝くまちづくりを進めております。 まちづくりの原点は、「地域」、そして、そこに暮らしておられる「市民」です。区役所は、積極的に、市民の中に飛び込んで、地域の課題やご意見ご要望を的確に把握する役割を果たしてまいります。 これからも、皆様と力を合わせて、地域を元気にしてまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 北区長 野口 恭子
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