あれから55日が経過しますが、継続する1600回を超える余震に不安な日々が続いています。現在も多くの方々が避難所生活を余儀なくされている状況の中で、九州地方においては、今月4日に梅雨入りし、今後の局地的な大雨等が想定されています。特に南区におきましては、震災の影響による地盤や家屋の状態に加え、白川、加勢川、緑川、浜戸川、天明新川等々熊本市で最大の河川を抱えている区である事を考えますと例年に無い十分な警戒と対策を取っていかなければなりません。
このような中、今月6日には南区役所に国土交通省熊本河川国道事務所、熊本県県央広域本部、市からは消防局、危機管理総室、そして南区消防団の皆様方にお集まりいただき南区防災連絡会議を開催させていただきました。
会議の中では、本年度の水防部体制の確認、城南地域、富合地域、天明地域など重要水防箇所の巡視状況、土のう備蓄状況、熊本河川国道事務所や県央広域本部からの情報提供などがあり、今後も連携を図り最大限の警戒と対策を図っていく事を確認しました。
区民のみなさんも日ごろから避難経路、避難場所の確認をいただき、避難勧告等の情報には早期のご対応をぜひお願いいたします。
~今こそ南風を~ 頑張りましょう。
南区長 田畑 公人