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臓器移植-いのちへの優しさとおもいやり-

最終更新日:2017年8月4日
健康福祉局 保健衛生部 医療政策課TEL:096-364-3186096-364-3186 FAX:096-371-5172 メール iryouseisaku@city.kumamoto.lg.jp 担当課の地図を見る

臓器移植

-いのちへの優しさとおもいやり-

 

熊本市では多くの方々に臓器移植についての正しい知識の普及・啓発に努めています。

臓器移植以外に治療法がないため、臓器移植を待ち望んでいる患者さんが大勢います。
臓器移植はあなたの優しさとおもいやりによる臓器の提供があってこそなりたつものです。
臓器提供の意思は、臓器提供意思表示カード・シール、被保険者証や運転免許証の意思表示欄、インターネットで意思登録をするなどで示すことができます。これまでのカードなども今後も有効ですが、なるべく新しいカードに書き直して、ご家族にもご自分の意思を伝えておきましょう。

新臓器提供意思表示カード

出典:(公社)日本臓器移植ネットワーク
 

臓器提供意思表示カードは下記窓口で!
熊本市役所総合案内、熊本市保健所で配布しております。

このページに関するご質問及びご意見は、
熊本市保健所医療政策課までご連絡ください。



臓器移植のこと、          

知っていますか??



Q
臓器移植とは?
A
臓器移植は、重い病気や事故などにより臓器の機能が低下し移植でしか治療できない方と、臓器を提供してもよいという方とを結ぶ医療です。
健康な家族からの肺・肝臓・腎臓などの臓器の一部または片方の提供による移植を生体移植、亡くなった方からの臓器提供による移植を死体移植といいます。
死体移植には、脳死後の方からの臓器提供によるものと、心臓が停止した死後の方からの臓器提供によるものがあります。
Q
どんな臓器が移植のために提供できるのですか?
A
心臓や肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、眼球は脳死後、移植のために提供することができます。
また、腎臓や膵臓、眼球は、心臓が停止した死後でも、することができます。
Q
臓器移植はどのような流れでおこなわれますか?
A
臓器移植の流れ(図参照)

新臓器移植のながれ

出典:(公社)日本臓器移植ネットワーク
 
Q
手術の時間はどのくらいかかりますか?
A
摘出手術にかかる時間はご提供いただく臓器によって異なりますが、4~5時間程度です。手術開始からご家族のもとに、帰ってくるまでは5~6時間程度が見込まれます。
Q
遺体はどのような状態で家族のもとに戻ってくるのですか?
A
摘出手術の傷は胸から下腹部に残りますが、通常の手術傷と同様に、からだは礼意をもって丁寧に扱われ、傷口はきれいに縫合し、ガーゼやテープで覆い、手術創が直接目に触れないようにします。
Q
葬儀の際葬儀の際に顔を見られるから、眼球だけは提供したくないのですが・・・
A
眼球摘出後は、患者さんが使用するものと同様の義眼を装着させていただくため、外見上全く変化はありません。
Q
臨終の際に立ち会えず、お別れが十分できないのでは?
A
2回目の脳死判定の終了時刻が死亡時刻となります。ご家族とは、臓器摘出の手術前に病室でお別れをしていただきます。
Q
脳死判定後に家族の気持ちが変わり、臓器提供したくなくなった場合はやめることができますか?
A
ご家族内で意思の変化が生じた場合、または臓器提供を中止したいと思われた場合には、脳死判定後であっても摘出手術前であれば承諾を撤回することができます。
Q
平成22年7月17日の改正法施行で、何か変わったのですか?
A
法律改正前は、脳死での臓器提供の意思をご本人は書面で表示していなければ、脳死での臓器提供はできませんでした。このため、15歳未満の方からの提供はおこなえませんでした。
今回の法律改正により、ご本人の意思が不明な場合でも、ご家族の承諾があれば脳死での臓器提供が可能になりました。これにより、臓器を提供するという書面での意思表示ができない15歳未満の方も、ご家族の承諾によって脳死での臓器提供ができるようになりました。
Q
臓器はどこの病院でも提供できるのですか?
A
脳死で臓器が提供できる施設は、大学附属病院、日本救急医学会指導医指定施設、日本脳神経学会の定める専門医訓練施設(A項)、救急救命センターおよび日本小児総合施設協議会会員施設等、高度の医療を行う施設に限られています。
提供施設一覧: http://www.jotnw.or.jp/jotnw/facilities/01.html
熊本県内で公表されている脳死下臓器提供病院は、熊本大学医学部附属病院、熊本赤十字病院、国立病院機構熊本医療センターの3施設です。
Q
臓器を移植できる病院も限られているのですか?
A
臓器を移植できる施設も限られています。また、施設により移植できる臓器も異なります。
移植施設一覧:  http://www.jotnw.or.jp/jotnw/facilities/04.html
なお、熊本県内で公表されている移植病院は、腎臓は熊本大学医学部附属病院と熊本赤十字病院、肝臓は熊本大学医学部附属病院です。
Q
日本での臓器移植の現状はどうですか?
A
日本で臓器の提供を待っている方は、およそ12,000人です。それに対して移植を受けられる方は、年間およそ200~300人です。
詳しくは(社)日本臓器移植ネットワークホームページをご覧ください。( http://www.jotnw.or.jp


脳死のこと、知っていますか??




Q
脳死ってどんな状態?
A
脳死とは呼吸などを調節している脳幹といわれる部分も含めて脳全体の機能が停止して、元に戻らない状態をいいます。
脳死になると自力で呼吸をすることができません。人工呼吸器などの助けによって、しばらくは心臓を動かし続けることもできますが、やがては心臓も止まってしまいます。全死亡のうち、脳死になるのは1%未満です。
Q
植物状態とどう違うの?
A
植物状態は、意識はありませんが、呼吸などを調節する脳幹の機能が残っていて、自分で呼吸できることが多く、回復する可能性もあり、脳死とは全く違います。

脳死の例
                                                                 出典:(公社)日本臓器移植ネットワーク
Q
臓器摘出のときに麻酔薬などを使っていると聞いたことがあるけど、本人は痛みを感じているの?
A
脳死になると、痛みなどの刺激に対する反応もなくなりますので、痛みを感じることはありません。
臓器摘出手術時に血圧をコントロールする目的で吸入麻酔薬を使用されている場合があります。
脳死になっても、脊髄の機能は残っていますので、腱反射などの脊髄反射や、頚部以下の刺激により脊髄と運動神経を介して筋肉が動く脊髄自動反射が認められることがあります。これらの反射には脳は全く関与していません。臓器摘出手術の際に、体幹や四肢の筋肉が動くと手術ができないため、筋弛緩薬が使用されています。
Q
本当に意識が戻ることはないの?
A
脳全体の機能が停止している状態のため、意識が戻ることはありません。
「脳死と診断されてからも数ヶ月生きた、数年後に回復したという報道を見たことがある」「脳死患者が出産したという話がある」などの報道については、法律に基づいた脳死判定のような厳格な脳死診断を受けていないため、「脳死」といえない状態であった可能性があります。
Q
脳死になったら、死亡として扱われ臓器を提供されるの?
A
法的脳死判定はあくまでも脳死で臓器提供する場合に行なわれます。
脳死下臓器提供を行なわない場合は、法的脳死判定は行なわれませんので、死亡と扱われることはありません。また、臓器提供にはご家族の承諾が必要です。
Q
判定に医師のミスはないの?脳死ではないのに脳死と言われる危険性はないの?
A
臓器提供を前提とした脳死判定の方法は法律で厳格に規定されています。
・ 深い昏睡にあること
・ 瞳孔が固定し、一定以上開いていること
・ 刺激に対する脳幹の反射がないこと
・ 脳波が平坦であること
・ 自分の力で呼吸ができないこと
以上の項目の確認を経験が豊富で臓器移植に関係のない2人以上の医師によって行い、さらに6時間(6歳未満の小児の場合は24時間)以上経過後に同じ内容の確認をもう一度行ないます。
1回の脳死判定には通常2時間程度要します。
臓器提供を前提に法律に定められた脳死判定により脳死と判定された場合には法律上死亡となり、2回目の脳死判定の終了時刻が死亡時刻となります。


意思表示についての疑問・質問??

LM09_AK02008
                                                   出典:(公社)日本臓器移植ネットワーク

Q
どのように意思表示をしたらよいですか?
A
意思表示の方法は、主に3つあります。
(1)カードを持つ
「臓器提供意思表示カード」に記入して携帯してください。
(2)保険証、免許証に記入する
保険証、免許証の裏面に意思表示の記載欄が設置されたものの配布が始まっています。
(3)ネットに登録する
(社)日本臓器移植ネットワークの臓器提供意思登録サイトで国内での死後の臓器提供に関する意思が登録できます。( http://www.jotnw.or.jp
Q
病気などで自分の臓器は誰かにあげられるほど丈夫ではない場合、意思表示はどうしたらよいか。
(摘出した後で移植を断念したりしたら死体を刻まれたような気がします)
A
がんや全身性の感染症で亡くなられた場合には、臓器提供できないことがありますが、実際にはご家族から臓器提供の申し出をいただいた時点で、それまでの罹患歴を聞いたり、いろいろな検査をしたりして、提供ができるかどうか医学的な判断をおこないます。
意思表示カードには、過去や現在の健康状況や病歴にかかわらず、現在の意思を記入してお持ちください。
Q
提供する臓器を指定できますか?
A
臓器提供意思表示カードに記入する際に、提供したくない臓器があれば、その臓器に「×」をつけてください。なお、提供できる臓器は、それぞれ以下のとおりです。
  脳死後:心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球
  心臓が停止した死後:腎臓・膵臓・眼球
Q
意思表示をしていなかったら、臓器提供されてしまいますか?
A
ご本人の意思が不明な場合、家族の承諾で臓器提供が可能です。
意思を表示していないと、臓器を提供するかどうかは、ご家族が判断することになりますので、家族が悩んだり迷ったりしないように意思を表示しておくことが大切です。
Q
年齢制限はありますか?
A
臓器を提供する意思表示は15歳以上の方であればどなたでもできます。
提供しないという意思表示は15歳未満の方も有効です。
臓器を提供する場合、臓器提供適応基準では、おおよそ心臓50歳以下、肺70歳以下、腎臓70歳以下、膵臓60歳以下、小腸60歳以下が望ましいとされています。
しかし、この年齢を越えた方でも、医学的に提供が可能である場合もあり、実際に60歳代の方から心臓をご提供いただいた事例もあります。カードに記入した意思はいつ活かされるかわかりませんので、年齢に関係なく現在の意思を記入してください。
Q
親族へ優先提供したいのですが・・・?
A
臓器提供したい意思に加えて親族へ優先提供の意思を書面により表示しておく必要があります。
しかし、医学的な条件などで必ずしも親族に移植できるとは限りません。また、15歳未満の方は、親族への優先提供の意思表示もできません。
なお、移植を希望する親族の方は、事前に移植希望の登録が必要です。
・配偶者(婚姻届を出している方で、事実婚は含みません)
・子ども(特別養子縁組による用紙を含みます)
・父母(特別養子縁組による養父母を含みます。義父母は含みません)
Q
カードに臓器を提供しませんという項目があるのはなぜ?
A
臓器提供に関しては、提供したい意思も提供したくない意思も尊重されます。
昔の「ドナーカード」と違い、どの意思も表示できます。 臓器を提供したくないという意思も尊重され、その意思は残された家族にとって貴重な情報になります。
本人にもしものことがあった時、家族が判断に迷わないために、臓器提供について大切な家族とよく話し合い、意思を表示しておくことが大切です。
「臓器を提供しません」に○がついている場合、家族からの提供の申し出があっても、法的にその方からは臓器の摘出をすることができません。
Q
カードに記入するときに家族から反対されたけれど、意思表示カードを持ったり、意思登録をしてもいいの?
A
意思表示は、原則として各個人の自由意志によるものですので、登録は可能です。
ただし、万が一の際にその意思を尊重するためには、ご家族の承諾が不可欠です。ご家族と十分話し合ってみましょう。
Q
絶対に臓器を提供したくないのですが・・・
A
臓器を提供しない意思は、年齢に関わらず、口頭でも有効ですが、その気持ちがきちんと尊重されるためにも、カードに記入して持っておいたり、ネットワークの意思登録サイトに登録しておきましょう。
臓器を提供したくない意思を表示している場合は、ご家族からの提供の申し出があっても、法的にその方からは臓器の摘出をすることができません。
Q
健康なときと病気になってからでは提供の意思が変わるかもしれませんが・・・
A
一番新しい時点の意思が有効です。提供の意思が変わった時点で、カードを書き直し、ご家族にもご本人の意思を伝えておきましょう。


臓器提供意思表示カード記入方法

臓器提供意思表示カード記入例
                                                                                      出典:(公社)日本臓器移植ネットワーク
記入方法1

                                                                                       出典:(公社)日本臓器移植ネットワーク

STEP (1) 意思の選択
自分の意思に合う番号にひとつだけをしてください。
a)脳死後及び心臓が停止した死後に提供してもいいと思われている方は、1をしてください。
b)脳死後でも臓器提供はしたくないが、心臓が停止した死後は臓器を提供してもいいと思われている方は、2をしてください。(この場合、法律に基づく脳死判定を受けることはありません。)
c)臓器を提供したくないと思われている方は、3をしてください。[→STEP(4)へ
STEP (2) 提供したくない臓器の選択
12をした方で、提供したくない臓器があれば、その臓器に×をつけてください。
なお、提供できる臓器は、それぞれ以下のとおりです。
 脳死後 : 心臓・肺・腎臓・膵臓・小腸・眼球
 心臓が停止した死後 : 腎臓・膵臓・眼球

STEP (3) 特記欄への記載について
a)組織の提供について 12をした方で、皮膚、心臓弁、血管、骨などの組織も提供してもいい方は、「すべて」あるいは「皮膚」「心臓弁」「血管」「骨」などの記入ができます。
b)親族優先の意思について
親族優先提供の意思を表示したい方は、「親族優先」と記入できます。
STEP (4) 署名など
本人の署名及び署名年月日を自筆で記入してください。
可能であれば、この意思表示カードを持っていることを知っている家族が、そのことの確認のために署名してください。

このページに関する
お問い合わせは
健康福祉局 保健衛生部 医療政策課
電話:096-364-3186096-364-3186
ファックス:096-371-5172
メール iryouseisaku@city.kumamoto.lg.jp 
(ID:1643)
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