【基本合意事項について】
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【事務局】熊本市民会館ネーミングライツパートナーとの基本合意の共同発表を始めさせていただきます。
まず最初に、基本合意事項についてでございます。最初に呼称の発表をいたします。
幸山市長お願いします。
【幸山政史:熊本市長】「崇城大学市民ホール」であります。
【事務局】引き続きまして、基本合意事項の内容をご報告いたします。
ネーミングライツパートナーについてですが、学校法人君が淵学園さんです。次に、ネーミングライツ料ですが、年額1,500万です。契約期間は平成20年7月1日から平成24年3月31日までです。その他特典については、施設サイン掲出権。これは呼称表示による施設看板です。2番目が大ホール等における無償使用権、年間3日間。3番目が熊本市自主文化の冠協賛権、年間2事業。その他の特典につきましては、協議の上決定としております。
2月20日から3月19日まで募集をいたしまして、先般、先週の金曜日、4月4日に熊本市民会館ネーミングライツパートナー選定委員会が開催され、選定という次第になりました。以上が経緯です。
それでは、幸山市長よろしくお願いします。
【幸山政史:熊本市長】本日は中山学長もお見えでございますが、まずは私の方からお話させていただきたいと思います。
ただ今、事務局の方からこれまでの経緯、それから基本合意事項について説明があったところですが、熊本市民会館のネーミングライツパートナーといたしまして、学校法人君が淵学園さんに決定させていただきました。ここに君が淵学園、中山学長にお越しいただいておりますが、崇城大学の皆様方と共に、このような発表ができますことを大変嬉しく思う次第です。まずは、この場をお借りしまして、熊本市民会館ネーミングライツパートナーとして名乗りを挙げてくださいました君が淵学園の関係者の皆様方、そして、このネーミングライツパートナーの選定におきまして、ご協力をいただきました選定委員会の委員の皆様方を始め、関係者の皆様方に心から感謝を申し上げたいと存じます。
基本合意の内容でありますけれども、只今紹介もございましたように、ネーミングライツパートナーは学校法人君が淵学園さんで、呼称は、先程ご紹介をさせていただきましたが、「崇城大学市民ホール」。ネーミングライツ料は年間1,500万円、契約期間は平成24年3月末日までの約4年間とさせていただきます。
改めて申すまでもございませんけれども、熊本市におきましては、熊本市文化振興計画を策定いたしまして、市民お一人お一人が豊かな文化を享受し、真の豊かさを実感できる暮らしの実現を目指しているところでありますが、その中でも文化振興推進の拠点施設とも言える市民会館におきまして、ネーミングライツパートナー制度を導入する目的は、ネーミングライツ料の一部を活用いたしまして、本市の文化的土壌の更なる醸成を図ろうとする、市としての積極的な意思表明でもございました。
ネーミングライツパートナーの君が淵学園、崇城大学さんとは平成17年4月でございましたけれども、熊本市と崇城大学との連携協力に関する協定を締結させていただいているところであり、教育、文化、国際交流や産業振興及びまちづくりの各分野におきまして、交流連携事業を幅広く実施させていただいているところでございますが、そのような意味で今回、パートナーとしては、大変僭越(せんえつ)な言い方でありますけれども、申し分ないと考えておりまして、そして、「崇城大学市民ホール」という愛称、市民の皆様にもご理解とご賛同をいただけるものと考えております。今後とも、共に市民会館の管理運営や、そして、市民の皆様が文化芸術に触れる機会の充実に努めて参りたいと考えております。私の方からは以上でございます。
【事務局】それでは、中山学長、よろしくお願いいたします。
【中山峰男:崇城大学学長】崇城大学の学長の中山でございます。今回はネーミングライツということで、本学が応募をいたしましたけれども、今回ご承認をいただきまして、私どもとしても、大変感謝をしているところでございます。
ネーミングライツということにつきましては、昨年来、各方面で色々な施設が、そういうことをやっておられるということを承っておりましたけれども、熊本においても、そういったことが行われることになり、私どもとしても大変関心を持っていたところでございます。特に今回の市民会館というのは、今、市長様からもお話がありましたように、文化施設としては熊本の中核を成す施設でございます。大学としても、そこの一端に名前を連ねさせていただけるということになれば、大変、本学としても有難いと思っていたところでございます。
今回、本学がそういうパートナーシップという形で、一緒に名前を掲載させていただくということで、本当に感謝を申し上げているところでございます。
私どもは、先程お話がございましたように、平成17年4月から熊本市と提携をやっておりまして、その関係で市民会館が改修をされる時に外壁に本学の芸術学部に、何か彩りを加えて欲しいというお話がございました。そこで、外壁に本学のデザイン学科の森野準教授が、学生達と一緒にシルエットを掲載させていただきました。その時から市民会館については、本学としても非常に注目をしていたところでございます。
また、毎年10月には「くまもと水あかり」が開催されておりますけれども、この「水あかり」につきましても、本学の教職員が市民の方と一緒になって、まち興しをやっているわけでございます。しかも、この市民会館の前で行われるということもございます。そういった意味で、私どもは熊本市民会館に対して日頃から大変大きな親しみをもっている訳でございます。そういった点におきましても、今回、ネーミングライツということで、本学を採用していただいたということに、深く感謝を申し上げたいと思っております。以上でございます。
【事務局】それでは、ご質問をお受けいたします。