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熊本市民会館ネーミングライツパートナーとの基本合意記者会見

最終更新日:2008年6月12日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【基本合意事項について】

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【事務局】熊本市民会館ネーミングライツパートナーとの基本合意の共同発表を始めさせていただきます。
 まず最初に、基本合意事項についてでございます。最初に呼称の発表をいたします。
 幸山市長お願いします。
【幸山政史:熊本市長】「崇城大学市民ホール」であります。
【事務局】引き続きまして、基本合意事項の内容をご報告いたします。
 ネーミングライツパートナーについてですが、学校法人君が淵学園さんです。次に、ネーミングライツ料ですが、年額1,500万です。契約期間は平成20年7月1日から平成24年3月31日までです。その他特典については、施設サイン掲出権。これは呼称表示による施設看板です。2番目が大ホール等における無償使用権、年間3日間。3番目が熊本市自主文化の冠協賛権、年間2事業。その他の特典につきましては、協議の上決定としております。
 2月20日から3月19日まで募集をいたしまして、先般、先週の金曜日、4月4日に熊本市民会館ネーミングライツパートナー選定委員会が開催され、選定という次第になりました。以上が経緯です。
 それでは、幸山市長よろしくお願いします。
【幸山政史:熊本市長】本日は中山学長もお見えでございますが、まずは私の方からお話させていただきたいと思います。
 ただ今、事務局の方からこれまでの経緯、それから基本合意事項について説明があったところですが、熊本市民会館のネーミングライツパートナーといたしまして、学校法人君が淵学園さんに決定させていただきました。ここに君が淵学園、中山学長にお越しいただいておりますが、崇城大学の皆様方と共に、このような発表ができますことを大変嬉しく思う次第です。まずは、この場をお借りしまして、熊本市民会館ネーミングライツパートナーとして名乗りを挙げてくださいました君が淵学園の関係者の皆様方、そして、このネーミングライツパートナーの選定におきまして、ご協力をいただきました選定委員会の委員の皆様方を始め、関係者の皆様方に心から感謝を申し上げたいと存じます。
 基本合意の内容でありますけれども、只今紹介もございましたように、ネーミングライツパートナーは学校法人君が淵学園さんで、呼称は、先程ご紹介をさせていただきましたが、「崇城大学市民ホール」。ネーミングライツ料は年間1,500万円、契約期間は平成24年3月末日までの約4年間とさせていただきます。
 改めて申すまでもございませんけれども、熊本市におきましては、熊本市文化振興計画を策定いたしまして、市民お一人お一人が豊かな文化を享受し、真の豊かさを実感できる暮らしの実現を目指しているところでありますが、その中でも文化振興推進の拠点施設とも言える市民会館におきまして、ネーミングライツパートナー制度を導入する目的は、ネーミングライツ料の一部を活用いたしまして、本市の文化的土壌の更なる醸成を図ろうとする、市としての積極的な意思表明でもございました。
 ネーミングライツパートナーの君が淵学園、崇城大学さんとは平成17年4月でございましたけれども、熊本市と崇城大学との連携協力に関する協定を締結させていただいているところであり、教育、文化、国際交流や産業振興及びまちづくりの各分野におきまして、交流連携事業を幅広く実施させていただいているところでございますが、そのような意味で今回、パートナーとしては、大変僭越(せんえつ)な言い方でありますけれども、申し分ないと考えておりまして、そして、「崇城大学市民ホール」という愛称、市民の皆様にもご理解とご賛同をいただけるものと考えております。今後とも、共に市民会館の管理運営や、そして、市民の皆様が文化芸術に触れる機会の充実に努めて参りたいと考えております。私の方からは以上でございます。
【事務局】それでは、中山学長、よろしくお願いいたします。
【中山峰男:崇城大学学長】崇城大学の学長の中山でございます。今回はネーミングライツということで、本学が応募をいたしましたけれども、今回ご承認をいただきまして、私どもとしても、大変感謝をしているところでございます。
 ネーミングライツということにつきましては、昨年来、各方面で色々な施設が、そういうことをやっておられるということを承っておりましたけれども、熊本においても、そういったことが行われることになり、私どもとしても大変関心を持っていたところでございます。特に今回の市民会館というのは、今、市長様からもお話がありましたように、文化施設としては熊本の中核を成す施設でございます。大学としても、そこの一端に名前を連ねさせていただけるということになれば、大変、本学としても有難いと思っていたところでございます。
 今回、本学がそういうパートナーシップという形で、一緒に名前を掲載させていただくということで、本当に感謝を申し上げているところでございます。
 私どもは、先程お話がございましたように、平成17年4月から熊本市と提携をやっておりまして、その関係で市民会館が改修をされる時に外壁に本学の芸術学部に、何か彩りを加えて欲しいというお話がございました。そこで、外壁に本学のデザイン学科の森野準教授が、学生達と一緒にシルエットを掲載させていただきました。その時から市民会館については、本学としても非常に注目をしていたところでございます。
 また、毎年10月には「くまもと水あかり」が開催されておりますけれども、この「水あかり」につきましても、本学の教職員が市民の方と一緒になって、まち興しをやっているわけでございます。しかも、この市民会館の前で行われるということもございます。そういった意味で、私どもは熊本市民会館に対して日頃から大変大きな親しみをもっている訳でございます。そういった点におきましても、今回、ネーミングライツということで、本学を採用していただいたということに、深く感謝を申し上げたいと思っております。以上でございます。
【事務局】それでは、ご質問をお受けいたします。

【質疑応答:ネーミングライツ募集について】

【記者】平成19年の1次募集の時には関心を寄せておられましたでしょうか。
【学長】その時には、よく存じ上げておりませんでした。今回(2度目の募集で)、私どもとしては、初めてお話をいただいたということでございます。
【記者】具体的にどういったところに魅力を感じておられましたか。
【学長】そうですね。今言ったことが一つでございますけれども、もう一つはやはり、大学としてのPR効果ということもございます。1,500万という価値がPR効果としてどうかということで考えますと、私どもとしては、それ以上に効果があるのではないかなと思っております。ですから、そういった意味での魅力というものも感じているところでございます。
【記者】他県の施設でも色々とネーミングライツが決まっている所もありますけれども、他県の事例を事前にお話を伺ったりとか、実際どの位の効果があるんですかとか、そういう下調べみたいなことはされてらっしゃいますか。
【学長】特にはそれはしておりません。ただ、他所でそういったネーミングライツが行われているということで、どういった施設で、どういった企業さんがそれに参加しているかということについては、少し調査もいたしております。

【質疑応答:呼称の理由について】

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【記者】「崇城大学市民ホール」という名前を付けられた理由は、どういったところにありますか。
【学長】一つはやっぱり、崇城大学という名前を入れさせていただきたいということもございますし、もう一つは、市民という名前を入れるということで、熊本市民の方々と一緒に、今後もこの会館をサポートしていくということで、そういった名前にさせていただいたところでございます。勿論、これにつきましては、私どもが一つの権利は持っておりますけれども、承認するのは審議会のほうで承認されるという形になりますので、後は審議会側に下駄を預けるというような形になったと思います。
【記者】今後どのような施設になればと思っていらっしゃるか、また、今回のことを記念されての事業など、具体的なイベントを考えていらっしゃいますか。
【学長】特には、そういうイベントということは考えてはおりませんけれども、できましたら、大学の色々な行事をさせていただくと有難いなと思っております。
 昔、市民の方を対象に、本学の客員教授でノーベル賞をとった方がいらっしゃいますけれども、そういった方のノーベル賞フォーラムというものを、以前、熊本市民会館でやっておりましたので、そういったことを通じて、熊本市民の方々にも学術的な部分で、色々な情報を伝達できればと思っているところでございます。
【記者】この前の募集は企業がメインだったような感じがあるのですが、大学がネーミングライツを取得することを、市長はどのように思われますか。
【市長】大学の他都市での例もありますし、珍しいことではないと基本的には捉えています。それから、このネーミングライツパートナー制度といいますか、それ自身がいわゆる事業者といいますか、民間の団体なり事業者なり大学、それと市民の皆さん、それと私ども行政の三者のパートナーシップという意味におきまして、崇城大学さんは、先程、中山学長からもご紹介ありましたように、特にまちづくりの分野におきまして積極的に取り組んでいただいている。そういうところが、今回、手を挙げていただいてですね、決定をさせていただくということは、市民協働のまちづくりが更に深まるのではないかということで、大変感謝もしておりますし、そういう部分を期待しているものでもあります。
【記者】幸山市長に2点お尋ねいたします。まず一つ目は契約期間が7月1日からになっている理由、次にネーミングライツによって「崇城大学市民ホール」というふうに名前が変わったことで、例えば市民会館の外壁にそういう名前が入ることになるのかをお尋ねしたいのですが。
【市長】まず、契約期間が7月1日からに何故なったかということですが、手続きを経ていく中で、結果的に7月1日になったということであり、特別な事情というのは、私は知り得ておりません。後で事務局の方で何かあれば付け加えていただきたいと思います。それから、もう一点は何だったでしょうか。
【記者】例えば、市民会館のどこかに「市民ホール」という名称をいれるなどです。
【市長】それは設置する予定です。
【事務局】タイル貼りの外壁には予定されておりません。
【記者】幸山市長にお尋ねいたしますが、今回の市民会館へのネーミングライツですけれども、市民会館へ新たな呼称を付けることで、今後どのような効果を見込んでいらっしゃいますか。
【市長】効果というのでは、まず今回、金額を年間1,500万の4年間ということでありますし、私どもとしては、これをきっかけに更に文化の振興、発展に繋げていきたいというふうに思っています。今でも、市民会館におきまして、色々と自主文化事業に取り組んでいるところでありますが、更にそれを充実させていきたいというところが、まずございます。それから、先程のパートナーシップという意味、その波及効果という意味で、更に崇城大学さんを含めた市民協働のまちづくりに繋がっていくことを期待しています。
【記者】これをきっかけに他の施設にも、また、新たなネーミングライツを広げて行きたいとか、そういう部分についてはどうでしょう。
【市長】その思いはありますけれども、今のところ、次どこに取り組んでいくという具体的なものがある訳ではありません。
【記者】呼称についてなのですけれども、特に最初のほうは、これまで市民会館と言っていたのが、名前が変わって、「崇城大学市民ホール」となると、PR広報するときとかに間違って崇城大学の方に行ったりとか、そういう懸念があるかと思うのですけれども、そういうところのPRはどういうふうに考えられますか。
【市長】そこはスタートするまでにですね、どういう形かしっかりと周知はしていかなければならないと思っております。最初ですね、君が淵学園さんのほうからは「崇城大学文化ホール」という呼称で応募していただいたところでございます。そして、先程紹介した選定委員会の中で、先程申し上げた、市民とのパートナーシップという意味において、「文化ホール」というよりもやはり、「市民」という名前を入れたほうが良いのではないかという選定委員会での意見が出た訳であります。
 その結果を受けまして、崇城大学さんにご相談をいたしましたところ、その選定委員会の結果を受け入れていただいて、今回の名前に至ったということであり、冒頭申し上げた三者のパートナーシップといいますか、そういう思いを込めた名前だと思っていますので、そこに繋げていきたいと思っています。
【記者】実際名前は、今既に「市民会館」と設置してありますが、ここが「市民ホール」と変わるのですか。
【市長】設置はどこにすることになりますか(事務局に尋ねる)
【事務局】そういう感じに変わります。愛称でですね。ただ、条例上は熊本市民会館の名前は残ります。
【記者】見た目が変わるわけではないと。
【事務局】今、「熊本市民会館」としてありますが、そこが、「崇城大学市民ホール」という感じに変わります。
【記者】それは、いつからですか。
【事務局】7月1日がスタートです。
【記者】大学名がネーミングライツにくるというケースはありますか。
【市長】私が知る範囲では、「中京大学文化ホール」ですね。
【記者】それは市の施設ですか。
【事務局】市の施設で中京大学文化市民会館があります。
【市長】九州で大学名というのは確か無いと思います。市の文化施設では初めてということだそうです。九州内では。
【記者】(第2次募集に)応募したのは複数あったんですか。
【市長】今回は1社でございました。
【記者】合意したのは4月4日ということですか。
【市長】選定委員会の結論がでたのが、4月4日であります。そして、その委員会の結論をもって崇城大学さんとご相談をしたということであります。
【記者】最終的な決定というのは。
【市長】4月9日が最終的な決定になります。
【記者】募集期間を定めないということで今回募集されたかと思うんですけれども、2月20日から3月19日と書いてあるのですが、これはどういう意味になるのでしょうか。
【事務局】エンドレスという形で募集しておりましたけれども、2月20日に8社代理店にお越しいただいて、やはり代理店さんも色々お探しだったでしょうから、そういう意味で、3月11日にお電話で、19日で区切らせていただきますというお願いをいたしました。その結果、2月20日から3月19日までの約1ヶ月間でという形で標記をさせていただいております。
【記者】実際、募集というか応募されたのはいつになっているのでしょうか。
【事務局】申請書は3月5日付けでお出しいただいてますけれども、その前に申請書類のご相談があったものですから、それに1週間から10日位時間がかかりまして、3月11日前後に固まりましたので、代理店さんに、約1週間位でもう締めますというお電話を差し上げました。
【記者】代理店を通して応募されたという形になるんですか。それが、3月5日、一番最初の申し込みが3月5日ということですね。
【市長】第1次募集の時に、結果的に1社も応募がなかったということもありまして、第2次募集に当たりましては、募集期間を設けないということにしておりましたけれども、そういう中で、大変早い時期に応募していただいたということで、1ヶ月程度になりますが、そこで一応の締め切りをさせていただいて、選定委員会に諮ったという運びになります。
【記者】先程学長がおっしゃられていましたけれども、改修の時に芸術学部の方がシルエットを付けたと。で、今回ネーミングライツを取得されたということで、その外壁にデザインを残したりだとか、そういうことはしないのですか。
【学長】それはありません。工事期に、防護壁みたいな壁面で、よく工事をやっていらっしゃいます所に、最近はよく絵を描かれてますけど、それを市の方から何か絵を描いてもらえないかという話があったので、学生達がそこにシルエットを描いていったんですね。
【記者】それでは、市民会館の建物自体にデザインをするというのはないということですね。
【学長】はい、全くありません。
【市長】改修期間中にもご協力いただいておりましたし、あの場所が熊本城へのエントランスといいますか、入り口的な場所にもございまして、そういう中で、崇城大学ということで、お城がですね、ネーミングの中に結果的に入るということは、そういった意味では大変有難いといいますか、お城との繋がりということもご利用される方、市民の皆様方に意識を深めていただけるのではないかという部分も期待しております。
【事務局】他にご質問はございませんでしょうか。それでは、これをもちまして終了させていただきます。ありがとうございました。


(終了)

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