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市長とドンドン語ろう!(平成28年11月)※市政だより掲載版

最終更新日:2016年11月1日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp
市長とドンドン語ろう

市長とドンドン語ろう!

 


 熊本市民・川崎市民へのメッセージ対談風景
聞きたいことを市長にドンドン聞くコーナーです。

今回は川崎市(神奈川県)の福田市長と、熊本地震について語りました。

地震発生時の各都市との連携

大西市長
熊本市長 大西一史
 川崎市には今回さまざまなご支援をしていただいて、本当にありがとうございました。
 政令指定都市になっていたおかげで、そのネットワークで各都市から、ものすごく多くのご支援をいただきました。非常に心強かったですね。

 


 

福田市長
川崎市長 福田紀彦さん
 
 
 
 
 
 とんでもないです。わたしも今回の地震は、他人事とは思えなかったです。もしも川崎市で同じ地震があったら、どうなってしまうんだろうと思いました。応援に行った職員を集めて報告会をしたんですが、応援に行っているつもりが学ぶことが多かったと皆言っていました。
 

地域力の重要性

福田市長
福田市長
 川崎市から、避難所の応援に行った職員が口を揃えて言っているのが、そもそも地域や自治会の絆が強い避難所は、運営がうまくいっていて、避難所ごとに温度差がものすごくあったということでした。もしこの地震が川崎市で起こっていたら、もっと厳しいことになっていただろうと思ってます。
 
 
 
大西市長
大西市長
 
 
 
 
 
 
 阪神淡路大震災のときには、被災家屋からの救助の多くは近所の人によるものだったそうですね。大都市になるほど近所の人の顔が見えない場合が多い。重要なのは、まずは自分の命は自分で守るという市民力を高めることだと思います。事前の備えとして2~3日分の水・食糧は備えていた方がいいでしょうね。
 次に、自治会などの地域コミュニティ単位で助け合う地域力です。大規模な災害が発生した時には、迅速な避難所開設や救援物資の配給など、行政力を発揮するまでには時間がかかってしまいます。
 

 福田市長

福田市長
 なるほど。わたしも東日本大震災や防災週間など節目ごとに市民の皆さんに、家庭で備蓄をするようお声がけしてきました。しかし、なかなか個人では進まないのが現状なんです。行政の備蓄には限界があるので、皆さんで心がけをすることが大切だと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
大西市長
大西市長
 熊本市も自分たちで備蓄していた人たちの力で非常に助けられました。地震発生直後は、行政は無力に近かったと思います。ある避難所では、地域の皆さんが少しずつ食べ物を持ち寄って、炊き出しをしてしのいだとも聞いています。行政の支援が届くまでの間、地域住民の助け合いの気持ちが皆さんを救ったんです。
 

※川崎市とは…神奈川県にある人口約149万人の政令指定都市。熊本地震発生後から延べ約380人の職員派遣や中型ごみ収集車両・各種物資支援、本市への支援金2,000万円など多大なる支援をいただいた。

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