まちづくりに対する若者の意識向上を
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市民の方 |
まちづくりに関心を持つ若い人たちが少ないように感じます。勉強や部活で忙しくまちづくりまで意識が向かないのは、仕方がないのではないかと思います。しかし、将来の担い手となる若い人たちが、学生のときからまちづくりへの意識を持ってもらいたいというのが本音です。学校の授業の一環として、市役所や地域の方に来ていただき、学生を対象としたワークショップを開催するなどして、地域の課題を見つけたり、まちづくりの意識を高めるなどの方法はとれないでしょうか。
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熊本市長 大西一史 |
学校の授業の中でまちづくりのワークショップなどを行い、地域の課題や魅力について語り合ったり、地域が大事だということを教えるのは、自分が住む地域への理解が深まり、まちづくりへの意識が高まっていくことにつながるので非常に良いことだと思います。それを教育のプログラムの中に組み込むことができないか、教育長とともに協力しながら進めているところです。
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市民の方 |
私の住む校区ではいろいろなまちづくりを行ってきましたが、うまく運営できている自治会とそうではない自治会があり、かなり温度差があります。自治会長のなり手がほとんどいない自治会もあります。4月からまちづくりセンターが設置され、地域担当職員が配置されています。ぜひ、地域担当職員の方に地域にどんどん出向いてもらって、後継者が育ちやすいようアドバイスなどをしてほしいです。
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大西市長 |
自治会長など地域のさまざまな役職は負担が大きいため、遠慮する方が多いのではないかと思います。一方で、まちづくりにやりがいを持って一生懸命活動されている方もいらっしゃいます。地域で心地よく生活していくために、共助の精神を持ち、地域活動に参加しようとするのは大事なことです。これからも校区の中心となる自治会の皆さんとまちづくりセンターの地域担当職員が一緒になって、地域のまちづくりを進めていきたいと考えています。