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令和元年(2019年)5月23日 定例市長記者会見

最終更新日:2019年6月13日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長報告:「熊本ふれんず応援大使」の解任等について】

 

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

    • 会見に先立ち、昨日の報道について一言申し上げます。

      本市が「熊本ふれんず応援大使」に任命しておりました田口淳之介氏が、昨日、大麻取締法違反の容疑で逮捕されたとの報道がありました。

      本市としても事態を大変重く受け止めているところでございます。

      本市が任命している熊本ふれんず応援大使は、本市の農水産物や熊本地震からの復興を全国にPRする目的で任命しておりますが、今回の逮捕で本事業のイメージが著しく損なわれると考え、田口容疑者には、大使を辞めていただくべきと判断し、その旨を関係機関にお伝えするよう事務方に指示しました。また、5月29日に東京で開催を予定しておりました熊本食のPRイベントにつきましては、イベント自体を延期して仕切り直すこととし、あらためて農水産物のPRをしたいと考えております。

      今回の件により、市民の皆様をはじめ、本事業にこれまでさまざまな形でご協力いただいておりました関係者の皆様方に深くお詫び申し上げます。

【市長発表:分譲マンションの適正管理へ向けた取り組みについて】

 

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

それでは、会見に移らせていただきます。

はじめに、分譲マンションの適正管理へ向けた取組みについて発表します。

本市には、現在、分譲マンションが約750棟、35,000戸あり、そのうち約80棟が旧耐震の建物となります。今後10年間で、築30年を超えるマンションが全体の約6割を超えることになり、建物の老朽化や居住者の高齢化が進むことで管理組合の運営が困難になることが懸念されています。そこで、分譲マンションが管理不全な状態になることを未然に防止するため、お住いの方々の日常からのお困りごとをトータルでサポートする新たな取組みを開始します。

具体的には、担当課職員が直接管理組合を訪問し、お困りごとや管理運営などに関する相談をお受けするとともに、既存の支援制度のご案内や、適正管理へ向けた有意義な情報を提供する等の取組みを行います。また、この訪問を進めながら、管理規約の整備を予定されている管理組合の方々へはその支援として「管理規約整備の補助」を、さらに、マンションの耐震化を予定されている管理組合の方々へはその支援として「耐震化の補助」をご案内します。

これらの補助の本年度の受付は、6月5日(水)から7月末日までで、申込者多数の場合は8月2日(金)に抽選を行い決定する予定であり、来年度以降も継続する予定ですので、この機会にできるだけ多くの方々にご活用いただければと考えています。

【市長発表:滋賀県大津市の園児死亡事故を踏まえた対応について】

次に、本年5月8日の滋賀県大津市における園児死傷事故を踏まえた対応について発表します。

亡くなられた2名の園児に対し、心よりお悔やみ申し上げるとともに、重軽傷を負われた14名の方々の一日も早いご回復を願っています。

本市では、市内においてこのような痛ましい事故が発生しないためにも、同様の交差点について一斉点検を行うことといたしました。

点検期間は本年6月3日(月)から6月28日(金)まで、幹線道路を中心に1日の交通量が多く、歩道がある交差点を対象に実施します。また、警察庁並びに国土交通省からも本件への対応について通達があっていることから、本市の一斉点検に加え、国・県とも連携し、危険箇所の解消に取り組んでいきたいと考えています。

更に、市民の皆様からのご意見や情報提供についても、可能な限りお寄せいただきたいと考えていますので、市のホームページ等を通じ、追ってご案内させていただきます。

【市長発表:受動喫煙防止の取り組みについて】

 

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

次に、受動喫煙防止の取組みについて発表します。

このことについては、私自身の昨年の市長選挙のマニフェストでも掲げておりますが、今回、改正健康増進法の趣旨を踏まえ、本年7月1日から市施設での受動喫煙防止の取組みを強化します。

具体的には、

第一に、市の施設については、原則、敷地内禁煙とします。

第二に、市職員の勤務時間内禁煙を導入するとともに、職員の禁煙に向けた取組みの支援を強化することとします。

これらの取組みにより、市施設における受動喫煙をなくしたいと考えています。

愛煙家の皆様におかれましては、幼い子どもをはじめ様々な市民や来街者の方々の受動喫煙による健康被害を防ぐという趣旨を何卒ご理解いただき、この取組みにご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。

【市長報告:平成31年(2019年)4月1日時点での待機児童数について】

次に、本市の本年4月1日現在の待機児童数の状況についてご報告させていただきます。

本年は、前年を781人上回る2万2,031人からの申請があり、利用調整を行いました結果、前年を640人上回る2万1,487人に保育所の利用をご案内することができましたが、結果的に入所保留児童数が544人、そのうち6人が待機児童となりました。

主な要因として、子育てと社会参加の両立を目指す世帯の増加による申請数の伸びによるものと考えております。

これまで「保育の受け皿の確保」、「保育の担い手の確保」、「保育所入所業務の改善」を3つの柱に全力で取り組んでまいりましたが、今後、待機児童解消のため、幼稚園から認定こども園への移行の促進、既存の保育施設等の定員数増加の促進及び企業主導型保育事業所への開設に向けての技術的助言していくことで、現在の状況を少しでも変えていかなければならないと考えております。そして、何よりも保育を希望される方々の様々な利用ニーズに寄り添った、さらにきめ細かな支援、保育所とのマッチングを行い、安心して子どもを預けられる環境整備により一層取り組んでまいります。

なお、詳細については、この会見後に担当課からレクチャーさせていただきます。

 

【市長発表:熊本城ホール イベント・展示ホールのこけら落としについて】

 

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

最後に熊本城ホールの開業を記念した「こけら落とし」公演についてのお知らせです。

第1弾として、本年10月13日(日)にイベント・展示ホールにおいて開催される「こけら落とし」の公演者について、まずはこちらのビデオレターをご覧ください。

ご覧のとおり、第1弾の公演者はMAN WITH A MISSIONとなりました。先週18日に福岡で開催されましたライブ中に、熊本城ホールでの公演を発表されたと伺っておりますが、改めて私からご報告をさせていただきます。

MAN WITH A MISSION、通称マンウィズは、国内はもとより海外でも活躍されている5人組のロックバンドです。

マンウィズは、熊本地震からの復興を支援した「がまだせ熊本」というイベントで中心的な役割を果たされ、私達も復興に向けた活力や勇気をいただきました。

今回、1年半ぶりにご公演いただけるということで、私自身大変うれしく思いますとともに、あらためて心から感謝申し上げます。

また、今回の公演で持ち込んでいただく予定のステージについては、「がまだせ熊本」から市に寄贈していただけるということで、重ねてお礼申し上げます。

今後も、12月1日のグランドオープンに向け、段階的に開業していく会議室やシビックホールについて、第2弾、第3弾といった具合に、順次、発表させていただきたいと考えておりますのでご期待いただければと思います。

なお、令和最初の「熊本市成人式」ですが、令和2年(2020年)1月13日(月)に「熊本城ホール」で新成人の皆さんの門出をお祝いすることとしました。

現在、実施内容を関係機関等と協議しておりますので、詳細が決まり次第、市政だより等を通じてお知らせいたします。

                                               

私からは以上でございます。

 

【質疑応答:「熊本ふれんず応援大使」の解任等について】

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

 

 【記者】まず冒頭にお話された「熊本ふれんず応援大使」の解任についてなんですけれども、29日に予定していたイベントを延期される、中止ではなくて延期されるということだったんですけれども、これは次の開催までに新たに応援大使を任命して開催するという意向があるということでよろしいでしょうか。

 

【市長】すべてゼロベースで見直して延期するということでありますので、新たな大使をどうするかも含めて今は白紙の状態です。ただ、今回のイベントについては多くの全国の皆さんに熊本の新鮮な農産物をPRして復興に繋がるようにしていただきたいという思いを持って私たちは大事に企画してきたものであります。ですからそのことをきちんとお伝えするには一度ここは仕切り直しをしまして、新たな手法でPRを考えていきたいと思っておりますので、今回は対談等々も予定されておりましたのでまず延期をさせていただくということです。ただ熊本の美味しい農産物等については積極的にこれから私もトップセールスという形も含めてですけれどもPRしてまいりたいと考えております。

 

【記者】この件について、市長が昨日ニュースで最初に知られた時は率直な感想としてどのように感じられましたか。

 

【市長】本当に「まさか、嘘だろう」という感じですね。そういう報道が流れたということで、私もすぐ確認したんですけれども、こうしたイベントも控えておりましたし、昨年ご本人とお会いした時もとても誠実で一生懸命熊本の復興の応援をしたいという気持ちを伝えていただいたので、「まさかあの田口さんがこういうことで逮捕されることになるとは思わなかった」というのが率直な最初の印象です。その後「どうして」ということ、「非常に残念だ」ということ、もしこれが事実であればしっかり反省して立ち直るようにしてもらわなければいけないなと思いました。また、そういうことからは非常に縁遠い方だと思っていましたので、何と表現したらいいでしょうか、非常に残念です。私は今回「熊本ふれんず応援大使」ということで任命する中で、我々もいろいろな形で著名な方に支援をしていただいておりますので、皆さんの善意をありがたくいただきながらこれまで復興にあたってきました。行政として、こうした皆さん方とのコラボレーションについては今後いろいろな形で検討していかなければならないと改めて思いました。市民の皆さんが「熊本市に対してマイナスイメージになったよね」と思われるのが辛い、残念であるということで、そういう意味で先ほどお詫びを申し上げたわけでありますが、私としても大使に任命させていただいた責任の一端も感じておりますし、イメージを回復するためにもしっかり努力していかなければいけないと感じているところです。

【質疑応答:滋賀県大津市の園児死亡事故を踏まえた交差点の安全確認について】

【記者】滋賀県大津市の事故を踏まえた対応について伺いたいんですけれども、交差点の安全点検ということですが、具体的にどういったポイントが点検の対象になりますか。

 

【市長】大きく報道もなされて社会的にも課題を投げかけた、大変傷ましい事故だったと思っています。国や県が今協議をしているということでありますから、国や県との整合を図る必要もありますけれども、まずは市民の皆さん、道路利用者の方々の安全性の確保というのは熊本市にとって急務でありますので、改めてこういった傷ましい事故が絶対に繰り返されないようにするために、可能な限り早く点検をしていこうということであります。点検箇所ということになりますが、警察庁の通達等では過去5年間でお子さんたちが当事者となった交差点での重大事故が発生した箇所を基本にしているということと、具体的な箇所については現在熊本県警において選定されていると伺っておりますけれども、本市も合同で点検を行っていくことになりますので、引き続き熊本県警、河川国道事務所、県市道路管理者、県市の教育関連部署等で連携を図っていきたいと考えております。独自で我々が行う箇所数は現在集計しており、国道・県道・市道の幹線道路のうち1日の交通量が概ね1万台以上である、それから歩道がある信号交差点を点検する見込みとしております。何故そのような箇所を点検するのかということですが、滋賀県でも同基準の点検をされるということでありますけれども、そういった必要性があるということ。具体的には幹線道路は走行速度が速いということ、信号交差点には歩道や横断歩道が設置されていまして、横断する歩行者等が滞留しています。車両逸脱に伴って重大な事故に繋がる可能性が高いという認識で、そうした箇所を緊急で点検するということです。一方で、夜間に自転車が例えば防護柵等に追突しないよう視認性を確保するとか、総合的に道路照明灯が設置されている幹線道路等もしっかり見ていかなければいけないと思っています。危険箇所、これは警察や行政が把握あるいは確認している箇所のみならず、市民の皆さん方が「ここはちょっと危ないから注意してほしい」ということが土木センター等や関係の窓口にも寄せられることがありますので、例えば本市はLINE等を活用して市民の皆さんに情報提供をさせていただいているんですが、今後は行政において把握すべきところ、また市民の皆さんからのご意見も踏まえて、できるだけ安全な交差点あるいは道路の利用者にとって今の危険をできるだけ排除していきたいと考えているところです。 

【質疑応答:熊本城ホール イベント・展示ホールのこけら落としについて】

【記者】こけら落としですが、この他にはどんなことを予定されていますか。可能な範囲でお願いします。

 

【市長】まずはMAN WITH A MISSION(以下、マンウィズ)がライブをされるということでありますが、これは1階部分のイベント展示ホールで開催するということでございます。今後のことについては順次発表させていただきたいと思いますので、今の段階では申し上げられませんが、いろいろな催事が今後、展示ホール、2階のシビックホール、会議室でもいろいろなことがあると思いますが、最上階のメインホール、順次それぞれ環境が整い次第いろいろな公演をやっていきたいと思っていますので、段階的にとしか今の時点ではお答えできないということでお許しをいただきたいと思います。ただ、10月13日はラグビーワールドカップの熊本大会とちょうど同じ日でございまして、マンウィズは、スーパーラグビーに参戦しています日本のプロチームであるサンウルブズのオフィシャルサポーターということで、今シーズンを含めて4期連続サンウルブズの公式テーマソングを提供され、ラグビーに対して熱心であるということもあって、熊本城ホールの外になりますけれどもファンゾーンを設置する計画をしているところであり、ちょうど試合と、パブリックビューイング等でご覧になる方も含め、盛り上げる相乗効果に繋がるのではないかと思っています。マンウィズにはステージも寄贈していただけるということで本当にありがたいことで、復興の支援とラグビーを盛り上げるという2つのミッションで頑張っていただきたいと期待しています。今後については順次お知らせしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

【記者】音楽イベント以外ではどんなものがありそうですか。

 

【市長】私が今伺っているのはいろいろあるんですが、公表は主催者側のことがありますので、そのタイミングが来ればということでありますが、例えば会議であるとか学会系のイベントも入っておりますし、長期間の展示ホールを使ったイベントもあるように伺っています。内容については主催者の皆さん方の発表をお待ちしたいと思っておりますが、かなり多くの皆さん方から熊本城ホールに注目していただいて、こういうイベントをしたい、ああいうイベントもこれから考えているということでお声をいただいているところですので、多くの市民の皆さんに集っていただけるように、また全国からもお客様が来ていただけるように全力で頑張っていきたいと思っております。

 

記者】最後に、マンウィズでは何人くらいの来場を予定されていますか。

 

【市長】この前の「がまだせ熊本」では何人くらいだったんですかね。

 

【事務局】2万5,000人です。

 

【市長】2万5,000人というくらいの非常に動員力のあるバンドです。ですが、熊本城ホールの1階の展示スペースというのはスタンディングでやる場合に数千という規模でありますので、1,000~2,000くらいの規模になるんではないかと思っておりますけれども、そこは関係機関等々と調整をしながらチケットの売り出しをされると思いますので、大体そのくらいの規模であると。ただ本来は数万の規模の方がいらっしゃるような非常に人気の高いバンドであるということです。

【質疑応答:「熊本ふれんず応援大使」任命の経緯及び解任の日付等について】

【記者】応援大使のことで2点確認させてください。昨年お会いした時というお話がありましたが、これは市内で昨年9月にあったトークイベントのことですか。

 

【市長】そういうことです。

 

【記者】その時何か違和感があるなとか、そういうことはありましたか。

 

【市長】全くありませんね。非常に好青年だなという印象を持ちました。

 

【記者】大使の任命なんですが、これは誰かからの推薦があったとか、何か伝手(つて)があったとかということはありますか。

 

【市長】田口容疑者が大使になった経緯でありますが、本市が復興支援プロモーション事業の委託をしております熊本ネクストソサエティ株式会社という会社がございます。そこを通して熊本ふれんず事業をPRするにあたって協力してもらえる人物がいるということでご紹介を担当の方が受けたと聞いております。事前に入手した情報では熊本に知人がおられて頻繁に熊本にも来られて熊本に詳しく、買い物やいろいろな産品も熊本産を選ぶということで熊本のファンであるということが分かったということ、たまたま熊本地震の時にいらっしゃったということもあってボランティア活動や支援活動にも熱心に取り組んでおられたということ、それから受託事業者から田口容疑者の方に熊本市の食を通じて熊本を応援するプロジェクト「熊本ふれんず」というものがあるよということで情報を伝えたということでありますが、ぜひ熊本地震の復興のお手伝いをしたいと強い気持ちをいただいたということもあって、これまでの彼の活動実績、熊本への熱心な愛情や復興支援への熱意、またその発信力にも着目させていただいて「熊本ふれんず応援大使」の任命をさせていただきました。経緯としてはそういうことでございます。

 

【記者】今、発信力と言われましたがインスタグラムとかで既にいろいろ発信してくれていたということですか。

 

【市長】そうですね。

 

【記者】田口さんの件でさっきお辞めいただくとお話されたと思いますが、それは市が解任されるということですか。何日付ですか。

 

【市長】そうです。今日をもってということで、関係機関の皆さんにお伝えするように私から指示をしたということです。

【質疑応答:受動喫煙防止の取り組みについて】

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

 

【記者】受動喫煙の話なんですけれども、改正健康増進法で役所等は禁煙になるというのはそこに合わせてということだと思うんですが、方針の中で市職員の勤務時間内禁煙というのは、これは完全なルール化してということですか。これは法律ではなくて市の独自のルールということですか。

 

市長】そうですね。勤務時間内の喫煙ということに関して、健康増進法の趣旨から言っても、それを推進する自治体の責務としても、勤務時間というのは望ましくないと考えておりまして、既に福岡市とか他の自治体でも複数の箇所で勤務時間内の禁煙に対応されております。職員の中に愛煙家がいることも分かっておりますし、禁煙して13年になる私自身もかつてはヘビースモーカーでありましたが、席を立ってどこかにたばこを吸いに行くことになりますので勤務時間内は相応しくないと判断しているところでございます。ですのでこの会見の後、通知をいたしまして職員には対応していきたいと思います。一方で、それだけではなくて禁煙に向けて頑張ろうという職員、これは健康診断等々でもある程度職員の禁煙状況を把握された部分がありますので、そうしたところへの支援・指導を行ったり、例えば福利厚生事業の中でそういったプログラムを導入することも検討しているところです。

 

【記者】禁煙を支援するための取り組みなんですけれども、例えば病院に通院する時に1~2万円くらいの費用がかかると思うんですけれども、そういう費用面を負担したりということでしょうか。

 

【市長】例えば禁煙外来に要した経費の一部の支援策として、職員厚生会というのがあって、そこの中の選択型の福利厚生サービスメニューがありますので、そこに追加をするということで検討しているということです。それ以外には研修を行ったり、面接による支援を行ったり、啓発をしたり、ということでございます。直接的にはそういう禁煙外来を利用した経費の一部支援については職員厚生会のサービスの中に追加するということです。

 

【記者】入口に設置してある喫煙所については、どのようになるのでしょうか。

 

【市長】もちろん敷地内全面禁煙ですので撤去します。

 

【記者】議会棟の扱いはどうなるのでしょうか。

 

【市長】議会棟については、議会での方針決定をしていただければなりませんので、私から議長宛に文書を発出させていただいて要請させていただいております。

 

【記者】もう出してあるのですね。

 

【市長】そうです。行政棟とは異なる取り扱いになるものですから、議会に対しては5月16日に市長名で市議会議長宛て文書を提出させていただいて、受動喫煙防止に向けた積極的な取り組みをお願いしたというところでございますので、後は議会の方でどうご判断されるかということでございます。

 

【質疑応答:「熊本ふれんず応援大使」の任命日及び報酬等について】

【記者】田口容疑者の件ですが日付の確認で、任命は昨年9月何日付でしょうか。

 

【市長】昨年の9月11日付です。 

 

【記者】資料が無くて恐縮なんですが、都内で開かれる29日のイベントですが、田口さんは出席される予定だったんでしょうか。何をすることになっていたんでしょうか。 

 

【市長】熊本の農産物をPRするためのイベントです。後程それは担当課の方から資料はお渡しさせていただきます。

 

【記者】知人と頻繁に訪れていたという、知人がいて頻繁に訪れていたという、これは小嶺さんのことでしょうか。小嶺さんがいるからよく一緒に帰省していたという認識でいいでしょうか。

 

【市長】そういうことだと思いますけれども。そのように認識しております。

 

【記者】熊本ふれんず応援大使は、報酬は確か以前聞いた時にゼロと聞いていたんですが、それは間違いないでしょうか。

 

【市長】ボランティアという形でやっていただいております。ただ、復興支援プロモーション事業として熊本ネクストソサエティ株式会社に業務委託を行っておりまして、大使の任命にあたって基本的にはボランティアで無償での活動をお願いしているところなんですけれども、熊本市内でのイベントと東京で行った任命式の交通費等はそういった必要経費相当額が委託料の中から支払われているのではないかと考えております。

 

【記者】予定されていた東京でのイベントが延期するということですが、それについてのキャンセル料等は発生するんですか。

 

【市長】今承知はしておりませんけれども、仮に発生した場合は適切に関係の方々に求めていって市民の皆さんにご迷惑をかけないようにするのが基本だと考えております。

【質疑応答:熊本城ホールのこけら落としとラグビー大会が同日開催されることについて】

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

 

 【記者】先ほどのマンウィズの件なんですけれども、市長も言われた通りこの日は13日がラグビーの試合の日で、しかもどちらも夜なんですが、市長はラグビーの大会とこけら落としは両方参加される予定ですか。

 

【市長】今まだ特段そういう調整はしておりませんので、これから日程は調整すると思います。

 

記者】ラグビー関係者の中では、折角ラグビーでみんな盛り上がろうというのになぜ同じ日にしたんだろうというご意見もあるんですけれども。

 

【市長】これは利用されるアーティストの方々の日程の都合もおありでしょうから、我々が主体的にその日を決めたということだけではないということです。ただ、時期的にはラグビーとの相乗効果を上げるということ、ワールドラグビーの方はチケットを登録して皆さん方購入されるということでありますので、ある意味では層が広がると考えております。要は、音楽に興味がある方もラグビーということで一つきっかけに盛り上がることにも繋がっていきますから、ファンゾーンの賑わいにも繋がるのではないかなと考えています。全ての方が競技場に入れるわけではないので、楽しみ方というのは競技場以外でも楽しめるようにということで、多彩なイベントが開催されることが経済の波及効果に繋がると思っておりますのでポジティブに受け止めております。

【質疑応答:熊本城ホールで開催される来年の成人式について】

【記者】熊本城ホールに関連してなんですけれども、(来年の)1月13日に成人式が行われるということなんですが、分かる範囲でいいので、熊本城ホールで成人式をするにあたっての演出であったりとかはありますか。

 

【市長】まだ特段考えておりません。これから検討していきたいと思います。ただ今まで会場としていた熊本市の総合体育館では式典会場となる大体育室というところでやっていたんですが、仮設の演壇でパイプいすを並べて約2,000人を収容できるということだったんですが、皆さんも取材等々でご理解いただけると思いますが、外に多くの新成人の皆さんがいらっしゃって全ての皆さんが中に入るということではない。これはキャパの問題もあるということであります。熊本城ホールでいきますと2,000人ということではなく、4階のメインホールが2,300人、2階のシビックホールでも約1,000人を収容できるということで、これまでより多くの新成人の皆さんを会場内に入っていただくことができ、今後は新しい施設で新成人を迎えられることは記念すべき時だと思いますので、新たな演出も含めて検討し発表して、多くの皆さんを市民と共にお祝いできるような日にしたいと思っております。

 

【記者】ちなみに体育館から、会場を変更するのは何年ぶりくらいですか。

 

【市長】熊本地震の直後は使えませんでしたので、アクアドームで1回行ったことがございます。それ以外は担当課から後程説明させていただければと思います。

【質疑応答:「こうのとりのゆりかご」12年目の受け止めと慈恵病院との今後の連携等について】

【記者】まだ昨年度の利用者数は出ていないですけれども、ゆりかごの12年目の受け止めと慈恵病院が言われている代理出産を導入したいということで、意見交換なり協議なりを今年度どのようにしてするのかを教えていただければと思います。

 

【市長】こうのとりのゆりかごについては、先日慈恵病院の方で記者会見されております。今後5月27日に正式に発表するということでございます。今慈恵病院と内密出産について意見交換させていただいておりますが、昨年から担当部署が意見交換を行っておりまして、次は7月に慈恵病院との意見交換を行う予定としております。これまでの昨年1年間の利用状況が27日に発表されるものも踏まえて、先日国の調査研究が公表されたと伺っておりますので、こうしたものも踏まえて意見交換を行うということでございます。国の方は、妊娠を他者に知られたくない女性に対する海外の法制度に関する調査研究というものを実施しております。調査結果については担当課で把握しておりますので、後程お聞きいただければと思っております。私自身も、妊娠・出産に一人で思い悩んでいる方々がいらっしゃることによって(ゆりかごの)利用があっているということで重く受け止めております。こうしたものを利用するのではなく、事前に相談していただくことが極めて重要だと思っておりますので、病院とも連携して我々の相談窓口等々も充実させながら、国や県、関係団体とも連携をして、赤ちゃんの遺棄事件に繋がらないように体制を整えてまいりたいと考えております。

 

【質疑応答:応援ふれんず事業の今後の見通し等について】

【記者】応援ふれんず事業について、先ほど一度仕切り直しというお話がありましたが、今後は応援ふれんず事業としてはそのまま名称も含めて継続ということですか。

 

【市長】そういったことも含めて一度検討しなければいけないと思っておりますが、ネガティブなイメージがついてしまいましたので、一度いろんなものをゼロベースで見直す契機ではないかなと思っております。ただ、先ほども申し上げました通り、我々が農水産物を積極的にPRして熊本を元気にしていこう、農業者の皆さんが生きがいを持って頑張ろうというようないい循環に繋げていきたいと思っておりますので、農水産物をPRするということに関しては先日すいか等々を贈呈していただいたように、私自身もいろいろな取り組みをしていますのでそういった形を継続するとか、手段については考えたいと思います。事業自体全てをなくすということではなくて、これは予算化され事業化されていますので、より良い形にするための仕切り直しをする、その検討する時間が必要だということです。

 

【記者】大使の方は他にいらっしゃらないですね。

 

【市長】いらっしゃいません。お一人だけでした。そういう意味では昨年でしたのでこれからいろいろと考えておりましたが、そういったものも含めて今一度白紙に戻してやらざるを得ない状況になったということです。残念ですけれども、熊本の美味しい農産物を全国に届けたいという本市としての取り組みはしっかり続けていかなければなりませんので、改めて気持ちを切り替えて頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします。

【質疑応答:待機児童ゼロが達成されなかったことへの受け止め等について】

【記者】待機児童のことについて、市長が就任されてから3年連続待機児童ゼロだったんですけれども、今回待機児童ゼロが達成されなかったということについて、市長が最初に当選された時の大きな公約の目玉だったかと思いますが、これについてどう受け止めているのかもう一度お聞かせいただきたいのと、もう一つは、これの一つの要因が10月からの保育無償化があると思いますが、国会内で今消費税の引き上げについても慎重な声が与党内でも出ていますが、基礎自治体の長としてどのようにその議論を受け止めているのか、その2点をお願いします。

 

【市長】待機児童はゼロということと、私のマニフェストにおいては「潜在的待機児童」ということで保留児童も含めてできるだけそういった児童数を減らしたいということで、私が就任した時が800を超える数(正確には保留児童数が801人で、うち待機児童数が397人)があったということもありまして非常事態を宣言したのが、平成27年5月15日だったのではと思いますが、そこを契機に3年間はゼロということになりました。これは受け皿をしっかり作っていったこと、それからニーズのマッチング、区役所等で保健こども関係の窓口が一生懸命お母さん方との斡旋を調整したということもあって、またシステムを導入してスマートフォン等で問い合わせができるようなことも取り組みさせていただきましたので、そういったこともあって待機児童がゼロ、保留児童も減少してきたということでございます。一方で、今回待機児童が多くなったということに関しては、6人ということで、先ほどの発表の中でも「希望者が増えた」ということについては、保育無償化を期待して申し込まれた方も多かったのではないかと思っております。ただ、国の制度如何に問わず、今共働き世代が増えているという中でそういったニーズは高まっていると感じますので、我々は引き続き保育所の整備、環境を整えるということ、受け皿は平成27年から平成30年度にかけて約4,500人程度の定員が増えています。今年の4月には225人の定員増ということもあって、そういった意味では受け皿作りは一生懸命やってきたつもりですが、それを上回る申し込みがあっているという状況でありますので、国の制度とも連携をしながらこれから対応していきたいと思っております。他の都市、基礎自治体が待機児童については受け皿の責任を負う部分が多い訳ですので、国に対しては指定都市市長会等を通じて、今の保育の現状、現場のいろいろな困難な点、制度をいろいろな形で支援していただきたい点、こういったことは国への意見具申や提案・要望を行っていきたいと考えております。

 

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