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平成28年10月28日 定例市長記者会見

最終更新日:2016年11月8日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

【市長発表:三笠宮崇仁親王殿下のご薨去について】

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

会見に入ります前に、三笠宮崇仁親王殿下のご薨去の報に接し、熊本市民を代表いたしまして謹んで哀悼の意を表します。突然のご訃報に接し、悲しみの念に堪えません。殿下は、戦中・戦後の厳しい時代を乗り越えてこられたご経験から、国の平和や文化発展のために、レクリエーションやスポーツなど、私たちに身近な分野において、多大なるご貢献をなさってこられました。皇室をはじめ、ご近親の方々の深いお悲しみを拝察申し上げますとともに、三笠宮崇仁親王殿下の御霊の安らかなることを市民とともにお祈り申し上げる次第でございます。なお、弔問記帳所につきましては、昨日より当分の間、各区役所の1階ロビーに設置をしておりますので、謹んでお知らせいたします。


【市長発表:消防団が保管する「災害時要援護者名簿」の紛失について】

次に、昨日関係部局から記者会見させていただきました、個人情報の不適切な取り扱いについて、市長として改めてお詫びを申し上げます。本件は、地震や風水害などの自然災害において、避難行動の支援や安否確認等に活用するための「災害時要援護者名簿」を、保管している全消防団のうち2分団が紛失したものでございまして、現在のところ、紛失した個人情報による被害は確認されておりませんが、このような事態となったことを市長として大変重く受け止めておりまして、市民の皆様並びに関係者の皆様に深くお詫びを申し上げます。 今回の問題が生じた背景には、個人情報保護の重要性に関する認識の甘さ、また組織的な管理体制が不十分であったことが要因にあると考えておりまして、今回の事案を踏まえ、個人情報保護に対する意識を徹底させるとともに、管理体制の強化を図ることで再発防止に努め、市政の信頼回復に全力で取り組んでまいりたいと考えております。なお、本件発生に伴い、市職員になりすました電話や訪問も考えられますことから、対象者の皆様方へは消防局職員が身分証明書を着用の上、ご自宅を訪問いたしますので、十分ご注意いただきますようよろしくお願い申し上げます。

【市長発表:職員の飲酒運転による懲戒処分について】

次に、去る10月21日付けの飲酒運転を行った職員に対する懲戒処分について、改めてお詫びを申し上げます。本市では、昨年12月に『懲戒処分の指針』を改正した際、飲酒運転についても厳格な処分を行うことを示すとともに、職員への周知徹底を図り、再発防止に取り組んでまいりました。本件は、そのような中、6月24日の飲酒による懲戒処分を受け、全職員に再度注意喚起を行った矢先の6月30日に発生したものであり、公務員としての倫理意識が欠如していると言わざるを得ず、市民の皆様へ深くお詫び申し上げます。不祥事根絶に向け全庁的な取り組みを進めている中での出来事であり、全職員で危機感を共有するため、コンプライアンス委員会にて、熊本市飲酒運転撲滅宣言並びに各職場での飲酒のルールの遵守を再度周知徹底させることといたしました。市民の皆様からの信頼回復に向け、引き続き根気強く職員の意識改革を進めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

【市長発表:被災者の生活再建支援体制の変更について】

それでは、会見に入らせていただきます。本日は、発表項目が1点と、お知らせが2点ございます。まず、被災者の生活再建支援体制の変更についてお知らせをいたします。被災者の生活再建支援につきましては、これまで復興部が中心となり、応急仮設住宅及びみなし仮設住宅等に入居する被災者の見守りをはじめ、生活及び健康の訪問相談を行う地域支え合い事業や、義援金等の申請受付を行う総合相談窓口の運営を行ってまいりました。今回、この支援体制を見直し、これまで以上に被災者に寄り添った支援体制とするため、これらの事業を担う人員を、11月1日から各区の福祉課に配置することといたしました。このことにより、被災者の生活再建支援を被災者により身近な各区で行うことができ、既存の福祉サービスへのつなぎや、あるいは仮設住宅のコミュニティ作りのコーディネートなど、総合的な支援をスピーディに行えるものと考えております。また、復興部におきましては、被災者の生活再建支援に関する事業の総合調整等の機能を引き続き担っていくこととなります。なお、詳細につきましては、会見後、担当課からご説明差し上げますので、よろしくお願い申し上げます。

【市長発表:「あなたが創るくまもと 復興ミーティング ’16」の開催について】

次に、市民の皆様と熊本地震を振り返り、今後の地域防災や復興まちづくりをともに考えるため、平成28年11月23日(水)に「あなたが創るくまもと 復興ミーティング ’16」を開催しますのでお知らせいたします。今回のイベントは、午前と午後の2部構成となっており、午前の部では、クロスロードという防災カードゲームの体験会を開催し、午後の部では、福島県相馬市から立谷市長をお招きし、基調講演、並びにシンポジウムを行う予定といたしております。クロスロードには実際に私も参加して、市民の皆さんと一緒に災害対応時のジレンマを体験し、様々な意見や価値観を共有したいと考えております。また、シンポジウムでは、立谷市長から東日本大震災の際にどう対応したのかということや、震災後の復興に向けた取り組みついて講演していただきまして、さらに、その後のトークセッションでは、私も参加して熊本地震を振り返り、これからの熊本の防災・復興について語り合うこととしております。東日本大震災と熊本地震という2つの震災の経験を通して、これから熊本市が何をしていくべきか、また、私達市民一人ひとりに何ができるのか、一緒に考えていく機会にできればと考えておりますので、是非多くの皆様にご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。なお、詳細はお手元の資料にてご確認をお願いいたします。

【市長発表:復興城主制度の開始について】

 次に、先般から新聞報道等でも大きく取り上げられておりますが、いよいよ来月1日から復興城主をスタートいたします。この制度は、多くの皆様から再開を望む声をいただいておりました一口城主制度に代わり、新たに復興城主制度として創設するもので、熊本城の復旧復元に1回1万円以上のご寄附をいただいた方を復興城主として、城主証や城主手形の交付をはじめ、城彩苑湧々座2階に設置するデジタル芳名板にお名前を掲出いたしますほか、ご来熊いただきました復興城主の皆様には城主限定のブックレットを贈呈するものでございます。

 

 

市長記者会見の様子市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

 まず、城主証はこういう形のものでございまして、しばらくは仮ということで本物の物が2,3カ月かかると思いますので、仮の城主手形を発行させていただきまして、その後に正式な城主手形をお送りするということで考えているところでございます。城主証のサンプルは今はございませんが、今までの一口城主証と同じような形になると思います。それから、これがデジタルサイネージで城彩苑に設置するデジタル芳名板に表示をするのが、こういう形で熊本城がありましたら、お名前がここに入るというようなことでございます。それから復興城主の皆様には城主限定のブックレットということで、これは写真家の方やコピーライターの方が善意で作っていただいたものでございますけれども、被災前の様子を写したもの、被災した後の様子も一緒に写してあるものでありますけれども、こういうブックレットを差し上げて、「たった一つの熊本城、きっと立ち直る熊本城」というコピーを付けていただいておりますけれども、非売品でございますが、こういったものをご来熊いただきました皆さんには差し上げるということでございます。

さらに今回は、制度のスタートを飾る特別な特典といたしまして、人気漫画「ワンピース」のオリジナルグッズ、クリアファイル、ポストカード、ステッカーの3点を1セットといたしまして、先着1万セット限定で贈呈をさせていただきます。

 

 

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

 

これがそのサンプルでございますけれども、クリアファイルの表面がワンピースの尾田栄一郎先生に書いていただいたもの、裏が熊本城の写真、ステッカーとポストカードということでございます。

このオリジナルグッズにつきましては、本市出身の漫画家で「ワンピース」の作者であります尾田栄一郎先生が、熊本の復興支援のために描き下ろしたイラストを使用して作成した大変貴重なオリジナルグッズとなりますので、是非この機会に多くの皆様からの復興城主へのお申込みをお願い申し上げます。また、現金でのお申し込みにつきましては、熊本城総合事務所及び桜の馬場城彩苑「湧々座」1階で受け付けます。受付時間は、熊本城総合事務所は、午前8時30分から午後5時15分まで、桜の馬場城彩苑「湧々座」は、午前9時から午後5時30分までとなっております。また、最寄りの郵便局などでのお振込みもご利用いただけます。本制度をスタートさせることで、私たち熊本市民の誇りである熊本城への支援の輪が更に全国に広がり、市民・県民をはじめ多くの皆様方に見守られながら、熊本城が復旧復元していくことを心より願うものであります。私からは以上でございます。

 

 

【質疑応答:議員による不当要求行為等に関する政治倫理審査会からの報告書について】

【記者】今日、政治倫理審査会の報告書を受け取ったと思います。報告書はお読みになりましたか。

 

【市長】はい。

 

【記者】その内容について、どう受け止めているかというのが1点と、その後、市長が意見を付記されている部分がございました。市の体制の中に問題があるんじゃないかということについての見解をお願いします。

 

【市長】まず、最初に政治倫理審査会の方から北口議員にかかる審査事案について先般報告をいただいたところでございます。政治倫理審査会の伊藤会長の方から、これまでの審査経過、ならびに結果をご報告いただいたわけでございますが、結果として、北口議員に議員辞職の勧告というような非常に厳しい結果が出されたということでございまして、こういった結果に至ることになったということは、議員ご自身もしっかりと受け止めていただく必要があると思いますし、私どもも執行部としてこれまでとっていた対応が本当に議会と執行部との関係を市民の皆様に本当に信頼いただけるような透明性の高い関係であったのかというと、そういったところに課題を残した重い問題だと思っておりますので、大変重く受け止めているところでございます。付記をされました意見につきまして、議員からの提案、要望について行き過ぎた配慮、あるいは忖度をしてきたのではないかと、市民から見た場合、執行部の対応にも問題があるとご指摘をいただいたことは、我々は重く受け止めなければならないと思っておりますし、こうした議員からの不当要求を受け付けないということを明確にするためにも、不当要求行為等防止対策会議を私が会長として開催をしておりますので、今後、こうした政治倫理審査会から頂いた厳しいご意見をきちんと受け止めて、実効性のある、議員の皆さんとやり取りをする時は、きちんと記録に残してオープンにしても全く問題にならないというような透明性の高い、そして信頼される関係を築いていくことで、これまで市役所の中で様々な問題課題が起こってきたことに対して、市民の皆様にお答えをしていくことが重要だと考えております。

 

【記者】2003年にも同じような政治倫理審査会から辞職勧告を受けた例があったんですけれども、その時も同じように市に対しては特定の議員に対して行き過ぎた配慮があったのではないかという指摘がありました。テープとかで議員とのやり取りを記録するとか、これまでも取り組まれていたことですけれども、それでもこういう問題が起きているという中で新たな取り組みというものは考えていらっしゃいますか。

 

【市長】議員の皆さんからご要望・ご提案いただくことは非常に大事なことなんです。ただ、それが不当な要求に繋がるようなことにならないようにするためにも、全てのことを記録化していくということ。それが全ての職員、特に議会の方といろいろと折衝をするような場面、いろいろとご意見をいただくような場面では、たいてい担当課長と同時にきちんとメモを取る人間、記録する人間も一緒に行って、そういう体制を取るというのが通常あるべき姿であろうと思いますので、そこを今後は徹底をさせるということ。例外なく、それをやるということが非常に重要なことだと思っています。だからと言って、議員の皆さんも執行機関に対して資料要求をしたり、意見提案をしたり、地域の要望をお伝えいただくというのは、議会の機能としても非常に重要なことですから、そういったことに対してはどんどんこれからも行っていただきたいと思いますけれども、今回、政治倫理審査会の方でもご審議いただいた内容、それから先日、議会運営員会の方にも報告として出させていただいたような内容というのは、こういうケースが議会から執行部に対する不当要求にあたるんだということを具体的な事例として上がったものだと思いますし、こういう形で市民の皆様にもはっきり内容が分かるような形で、あってはならない問題がつまびらかにされたということは、今後は逆にこれを糧として健全な関係性を築く第一歩にしなければならないと考えているところでございます。

 

【記者】市議会で辞職勧告が出て、政治倫理審査会でも出たという二度も同じようなものが出ているということに関しては、元議員もやられている市長としては、どう受け止めますか。

 

【市長】議員として公的な政治倫理審査会というものから勧告を受けたということをどれだけ重く受け止めるのかということは、議員の方の一つの規範意識ということになるのではないかと思います。議員というのは、公職でありますから、高い倫理観、高い規範意識というものを持ってしかるべきだと思いますので、それを十分重く受け止めてご自身で判断をなさることではないかと考えております。

 

【質疑応答:復興城主制度について-1】

【記者】復興城主の件でお伺いしますが、一般の市民の方からの協力ということですが、この制度がこれから復興の再建を進めるうえでカギとなるものは、市長はどういったものがあると考えてらっしゃいますか。

 

【市長】以前から一口城主制度というものがあって、非常に多くの皆さん方からたくさんのご寄付をいただいて、それぞれの櫓でありますとか、本丸御殿の再建・復元に一歩ずつ皆さん方の貴重な浄財が使われてきたわけでありますけれども、今回、復興城主制度については、熊本の人だけでなく、全国あるいは世界の皆さんが多くの浄財を集めて、熊本城は熊本の宝であり、日本の宝であるから復旧してほしいという強い思いをこれまでもたくさんいただいてきておりますので、それを幅広く多くの方々に知っていただいて、みんなの力で熊本城の再建がされるんだという意識を持っていただくことが非常に重要だと思います。そして、これは単なるお城の復興ということではなく、熊本のシンボル、熊本地震のシンボルのであるお城を復旧・復興していくということは、熊本全体の復興にも繋がっているんだということで、多くの皆さんにご理解をいただいて、この制度にご寄付をいただければと思っています。それと、先ほどお知らせしたようなブックレットでありますとか、先着1万名にワンピースのクリアファイル等をお届けするという特典を用意させていただきましたが、実際に170万人以上が毎年訪れていた熊本城の入場者がゼロとなる中で、何とか一人でも多くの皆さんに熊本に来ていただきたいという願いも込めて、復興城主制度をスタートさせるわけであります。11月1日以降に多くの皆さんに、今傷ついている熊本城ではありますけれども、できれば直接足を運んでいただいて、「復興城主として、自分もこの傷ついた熊本城を支えるんだ。」という気持ちを持って共有していただければ、より熊本の復興は一歩一歩力強いものになっていくと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

【質疑応答:熊本城の公募型プロポーザルによるエレベーター設置案について】

市長記者会見の様子

市長記者会見の様子

【記者】熊本城のプロポーザルの件で、エレベーターの案が出ていることに関しては、市長はどのように受け止めてらっしゃいますか。

 

【市長】私もまだプロポーザルの中身を十分拝見しているわけではありません。ですから、いろいろなご意見が出るんだろうと思いますが、障がいをお持ちの方であるとか、高齢の方がなかなか天守閣に登れません。基本的に、お城というのは防御が強い、特に熊本城はそういうところですから、バリアが非常に多いわけですけれども、今回の復旧の中で外観復元をした天守閣の中の造りは鉄筋コンクリート造りになっていたわけですが、これを復旧する過程の中で、そういうご提案があったということは、熊本城というのは、より多くの方々に見ていただけるような、中に入って天守閣の一番上まで車いすの方が今まで登ることができず、見られなかった景色が見られるということは、非常に高い価値を持つものではないかと私自身は考えております。あとは、有識者の方々のご意見等も聞きながら、内部のプロジェクトチームでも様々な検討をしていくことになるのではないかと思いますので、今後の復旧・再建の中で多くの皆さんからたくさんのご意見をいただきたいと思っております。内容としては、私としては、この提案は好意的に受け止めてさせていただいたということです。


【質疑応答:コロッケさんによる市電車内アナウンスについて】

【記者】11月1日からコロッケさんのアナウンスが始まりますけれども、観光客の方が喜ぶアイディアなのかなと思いますけれども、これに関してどう思われますか。

 

【市長】コロッケさんは、発災直後から一生懸命やっていただいておりますけれども、以前からずっと熊本市のわくわく親善大使としても大変お世話になっているんですが、今回のお申し出は、知事にも私にもダブルでお申し出があったわけですが、実際に熊本市交通局を所管する熊本市としても非常にありがたいお話で、おそらくコロッケさんのものまねというのは、人を和やかにする効果があると思います。震災で非常に傷ついた気持ちというのを、志村けんさんのものまねや、最近の若い子は知らないかもしれませんが淡谷のり子さんであるとか、そういうものまねでクスクスとなるというのは、復旧・復興をしていく張り詰めた中でホッとする場面ではないかと思いますし、観光客の皆さんも「面白いな、是非聞いてみようか。」となるのではないかと思いますので、大変期待をしているところです。ただ、高田副市長は毎日市電で通勤をされていますので、毎日聞くとどうなんだろうなというのを後から感想を聞いてみたいなと思いますけれども、今は一つのバージョンということですけれども、もうちょっと時間が経って一年ぐらい経ったら違うバージョンに変えるとか、そういうこともあるのかもしれませんが、すごく楽しい、ありがたい取り組みだと思って本当に感謝をしているところです。

【質疑応答:「集まれ!オールクマモト GACHIスペシャル in 熊本城」について】

【記者】明日も二の丸広場でビッグネームのアーティストの方々が来られて、市長も音楽の力というのを凄くご存じだと思いますけれども、今後熊本に呼びたいアーティストとかいらっしゃいますか。

 

【市長】例えば、何かご希望はありますか。

 

【記者】例えば、ノーベル平和賞を取られた方とか。今はSNSでいろいろと発信できるので、どうかなと。

 

【市長】来てくだされば、私も是非ボブディランさんの歌を生で聞いてみたいなと思いますけれども。歌の力、あるいはエンターテイメントの力というのは、私たちが復興していく過程の中でも大きな心の支えになるんですよね。ですからご提案をいただきました、そこまで私も思いつかなかったんですけれども、ボブディランさんもそうですし、被災する前に、熊本にいろいろなアーティストに来ていただきたいということの中では、例えば外国のポールマッカートニーさんが来日をされたけれども、熊本に来てくれるといいなということを言ったら、ほぼ難しいだろうということで、プロモーターの方からもお話しいただきましたが、傷ついた熊本を元気付けてあげようという多くのアーティスの皆さんに来ていただく。例えば、歌や演劇、演歌も。何も私は若いロックばかりではなくて、先日、水前寺清子さんもお見えになりましたけれども、いろいろ方々が熊本に関心を持っていただいているという本当にありがたいことでもありますので、多くの皆さんに呼び掛けてできるだけたくさんの皆さんから元気付けていただけるような働きかけを私としてもトップセールスとしてやっていきたいと思っております。今、気になるのは、ボブディランさんがノーベル賞をどうするんだろうなということの方が少し気になりますけれども。歌は永遠に不滅ですので、明日も多くのアーティストの方がみえますけれども、みんなの心の中に残る場面を一つ一つ作っていくことで、物理的な復興だけではなく、心の復興をしていくということが大切なことなのではないかと思っております。

 

【記者】ちなみに、市長は明日どなたの演奏をされるんですか。

 

【市長】それはまだ決まっておりません。

 

【記者】言えないということですか。

 

【市長】サプライズです。私が出るとも限らないわけで。出演というのは、別にドラムを叩くという意味ではなく、例えばお話をするとか、そういうこともあるわけです。ただ、いろいろな方からご期待の声があるので、ご期待に添えるかどうかは分かりませんが、今はなかなか練習する時間もないものですから大変だと思っておりますが、そういうチャンスがあれば考えたいなと思っていますけれども。良ければ皆さんいらしてください。入場無料でありますし、取材もフリーだと思いますので、是非来ていただければと思います。

 

【質疑応答:復興城主制度について-2】

【記者】市長は、一口城主ですか。

 

【市長】私は一口城主になれないんです。公職選挙法の寄付行為にあたるものですから、城主ではないんです。なんとか城主になりたいと思ったんですけれども、政治家を辞めるしか方法がないという皮肉な結果でございまして。選挙区外だと大丈夫ですので、熊本市外の政治家の方、あるいは市町村長さん、そういった方々は寄付ができるんです。おそらく知事もできないと思います。参議院の方も難しいと思います。そういう制約があるので、私は子どもが生まれた時に子どもの方が城主になって、それが良い記念になりましたので、そういう手があるということで、皆さんにはご理解いだきたいと思います。早く城主になりたいと思いますが、今は城主ではなく、市長として再建に全力を上げろということだと思いますので。そのうち必ず機会があると思いますけれども。

 

(終 了)

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