熊本地震から半年を迎えて
熊本地震の発生から、半年が経過いたしました。
ここに改めて、今回の地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げますとともに、救援物資による支援や避難所運営にボランティアとして活動いただいた皆様に対しまして、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
熊本地震により中央区では、最大で3万人超の方が避難所に避難されるなど、皆様の住宅や家財などに甚大な被害が生じました。
また、中央区のシンボルともいえる熊本城の石垣が崩落し、水前寺成趣園の水が枯渇するなど、様々な史跡等の損壊した姿を目にして、私も皆様と同じく心を痛めたところでございます。
熊本市の避難所のうち、唯一残っていた市総合体育館の避難所は9月15日に閉鎖されましたが、いまだに多くの被災者の皆様方が、生活再建に向けて懸命に取り組んでおられることと存じます。
私は中央区長として、今回の地震を教訓としながら、皆様とともに中央区の再生と創造を目指し、復興事業はもとより、まちづくり事業の推進に取り組んで参る所存でございますので、今後とも皆様のご支援等をお願い申し上げます。
中央区長 萱野 晃