令和4年(2022年)3月には、「全国都市緑化くまもとフェア」が開催されます。
この開催をきっかけに、熊本市では、市民の皆さんと協働して取り組むみどりのまちづくり「NEO GREEN PROJCT」を始めました。
向山校区は、この「NEO GREEN PROJCET」のモデル校区として、日頃からの緑化活動に加えて、様々な取り組みを行っています。
花いっぱいのまちづくり
きれいな花や緑があると、見た人の心をなごませてくれます。
皆さんが暮らしている地域にきれいに手入れされた花壇があると、それ以外にもいろいろな効果があることをご存じですか?
[その1] 安全なまちになる
道路沿いの花壇が雑草だらけだと、見通しが悪く事故の危険が高まります。雑草を抜いて、きれいな花を植えた花壇は、歩行者の安全を守ることができます。
また、よく手入れされた花壇は、それだけ誰かが目をかけていることがわかります。路地裏などにある花壇や玄関先の花がよく手入れされていると、空き巣などの被害を減らす効果があると言われています。
[その2] 元気なまちになる
手入れされた美しいまちは、歩いていてとても気持ちがいいものです。そのため、家に閉じこもりがちな人が出歩くきっかけになったり、花壇の手入れをすることで花を育てる楽しみを感じることができたりと、心とからだを元気にすることができます。
その他にも、雑草だらけの花壇と比べて、ごみのポイ捨てが少なくなるなど、さまざまな効果があります。
向山校区の取り組み
向山校区では、日頃から地域の皆さんによって地域花壇などのお世話に取り組んでいます。
「NEO GREEN PROJECT」のモデル校区としては、向山小学校・江南中学校の総合的な学習の時間などを活用して、地域の皆さんと一緒に種から花を育てて、産業道路沿いの植栽帯を中心に花を植えました。
また、向山小学校では、3年生の児童たちが手作りのポスターや看板を制作して、水やりや雑草を抜くお手伝いやごみのポイ捨て禁止のご協力をお願いしています。

(向山小学校3年生制作・令和2年度(2020年度))
NEO GREEN サポーターズ
花いっぱいで美しいまちは、皆さんのちいさなサポートで守っていくことができます。
活動には、ボランティアサークルや地域団体に参加する方法と、自分ができる範囲でお手伝いをする方法があります。
買い物や散歩のついでに、見通しのいい安全な道路を守るために、あなたもできるサポートを始めてみませんか?
■ボランティアサークル「ひまわりの会」
向山校区には、気軽に楽しめるボランティアに取り組んでいる「ひまわりの会」があります。
「ひまわりの会」では、一緒に活動するメンバーを募集しています。
【問い合わせ先】中央区まちづくりセンター TEL: 096-328-2232
<活動内容>
水やりサポート |
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土の表面が乾いていたら、水やりをお願いします。 夏は朝と夕方の涼しい時間に、冬は週に数回水をやるのが一般的です。 |
雑草取りサポート |
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特に、夏は雑草がよく伸びる季節ですので、皆さんのちいさなサポートが大きな助けになります。 雑草が生えていたら、「通ったついでに2、3本」でも構いませんので、雑草の引き抜きにご協力をお願いします。 |
花植え・花壇手入れサポート |
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ボランティアサークル「ひまわりの会」や町内自治会などから、花植え・花壇手入れ活動のお知らせがありましたら、ぜひご参加ください。 自分で植えた花壇を見かけると、いつもの道がもっと素敵に感じられますよ! |