健康チェックの様子
令和6年8月5日(月曜日)、託麻原校区地域コミュニティセンターで、託麻原校区14町内高齢者サロンが行われました。
当日は、ささえりあ帯山・けいず訪問看護ステーション・中央区福祉課、中央区役所保健こども課の協力で、体力測定や健康チェックを実施しました。
体力測定では、握力測定や5メートル歩行、開眼片足立ち等を行いました。
保健こども課は、体組成測定と骨折リスク評価ツール「FRAX®」を行いました。
骨折リスク評価ツール「FRAX®」は、WHO(世界保健機関)が開発した骨折リスク評価法です。骨粗しょう症による骨折が今後10年のうちに発生する確率を計算することができます。
熊本県の75歳以上の方の医療費を見ると、骨折の入院と外来による医療費が、平成30年度以降最も多くなっており、骨折を起こす方が増えています。骨折すると、背中や腰が曲がったり、元通りに歩けなくなったりと、日常生活に大きな影響が生じ、寝たきりになって介護が必要な状態になる場合もあるため予防は大切です。
体力測定、健康チェック後には、骨粗しょう症の予防のポイントについてや後期高齢者健診についてお話させていただきました。
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体組成測定 | 5メートル歩行 |
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託麻原校区の福祉推進員さんが高齢者サロンの活動を支援してくださっています。季節に応じた手作りの飾りがいつも素敵です | 骨折予防のための日常生活ポイントや、後期高齢者健診についてご案内しました |
体力測定や健康チェックを通じて、ご自身の今のからだの状態を知る機会となったようで、「健診受けてみようと思う」、「転倒予防に気を付けたい」などのお声を聞くことができました。
これからの健康づくりの一助になれば幸いです。
また、今後も地域の関係機関と協働で、託麻原校区の健康まちづくりに取り組んでいきたいと思います。