2023年8月回答 |
今回ご提案をいただいた、地域の皆さんが中心となって、理解し協力し合いながら行う野良猫への餌やりやトイレの管理、不妊去勢手術などといった「地域猫活動」は、野良猫問題を解決するための方法として、とても有効であると言われています。この「地域猫活動」を始めるには、まずは猫の実態を把握することが重要であるため、作成された猫マップはお住まいの地域の皆さんにも非常に役立つ情報になると思います。 熊本市では、人と動物が安全・安心に暮らせる住みよいまちづくりを目指していますが、その中でも野良猫の問題は重要な課題の一つと考えており、以前から市民ボランティアが参加する熊本市動物愛護推進協議会の皆さんと協力して「地域猫活動」の普及や同活動に取組まれている地域への支援を行ってきました。 今年度は、「地域猫活動」が更に広がるよう、熊本市動物愛護センター(以下「センター」と言う。)での野良猫への無料不妊去勢手術も事前予約制で行っているところです。 最後に、情報をいただいてすぐに、センターの職員が地図に記されている場所を確認して回りましたが、残念ながら、今回、痩せ細って骨が浮き出ているような猫を見つけることができませんでした。センターでは、交通事故や病気などで衰弱し、自分の力では生きていくことができなくなってしまった猫の保護を行っています。心配されている猫についても、センターの獣医師が健康状態をみて保護の対象であるかの確認を行いますので、今後、見かけられた場合は、熊本市動物愛護センターにご連絡いただけると幸いです。野良猫の問題を解決するためには、熊本市だけではなく、野良猫の問題を抱える地域の皆さん、市民ボランティアとの連携が必要不可欠です。
【担当 動物愛護センター 096-380-2153】
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