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市民の皆様の声(ご意見・ご提案)

 学校図書室で地域図書館の本をもっと受けとりやすくできないでしょうか。

  登録されている分類 [ その他 ]
2023年9月受付
 私は、昨年の夏休みに調べマスターコンクールに応募し、その際地域図書館、学校図書室について調べた。
 その調査の中でアンケートを私が通う小学校の児童を対象に実施してみたところ「学校図書室が一番利用しやすい」と言う意見がとても多い結果となった。
 年々電子図書館の登録冊数が増え、図書室以外でも本を読みやすくはなっているが、私が通っていた小学校のように、校区内に図書館がない地域もある。
 新聞で知ったが熊本市の小学校は目標蔵書数の達成はできていても、古くなっている本が多い学校も少なくないようだ。
 図書館が校区外にあることで、こどもだけでは行けないという環境は連れていってくれる大人がいないと行けない、利用できないという事に直結する。
 すべての人が平等に無料で利用できるという図書館がこどもであるバリアによって利用しづらい状況にならない事が望ましいと思う。
 しかしながら熊本市の小中学校には物語定期便やリクエスト便もあり、地域図書館とも実は繋がっており、これはすごいことだと思う。
 物語定期便は私もよく利用した。しかしリクエスト便の利用数について学校に問い合わせたところ5年間で747件で、そのうち児童からのリクエストはたった12件だった事が分かった。(2018年4月1日〜2023年7月14日までの小学校の件数)私自身もリクエスト便のことを中学校に入ってから知った。
 読みたい本を自ら選び、地域図書館から取り寄せて学校で受け取ることができれば仮に連れて行ってくれる大人が不在でも読むことが可能になる。
 親が読んであげたい本を選んでこどもに借りてきてもらうこともできる。
 今以上に子ども達が利用しやすいように、学校図書室で地域図書館の本を予約受け取りできるシステム、例えばネット予約で受け取り図書館を選べることができるタブの中に通っている小学校図書室も選べる等、もっと使いやすくできたらいいなと思う。

 回答致します

2023年9月回答
 「学校図書室で地域図書館の本を予約受け取りできるシステム」については、まさに、そのシステムを「学校リクエスト便」が担うよう平成16年に制度化したものであり、児童生徒の皆さんには「学校リクエスト便」を有効に活用し、たくさんの本を借りていただければと思っています。
 この「学校リクエスト便」の利用にあたっては、毎年、学級ごとに図書司書の先生から利用方法などをオリエンテーションの時間などに児童生徒の皆さんに説明しているとのことでしたが、今回、いただいた「中学校に入ってから知りました」とのご意見や児童生徒の利用が少ないという現状を踏まえ、これからは熊本市立図書館と学校図書室が連携しながら、これまで以上に「学校リクエスト便」を児童生徒の皆さんに周知し、利用の拡充に努めるよう伝えたところです。
 これからも学校図書室をはじめ熊本市立図書館では、利用者のニーズに応じた、多くの本を取り揃えるなど、サービスの充実に加え、紙の本だけでなく小中学生向けの電子書籍も豊富に揃えていきます。

【担当 熊本市立図書館 096-363-4522】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp