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市民の皆様の声(ご意見・ご提案)

 TSMC及び関連企業の進出に伴う熊本市の対応について

  登録されている分類 [ 地球環境、エネルギー、環境保全 ]
2022年5月受付
 シリコンアイランドと呼ばれた約50年前とその後の歴史は承知の通りと考えている。熊本市民及び周辺地区の生活用水としての地下水使用は国内外でも高く評価されている。
 この50年間で工場揚水の技術開発は進み「循環使用」「使用水処理方法」は大きく改善された。熊本市を含めた九州の産業振興が成長することは大切であり、貢献を望む。
 一方で豊かな地下水保全の継続も考えていく必要がある。この点について熊本市として考えていること、県と調整していること及び22世紀に向かってのビジョンについて教えてほしい。
 なお、地下水の状況監視・観測については承知しているので、分析結果に基づく維持の見通しを知りたい。

 回答致します

2022年6月回答
 お尋ねの本市周辺地区にTSMC及び関連企業の進出に伴う対応についてお答えします。
 熊本県では、地下水を採取する場合、揚水機の吐出口が一定の規模を超えるものは、熊本県地下水保全条例に基づく県知事の許可が必要となります。その申請の際には、熊本県が揚水試験で地下水位に影響がないことを確認することになっており、TSMCも同様の確認が行われることになります。また、TSMCは使用する地下水量の100%以上に相当する地下水かん養の取組みを実施することも表明されております。
 本市としましては、熊本県と連携し、水の合理的な利用による地下水採取量の抑制、積極的な地下水かん養対策の実施及び水質汚濁防止などを働きかけてまいります。
 また、広域の地下水保全の取組は重要なものと認識しており、これからも、熊本地域の健全な水循環を後世に継引き継ぐため、官民連携による地下水保全に取り組んでまいります。

【担当課 水保全課】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp