2023年8月回答 |
市民病院へ乗り入れるバスの増便について、バス事業者に確認しましたところ、市民病院を利用しないお客様の遠回り感による利便性の低下や、それに係るダイヤ変更は単独での変更が困難であるため、他路線との大幅な調整が必要となること、更には、バスの運行時分や走行距離が伸びることによる車両及び運転士の確保の問題等、課題が多く、現時点での対応は難しいとのことでした。 次に、地球温暖化に伴う気候変動により、各地で大規模災害が頻発しているなか、温暖化対策となるカーボンニュートラルの実現に向けた取組を進めていくことは重要であり、本市においても、今後、環境負荷の少ない電気バス(EVバス)への転換を図っていく必要があると認識しております。一方で、電気バス(EVバス)の車両価格は高額であり、バス事業者の導入が進まない要因のひとつであるため、行政の関与も含めて、導入手法について関係機関と検討を深めていきたいと考えています。 次に、本市の街路樹は、これまで『森の都』と呼ばれる緑のネットワークの一翼を形づくり、都市景観を向上させ、緑陰による快適な道路空間を提供してきましたが、近年、街路樹の巨木化及び老朽化による路面環境の悪化や風雨時の倒木、落ち枝による事故の発生など、道路利用者の安全性や快適性のため、街路樹の最適な維持管理に向けた新たな取組への転換期を迎えているところです。 市電延伸を計画している当該路線については、実施方法を含め、今後検討を行うこととなりますが、いただいたご意見も踏まえながら当該路線の空間づくりに配慮してまいります。
【担当 移動円滑推進課 096-328-2522、交通企画課 096-328-2510】 |
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