2023年8月回答 |
本市では、自家用車から公共交通への転換を図るため、鉄軌道などの基幹となる公共交通の定時性、速達性、輸送力などの機能を強化する取組のひとつとして市電延伸事業を推進しています。 ご提案をいただきました電停の廃止につきましては、本市交通局においても検討しましたが、路面電車の場合、信号機による停車や自動車の右折等、様々な交通状況を考慮すると顕著な効果は見込めない一方で、電停までのアクセス面で高齢者や障がいをお持ちの方などへの配慮も必要であることから、現時点では電停を廃止する計画はございません。 また、路線の線形については、市電延伸予定の熊本高森線の一部区間に限り単線化することで、市電延伸後においても必要な輸送力を確保しつつ、地域への影響や事業費の低減、事業期間の短縮による早期事業効果の発現が可能と考えています。 次に、職員の自家用車での通勤について、その多くは勤務地が出先機関で公共交通などの代替手段がないことから自家用車での通勤を廃止することは困難ですが、現在、本市において、多様な働き方への対応の一環として、リモートワークや時差出勤の取組をさらに推進することで、市内の渋滞緩和に繋げていきたいと考えています。
【担当課 移動円滑推進課 096-328-2522、交通局運行管理課 096-361-5241】 |
|