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市民の皆様の声(ご意見・ご提案)

 熊本市の交通について

  登録されている分類 [ 交通渋滞 ]
2023年3月受付
 通勤している人なら誰でも感じることだが、3月下旬は道路渋滞が激減している。学生が春休みに入っているからだ。
 それならば普段からなるべく道路利用者を時間で分ける方向へ誘導してはいかがか。社会人は30分早く、学生は30分遅く、高齢者の通院は午前10時以降にするなどいかがだろう。巨額の資金を投じなくてもこれだけで十分効果があると思われる。
 現市長が表明している有料道路については、形を見せるためにも、TSMC関連である熊本西高規格道路の九州道までの延伸を急ぐべきだと思う。次は、実現性の高い嘉島JCTから熊本市南区への接続道路だ。 そして本命は、熊本市中心部から熊本空港までの路線だと思う。これは運動公園への接続も必要なことから白川ルート一択ではなかろうか。一部で検討される国体道路上は、道路設計時に6車線としなかった事が致命的で、周辺住民の同意も得られないだろう。
 最後に、個人的には熊本県の様にJR九州と最大限協力して投資を引き出して欲しいと思っている。駅周辺開発は利便性が良いにもかかわらず熊本市の弱い部分だと感じているからだ。

 回答致します

2023年4月回答
 現在、熊本都市圏では慢性的な交通渋滞が発生しており、熊本市内の主要渋滞箇所数は、3大都市圏を除く政令指定都市でワーストワンという状況です。
 このような中、本市では、熊本西環状道路などの骨格幹線道路の整備と併せて、自家用車から公共交通への転換を図るため、鉄軌道などの基幹となる公共交通の定時性、速達性、輸送力向上などの機能強化、バス網の再編、公共交通空白地域等におけるコミュニティ交通の導入など、公共交通の利便性向上のための取組を進めているところです。
 一方で、ご意見にあるように、通勤通学時に移動が集中することも、交通渋滞の大きな要因であり、交通のピークを分散させることは、渋滞緩和に有効であると考えております。昨今では新型コロナウイルス感染症の影響によりリモートワークが普及するなど、働き方も大きく変化していることから、この状況を踏まえたうえで、今後は時差出勤等のソフト対策についても検討を進めていきたいと考えております。
 次に、高規格道路の整備につきまして、本市は、令和3年6月に熊本県と熊本県新広域道路交通計画を策定し、本計画の中で、本市中心部から高速道路ICまで約10分、空港までを約20分で結ぶ「10分・20分構想」を掲げ、これを構成する3つの新たな高規格道路を位置付けました。
 現在、熊本県と本市が中心となり3つの新たな高規格道路の概略ルート帯・構造(案)を検討しているところであり、次の段階として、オープンハウスの開催など市民の皆様にご意見を伺う市民参画の機会を設けることとしております。
 引き続き、市民の皆様の貴重なご意見を伺いつつ、熊本都市圏の慢性的な渋滞等の交通課題解消に最適な道路計画を検討していきたいと考えております。
 最後に、熊本駅周辺整備についてお答えします。これまで本市では、熊本県及びJR九州と連携しながら一帯の整備を進めてきました。平成23年3月に熊本駅を含む九州新幹線ルートの全線が開通し、令和3年3月に熊本駅白川口駅前広場が完成、その後、JR九州により新たな商業施設が開業されるなど、民間開発も活発化しているところです。
 今後も、熊本駅を中心としたまちづくりを進めることで、多様な都市機能が集積した魅力ある生活空間が生まれるよう、また、駅周辺が熊本の陸の玄関口として重要な拠点となるよう、取り組んでいきます。

【担当課:交通企画課、道路計画課、市街地整備課】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp