2022年10月回答 |
本市の交通状況は車社会の進展に伴い、自動車の利用割合が40年間で約2倍に増加し、交通渋滞が常態化している一方で、公共交通の利用者は年々減少し、その結果、路線の廃止や減便などサービスの縮小が行われ、さらなる公共交通利用者の減少に繋がっている状況にあります。
このような中、本市におきましては、令和3年4月に策定した熊本地域公共交通計画の中で、公共交通の将来像として「誰もが安心して移動できる持続可能な公共交通」を掲げ、基幹公共交通の機能強化やバス路線網の再編、コミュニティ交通の改善・導入や公共交通の利用促進など、各施策に取り組んでいるところです。
本市といたしましても、地域拠点と周辺地域(生活拠点)間を結ぶ公共交通の利便性向上を図ることは重要と考えておりまして、ご提案いただきました白山通りへのシャトルバスの導入については、現在、準備を進めております既存公共交通を補完する新たなコミュ二ティ交通の社会実験の検証結果や白山地域の特性等を踏まえながら、さまざまな可能性を探ってまいります。
【担当 交通企画課】 |
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