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市民の皆様の声(ご意見・ご提案)

 熊本市動物愛護センターにいる犬猫について

  登録されている分類 [ 動物愛護 ]
2022年12月受付
 市に保護された動物達の治療費を市で賄うことはできないか。
 保護団体の施設には同じ様に保護されている犬猫達が沢山おり、自分の施設にいる犬猫達の餌代はもちろん治療費もかかる。それを支援金で賄っている。その支援金で市が保護した犬猫達も病院に連れて行き治療を受けさせている。1匹、2匹の話ではない。人間と違い10割負担の治療費を支援金でどうにかやりくりしている。
 県の施設ではせいぜい治療するのは皮膚病ぐらいだと伺っている。
 しかし、このままでは市を支援している保護団体が続かない。身勝手な人間によって傷ついた犬猫達を救う人間が、苦しい思いをするのは間違っている。再度お願いする。保護団体も逼迫している。市の施設が保護団体にお願いしている年間の治療費がいくらになるのかごぞんじか。

 回答致します

2023年3月回答
 本市におきましては、全国に先駆けて犬の殺処分ゼロを掲げるなど、平素から人と動物の共生社会の実現を目指しておりまして、令和3年度からは、地域猫活動に取り組む自治会に対して不妊去勢手術費の助成を行う「地域猫適正管理推進事業」を、2年間のモデル事業として実施してまいりました。 また、令和4年度は公益財団法人どうぶつ基金と協働で飼い主のいない猫の不妊去勢手術にも集中的に取り組んでおり、その結果、動物愛護センターに収容される子猫が減少するなどの効果も見られていることから、本市独自で取組を継続することとしております。
 このような取り組みを進める中で、動物愛護センターに収容された犬猫への負傷・疾病に対する適切な治療と動物愛護ボランティアの皆様の負担の軽減につきましては、ともに重要なことと認識しております。
 現状、動物愛護センターでは負傷動物への応急処置等に対応しておりますが、交通事故等による負傷など、高度な治療等が必要な場合には、保護団体のご協力を得ながら動物病院の受診、治療をお願いしているところでございます。積極的に関わっていただいているあなた様をはじめ、関係団体等の皆様には、心から感謝申し上げる次第です。
 本市といたしましても、地域猫や飼い主のいない猫等の適正管理の普及啓発に努め、少しでもセンターに収容される子猫等が減少するよう取り組むとともに、今回ご意見をいただきました保護された犬猫の治療費の予算化についても、検討してまいりたいと存じます。
 これからも、人と動物の共生社会の実現を目指し、保護団体やボランティアの皆様とともに、取組を進めてまいります。

【担当 動物愛護センター】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp