2022年11月回答 |
学園大通りの欅(けやき)につきましては、枝葉が沿線の敷地に干渉するなど、以前より近隣住民の皆様から剪定についての強いご要望をいただいていたことから、剪定時期について適切ではなかったものの、樹木の育成や樹形形成に支障のない範囲で、可能な限りの枝葉を剪定したところです。 造園業者が剪定を行っており、切断面への防腐剤の塗布など、樹木の健全性への配慮を徹底しておりますが、今後は可能な限り夏場は避け、剪定に適した時期に実施するよう担当課に指導いたしました。 また、店舗や住宅への乗り入れ口など道路沿線の土地利用のため、道路管理者以外が行う街路樹の撤去については、原則、やむを得ない場合に限り、移植を行うか、伐採する場合は捕植することを条件に許可しております。今後も該当する街路樹の伐採が本当に必要なものであるか、代替手段はないかなど、引き続き厳しく審査してまいります。 なお、本市で実施する街路樹の伐採については、樹勢衰弱により倒木の危険性があるものや、巨木化による歩道の幅員不足、根上がりによる通行環境の悪化、信号機や道路標識、交差点部の視認性低下などの「安全性の低下」に関するものや、「維持管理費の増大」、落ち葉清掃や鳥害などによる「沿道市民の負担増大」といったものがございますが、それらの伐採についても、熊本市域街路樹再生計画に基づき慎重に対応してまいります。 最後に、令和5年度から、市役所の組織として新たに「森の都推進部(仮称)」を創設します。十年後、五十年後も市民が誇れる緑豊かなまちづくりを進め、熊本市が世界に誇れる森の都となりますよう市民の皆様のご意見を伺いながら、職員一丸となって取り組んでまいります。
【担当 中央区土木センター維持課】 |
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