対象者
生後6か月~4歳の熊本市民の方(国籍は問いません)
接種回数・接種間隔

▻接種するワクチンは「ファイザー社の乳幼児用ワクチン」です。5歳以上用の小児用ファイザー社ワクチンと種類が異なります。
▻乳幼児の初回接種回数は3回、追加接種回数は1回です。
※接種量は0.2ml(5歳以上用と同量)
有効成分(抗原量)は、1接種あたり3㎍(12歳以上のファイザーワクチンの1/10、小児用ファイザーワクチンの3/10)
■接種間隔
1回目接種後、通常3週間の間隔をおいて、2回目を接種します。
2回目接種後、8週間以上の間隔をおいて、3回目を接種します。
※例えば、11/21(月)に1回目接種をした場合は、12/12(月)に2回目接種、2/6(月)に3回目接種となります。
※2回目接種までの間隔が3週間を超えたり、3回目接種までの間隔が8週間を超えたりした場合も、1回目から受け直す必要はありません。できるだけ速やかに次の接種を受けていただくことをお勧めします。
〔他のワクチンとの接種間隔〕
▻他の予防接種を、新型コロナワクチンと同時に同じお子様に対して行わないでください※。
▻前後に他の予防接種を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔を空けてください。
※ただし、インフルエンザの予防接種は、新型コロナワクチンと同時に受けることができます。
■年齢と接種するワクチンの考え方
≪初回接種≫
初回接種では同一のワクチンを複数回接種する必要があり、接種するワクチンは1回目接種時の年齢を基準として選択します。そのため、1回目接種後に5歳になられた場合でも、2回目・3回目も乳幼児ワクチンを接種します。また、1回目接種前に5歳になられる場合は、5~11歳を対象とした小児用のワクチンを接種します。
≪追加接種≫
追加接種ではワクチンを1回接種する必要があり、接種するワクチンは追加接種時の年齢を基準として選択します。そのため、初回接種後に5歳になられた場合は、追加接種では5~11歳を対象とした小児用ワクチンを接種します。
※「令和5年秋開始接種」の期間中(令和5年9月20日~令和6年3月31日)、生後6か月以上の初回接種を完了したすべての方はオミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンを一人1回接種できます。
※小児(5歳~11歳)の方の「令和5年秋開始接種」の接種開始日は9月27日(水)です。
※5~11歳用のワクチン接種については、小児(5~11歳)の接種について
をご覧ください。

※年齢の考え方として、誕生日の前日(24時)に1歳年を取ると考えますので、例えば「4歳の方」は「5歳の誕生日の前々日までの方」が該当します。
※月齢についても同様の考え方で、誕生の6月後の前日に「生後6か月」になりますが、6月後に同日となる日が存在しない場合には、5月後の最後の日に「生後6か月」になったと考えます。
例えば、令和4年8月31日生まれの方であれば、令和5年2月28日に生後6か月になったと考えます。
費用
接種費用は無料です。(全額公費負担)
※接種前後の診療や副反応への対応・治療等については、通常の診療として自己負担が生じる可能性があります。
接種の手引き

その他
■接種を受ける際の同意について
新型コロナワクチンの接種は強制ではありません。なお、接種にあたっては保護者の立ち合いと予診票への署名が必要となり、保護者の同意なく接種が行われることはありません。署名がなければワクチンの接種は受けられません。
周りの方に接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。