現在、動物愛護センターでは、犬猫たちの新しい飼い主さんを募集しています。
飼い主になることを希望される方は事前にお電話でご連絡ください。
ただし、見学時間は平日の午前10時から午後4時まで(正午~午後1時を除く)です。(要予約)
犬猫の譲渡は、過去の飼育状況と犬猫を迎え入れようとされているご家族の現在の環境および状況をお伺いしての判断になります。
また、譲渡には条件がありますので、
犬・猫の譲渡基準 (PDF:410.2キロバイト)をご覧ください。詳しくは熊本市動物愛護センター(TEL:096-380-2153)へお問い合わせください。
譲渡の前に…本当に飼えるか考えてください
あなたは責任をもって、10年から20年、寿命の尽きるまで犬ねこの面倒を見ることができますか?
犬猫に限らず、動物を飼うのは大変なことです。
動物は私たち人間と同じように「命」ある存在だからです。
動物を飼うのに愛情はもちろん必要です。
しかし、「かわいい」という気持ちだけでは生き物は飼えません。
- 動物の世話に休みの日はありません。毎日欠かさず、時間と手間をかけて世話ができますか?
- ご近所に迷惑をかけないようにしつけができますか?
- 猫を飼う場合は、室内飼育ができますか?(猫を家の外に出すと、交通事故や命に関わる伝染病などの危険にさらされます。)
- 犬猫は15年近い寿命があります。最後まで愛情を持って面倒を見ることができますか?
- 動物を飼うには経費がかかります。狂犬病予防注射、混合ワクチン、フィラリアの予防薬、エサ代など、年間10万円以上必要です。犬猫の一生にかかる費用を考えてみましたか?
- あなたの犬猫が病気になったとき、動物病院に連れて行くことができますか?
- 転居するときも一緒に連れて行ってあげられますか?
- ご家族が旅行に行くとき、代わりに世話をしてくれる人がいますか?
- 突然の入院や不慮の事故など、あなたの身に万一のことがあったとき、代わりに飼ってくれる人がいますか?
飼い始めたその日から、動物の命はあなたにゆだねられます。
毎日の世話、住居環境、経済的状況・・・もし、不安な要素があるのなら、今は動物を飼わないほうがいいでしょう。 飼い主の無責任のツケは動物がその命で払うことにもなります。
「好きだからこそ、今は飼わない」・・・これも、動物への愛情のひとつです。
ご家族でじっくりと話し合ってください。
(熊本学園大付属高校1年生作成)