動物の複数頭飼育を検討している方へ
動物の数が多くなれば、ごはんや散歩などの世話、ペット用品、医療費などが、単純に頭数に比例して増えるだけではありません。
1頭で飼っている場合と違った配慮が必要になり、手間や費用は、頭数の何倍にもなるといっていいでしょう。
また、既に動物を飼っている場合、新たな動物を迎えることは、飼っている動物にとっていいことばかりではありません。
相性が合わなくてケンカになる、新たな動物がストレスになり、困った行動をとるようになる、困った行動がひどくなるなど、トラブルの元になることがほとんどです。
本当にもっと動物を飼うことができるのか考えましょう。
飼っている動物に子を産ませたいと思っている方へ
繁殖は一般の飼い主が軽い気持ちで行うものではありません。
ほとんどの動物は、1回の出産で多くの子を産みますが、そのすべて子のもらい手をみつけることはとても難しいです。
もらい手がみつからなかった場合は、あなたがすべての動物を飼わなければなりません。
産まれたすべての動物を最後まで育てることができるのか考えましょう。
※令和元年6月1日に「動物の愛護及び管理に関する法律」が改正され、犬・猫の所有者は、動物がみだりに繁殖して適正飼養が困難となる場合には、不妊去勢手術などの繁殖防止措置を行うことが「努力義務」から「義務」となりました。