災害用井戸とは
地震等の災害により、広域的な断水が発生した場合、上水道が復旧するまでの間、これを補完するものとして民間の事業者が管理する市内にある井戸の水を応急用の飲料水又は生活用水として地域住民に提供するものです。
災害時における井戸水の提供に関して、協力してくださる民間事業者と協定を締結しています。
現在、市内95社(96箇所)の民間事業者と協定を締結しています。(2024年4月1日現在)
利用される方への注意事項
(1)災害時において、停電していない、施設の破損がない、地下水に濁りなどがない、職員(社員)が対応できる等の、さまざまな条件が揃ってはじめて災害用井戸が利用可能になり、井戸水の提供ができることをご理解ください。
(2)井戸所有(管理)の企業が事業を再開された場合に、井戸水を提供できなくなることがあることをご理解ください。
(3)井戸水の提供を受ける場合は、井戸を所有(管理)する企業が指定する駐車場、取水場所や時間のルールを守ってください。
(4)井戸所有(管理)の企業に、直接電話等の連絡を行わないでください。
(5)井戸水が円滑に受け取れるよう他の利用者の方と協力してください。
(6)井戸水を利用して利益を得てはいけません。
(7)「飲料用」となっている井戸について、災害発生後、熊本市が水質を検査しますので、その結果についてはホームページで確認してください。水質検査の結果により「飲料用」として利用することができない場合があります。
(8)井戸水の容器については、利用者自ら準備してください。
(9)井戸水を採ることができる場所には、下図のプレートが設置されています。
【生活用水】
【飲料用】