こどもの相談を「こどもホットライン」(電話・メール)で受付けています。あなたがつらい時・嫌だなと思った時・困ったことや心配なことがある時・心がすっきりしない時・誰にも言えない・誰に相談すればよいかわからない時、まずは私たち「こどもホットライン」に聞かせてください。あなたの気持ちを大切にしながら、あなたが一番よいと思える解決策をあなたと一緒に考えていきます。
参加型イベントのご紹介
親子フットパス 坪井・京町界隈を歩く
1/21(日)9:30~(2時間程度)
○みて・学んで・食べて(?!)くまもとのマチナカを楽しく歩いてみませんか。
○熊本市立必由館高校の生徒達が中心となって、仮のフットパスコースを考えてみました。北熊本駅に集合し、坪井・京町界隈を抜けて、熊本城二の丸広場を目指します。
○対象:小学生以上20組(小学生は保護者同伴)
○講師:濱田 孝正さん(美里まちづくり公社)
ダンスの振り付けをバージョンアップ!
1/27(土)13:00~(2時間程度)
○運動会・体育大会などのダンスリーダーをやってみたいと思っているあなた!熊本出身のプロダンサーが、ダンスの振り付け法を楽しく教えます!
○対象:小学3年生~中学3年生20人
○講師:葉山 悠介さん(ダンスアーティスト)
体験活動的家庭教育のススメ~ペットボトルピザづくりで遊ぼう~
1/26(金)14:00~(2時間半程度)
○『踊る食育』としてテレビ番組でも紹介されたペットボトルピザづくりが楽しく学べます!
○対象:PTAやこども会等、地域で教育活動に取り組んでいる方30人
○講師:大畑 伸幸さん(元益田市教育委員会ひとづくり推進監)
ロボコン製作ワークショップ あつまれ!未来のパイオニア
1/27(土)10:00~16:00
○自分だけのロボットをつくってみませんか?
全国中学校アイデアロボットコンテストに何度も輝いている生徒を育成した指導者の先生が一緒になって指導してくれます。
○対象:小学5・6年生10人
オンラインコンテンツを一部ご紹介
特別支援教育 違いを認め、ともに輝く教室~「ともに学ぶ」―今、通常の学級でできること~
安心して過ごせる学級、学校について子ども一人一人の思いや願いを大切にする教室。先生たちのまなざしを通して、「ともに学ぶ」について考えます。
対象:保護者、教職員
主な出演者
菊池 哲平 (熊本大学大学院教育学研究科)
赤坂 真二 (上越教育大学)
青山 新吾 (ノートルダム清心女子大学)
阿部 利彦 (星槎大学)
井手尾美樹、山田光太郎(総合支援課 特別支援教育室)
熊本発『教育エコシステム』の実現に向けて
~教育DXで広がる!『まちの幸福論』の取組等からみる地域と学校の連携・協働~
Kumamoto Education Week恒例の企画となっている、識者によるスペシャルトークセッション。
今回は、島根県益田市で取り組まれている小6国語「まちの幸福論」をはじめとする、地域と学校の連携・協働の事例から、教育DXを推進する熊本市が目指す「教育エコシステム」をいかに実現させるか、その方策等について考えます。
対象:一般市民、保護者、教職員
登壇者
・末冨 芳 (日本大学文理学部教育学科教授)
・五十棲 浩二 (経済産業省 教育産業室長)
・苫野 一徳 (熊本大学大学院教育学研究科准教授)
・大畑 伸幸 (元益田市教育委員会ひとづくり推進監)
・遠藤 洋路 (熊本市教育長)
★オンラインコンテンツは、Kumamoto Education Week(KEW)ホームページから視聴できます。
総合的な学習の時間を柱に地域関連学習をまとめた「田原小オリジナル・ミュージカル」への取り組み
田原の歴史・農業・文化・・・を未来へつなぐ
田原小学校は、日本最後の内戦、西南戦争の激戦地「田原坂」に建つ148年の歴史ある学校です。そのため、校区には資料館や多くの史跡があり、地域の方々は大切にされています。学校と地域との繋がりが強く、総合的な学習の時間には地域関連の学習が多くあり、小学生時代からしっかりと田原のことを学んでいます。スイカ等の野菜作りや米作り、高齢者関連学習、田原の環境、田原の歴史、平和学習…と学んでいくことで、田原の地域のよさを知り、もっとそのよさを多くの人に知っていただくために、学びを発信していこうと考えています。西南戦争に関する学びは、地域及びPTA行事の一つである「田原坂ウォークラリー」での史跡ガイドにより、学びを発表しています。今年は参加者800人ほどの前で史跡について説明しました。農作物もJA鹿本青年部のご協力のもと、田植えや稲刈り、スイカの苗植え、受粉作業、玉返し、収穫と、田原小だからこその体験ができており、子どもたちは新聞や学習発表会等でまとめ、情報を発信しています。
田原のよさを田原小オリジナル・ミュージカルで発信しよう!!
令和5年度は、本校児童の課題や地域の特色を踏まえ、学校地域目標である『心豊かでたくましく 自ら考え 主体的に行動する子どもを育てる』の実現に向け、総合的な学習の時間を柱に学んできたことをオリジナル・ミュージカルにまとめます。2月22日(木)の学習発表会で保護者や地域の方に披露します。3年生から6年生を6つの縦割り班(プロジェクト、大道具・小道具、劇、音楽づくり、合奏、ダンス)に分け、9月から月2回(水曜の5時間目を全学級総合的な学習の時間に設定)のペースで活動を進めています。テーマは『田原のすばらしさを未来へつなごう~平和への願いと感謝~』です。テーマとあらすじは、プロジェクトチーム4名の児童が、夏休み中にタブレットを使って考えをやり取りし、決めました。そして9月から3年生以上の学年が動き出し、現在、自分たちで立てた計画に沿って試行錯誤しながら作業を進めています。多くの児童、職員が初めての取り組みですが、児童はお互いの思いや考えを出し合いながら、教師は児童の実態に合った教材を考え、個に合ったサポートをしています。大変な中にも楽しみながら進めています。
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ダンス・・・振付 | 大道具・・・戸づくり | 劇・・・動画で振り返り |
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合奏・・・音の確認 | 音楽づくり・・・歌詞から曲調を考え旋律づくり | |
「道徳の日in河内中」全校生徒・保護者・教職員が共に学ぶ全校道徳科授業が実現!~ジェンダー平等を考える~
河内中学校では、子どもたちの豊かな心を育むために、日頃から全教職員で道徳科授業を要とする道徳教育に力を入れています。この度は「心かがやけ月間」(11月)の取組の1つとして、11月4日(土)に本校体育館で実施した「道徳の日in河内中」~保護者参加型の全校道徳科授業~について報告します。
「道徳の日in河内中」~保護者参加型の全校道徳科授業~
田代めぐみ教頭(T1)、坂本愛和教諭(T2・道徳教育推進教師)のティーム・ティーチングによる授業でした。「子どもとおとなが共に学ぶ」ことを目的とし、全校生徒(71人)・保護者(約40人)・教職員が参加しました。
(1)現代的な課題「ジェンダー平等」を子どもとおとなが共に考える
世界経済フォーラムは2023年6月、男女平等度を順位付けした「ジェンダー・ギャップ報告」を発表し、日本は146か国中125位(しかも過去最低)でした。また、世界全体の男女平等が達成するのにあと130年以上かかるともいわれています。授業では、この現代的な課題であるジェンダーをはじめ、世の中の不合理なことについて考え、公正・公平な社会をめざすことをテーマに話し合いました。
今回、教材として選んだのは絵本「せかいでさいしょにズボンをはいた女の子」(光村教育図書/作:キース・ネグレー、訳:石井睦美)です。絵本の世界に浸りながら、本時のテーマ・ねらいに迫っていきました。
(2)おとなとの意見交流で多様な価値観に触れ、一人ひとりが「自分なりの答え」を見つける
授業の中心場面では、「周囲から反対されても(主人公の)メアリーはなぜ立ち向かい続けたのでしょう」という発問に対して、自由に立ち歩きながら子どもとおとなが交流する時間をたっぷりとりました。子どももおとなも「一人の人間」として活発に意見交流し、多様な価値観に触れることで、一人ひとりが自分なりの答えを見つけることができました。
授業の終盤、「不合理だと思うことに出会った時、子どもたちにはどのように生きていってほしいですか」と保護者に問うと、子どもへの熱い思いを語ってくださいました。
また、絵本(教材)の読み聞かせでは、主人公の父親のセリフを、本校親師会長(PTA会長)の木村隆博さんにサプライズで読んでいただきました。生徒たちも大変喜び、より一層学びが深まりました。
【生徒の振り返り(1)】
今日は自分の意思で行動できているかを考えるとともに、人としての生き方(わたしらしさ)について知ることができました。僕も生活する中で「男なんだから~」など性別で決めつけるようなことを言われたことがあります。まだ日本でも世界でもジェンダー平等が認められていません。未来を担う一若者として、真剣に考えなくてはいけないと思いました。これからは性別などで判断して否定するのではなく、互いに認めて理解できるようになりたいです。自分の意思を強く持ち、生きていきたいです。初めて、先生方や保護者の方、全校生徒と一緒に学ぶ道徳、楽しかったです。
【生徒の振り返り(2)】
今日は全校生徒と一緒に「自分なりの答え」を見つけました。まず印象的だったのは、メアリーは、お父さんを除く周りの人たちからズボンをはくことを反対されていたのに、自分の考え(ズボンをはくこと)を周りに伝えようとしていることです。私はみんなと意見が異なっていると自分の考えを言えなくなってしまいます。ですが、今日の学習で、自分の意見を相手に伝えることをたくさんしようと考えました。メアリーのお父さんが「人間って当たり前だと思っていたことが変わってしまうのが怖いんだよ」と言っていたのが心に残りました。確かに、必要なものがなくなってしまうと怖いですが、本当にいらない決まりがあった時には「誰かが変えなくてはいけない」と思うので、様々な事実と向き合っていきたいです。そして、メアリーみたいに自分の意見を大切にして、それを行動に移していける人になりたいです。
【保護者の意見・感想】
今回の道徳授業では子ども、親、教師が一緒に学び、考え、発表し、同じテーマを共有することができ、学びが深かったです。学校でこのような考える機会を作って頂き有難いです。私自身、思い込みや「〜あるべき」にとらわれる事もあります。子どもの方が素直に「それは違うよ」と言ってくれる事もあります。いろんな価値観に触れ、考える機会を増やし、自分の軸を作っていってほしいです。私たち親も考えていき、その姿を見せていきたいです。
わたしたちの熊本の海から学ぶSDGs~暮らし・環境・食のつながりをみつめて~
西原中学校では、昨年度から1年生での総合的な学習の時間において海洋環境について考える探究学習を進めています。海のない学校で考える海洋環境学習。学校給食も海洋環境を考える教材になります。
海洋環境保全活動に携わる人との出会い
6月、(株)サステナブルジャパンの東濵さんをお招きして、海洋ゴミの課題解決のため開発された用排水路浮遊ゴミ回収機SEETHLIVERの開発の経緯と、海洋環境の現状、未来の海洋環境への想いを話していただきました。講話の後は、全員でプールに移動し、ゴミ回収機SEETHLIVERを動かした実験を行いました。「未来の子供達のために、綺麗な海を守り続ける」という使命感から行動する東濵さんの思いを生徒たちは受け、「自分たちの生活は環境とどうつながっているのか」という問いが顕在化しました。
海に行ってみよう~あしきた集団宿泊教室~
9月、あしきた集団宿泊教室において、浜辺観察の時間をとり、生き物の生息する場所にゴミも落ちていることに生徒たちは気づきました。
水俣のきれいになった海をカメラで撮り続けているダイバーの森下さんの講演からは、一歩踏み出すための未来の環境へつながる行動について聴くことができました。
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画像の説明を記述します。 |
海洋環境と食の関わりを考えよう
熊本市の学校給食で使用される一部の魚は熊本や国産のものです。そこで、学習過程に合わせた魚献立を意図的に実施し、給食の時間に海洋環境と食のつながりを意識できるように資料を提示しました。給食の時間は大切な学びの場です。
さらに、10月に開催した海洋環境シンポジウムには、実際に給食食材を提供されている水産加工業の津田商店(釜石市)、山下水産(天草市)、サステナブルジャパンの東濵さん、熊本市の魚勢(魚商)の森さん、海苔養殖に関わられる木口屋さんをパネリストとして迎え、生徒の疑問に答えていただきながら話が進みました。
情報を整理、分析しながら、今後は12月に武庫川女子大学の藤本先生の授業を受けて、発信の準備に入ります。
熊本市立必由館高等学校が進化します!
出あう つながる ともに創る~必由館でやりたいをカタチに~
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必由館高校の学びのイメージ図 |
1 必由館高校は令和6年度から変わる
熊本市立必由館高等学校では、令和元年度から熊本市立高等学校改革の議論を進めてまいりました。
そして、いよいよ令和6年4月からこれまでの普通科から「文理総合探究科」へと学科改編し、新たなスタートを踏み出します。
県内で唯一、文部科学省が進める普通科改革支援事業を受け、高校改革を推進しています。
新しい必由館では、全てを総合的に学習し、「課題発見力」「表現・発信力」「協働的課題解決能力」など、社会にはばたくために必要な力を身につけることができます。
2 必由館高校の新学科・コース
文理総合探究科(新しい普通科)
・文理コース(35人×7クラス)
・芸術コース【音・美・書】(30人×1クラス)
・生活デザインコース(30人×1クラス)
3 新しい必由館高校の特色
文理総合探究科(新しい普通科)
・文理コース(35人×7クラス)
・芸術コース【音・美・書】(30人×1クラス)
・生活デザインコース(30人×1クラス)
4 新しい必由館高校の特色
・熊本市役所・関連企業との連携事業
・令和6年度開講 学校設定教科「必由学」
・国際コースの取組みを全コースに拡大
これらの取組により、確かな学力と柔軟な思考力を備え、well-beingで持続可能な社会を創造できる担い手になるために必要な資質・能力を育んでまいります。
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11月15日 市役所ワークショップ |
5 新しい必由館高校「総合的な探究の時間」について
「総合的な探究の時間」では、観光・福祉・経済・文化財・環境など、社会課題の解決に日々取り組んでいる熊本市役所職員や関連企業と直接関わりあうなかで、問いを立て、探究活動を行います。話し合いやフィールドワークで地域を見つめ、将来の夢を抱き、キャリア形成に繋がる様々な学びを得ることができます。
先日は政策企画課職員がワークショップを実施し、熊本市「第8次総合計画」の策定に高校生が参加するような取組みも始まっています。
<問い合わせ先> 熊本市立必由館高等学校 Tel343-0236
「優秀教職員表彰」被表彰者10人決定!
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教育委員会では、学校教育において次世代を担うリーダーにふさわしい積極的な取組を行い、顕著な成果を挙げた教職員を毎年10人程度、熊本市教育委員会優秀教職員として表彰しています。今年度は、学習指導や生徒指導、地域との連携・協働の推進、学校保健、特別活動などそれぞれの分野において、本市教育の推進に大きく貢献した10人の教職員が受賞しました。 11月13日に行われた表彰式では、遠藤洋路教育長から被表彰者一人一人に表彰状と副賞が授与されました。表彰された教職員は以下のとおりです。 前列左から 春竹小学校 德丸 誠 教諭 画図小学校 田代 貴子 養護教諭 小島小学校 本田 貴士 教諭 出水南小学校 藤本 祥太 教諭 京陵中学校 矢田知等世 教諭 後列左から 錦ヶ丘中学校 船津 一真 教諭 桜木中学校 吉田明日香 教諭 五霊中学校 堤 大輔 教諭 必由館高校 古川かおり 教諭 写真右上 託麻北小学校 溝淵 善則 教諭 |
<問い合わせ先> 教職員課 328-2720
笑顔を届けます!~図書配送を支える学校主事・主事補の先生~
市立図書館を中心とした全小中学校間での図書配送が始まって、今年で20年です。配送の中心は、120冊(コンテナ3箱分)の「物語定期便」で年間約9万5千冊を配送しています。また、児童生徒の皆さんが読みたい本や授業用に先生方が必要とされる本(リクエスト便)なども年間約1万3千冊配送しています。
そして、年間これだけの数の本を公用車を使って配送しているのが、各学校の学校主事・主事補の先生方です。配送は台風や大雨などの時以外は、暑い日も寒い日も関係なく、雨の日もカッパを着て、コロナに関しても全校休校の時以外はマスクをはめ、消毒しながら、可能な範囲で続けました。物語定期便やリクエスト便が各学校に届くのは、こうした児童生徒の皆さんには見えないところでの学校主事・主事補の先生方の支えがあるからこそだということを、是非、多くの方々に知っていただきたいと思います。
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本日の図書配送の順番や数の確認 | 定期便はコンテナ3箱で120冊の本です。1箱でもかなりの重さになります。 | 安全運転を心がけてさあ公用車が市立図書館を出発です。 |
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学校の玄関まで運んで受け渡しをします。バッグにはリクエスト便が入っています。 | この図書室では物語定期便の本を並べるコーナーが用意してあります。 | 本を開くと笑顔が広がる、そんな図書室になることを目指しています。 |
届いた定期便やリクエストの本と児童生徒の皆さんをつなぐのが学校図書館司書補の先生方です。
「みんなでつくる!新しい学校づくりワークショップ」を開催しました
江南中学校・向山小学校・向山幼稚園は、校舎の老朽化のために近く改築が見込まれており、教育委員会では、施設一体型義務教育学校への移行や向山幼稚園との一体整備による幼小中連携の新たな学校の在り方等を含めた検討を行っています。そこで、地域の拠点としての魅力的な学校づくりを行うために、令和5年(2023年)10月25日(水)、11月6日(月)に江南中学校の1・2年生を対象に「みんなでつくる!新しい学校づくりワークショップ」を開催しました。
これは、令和5年4月に施行された「こども基本法」に基づく「こども施策に対するこども等の意見の反映」の取り組みとして実施したものです。
ワークショップでは、「今の学校や地域のどんなところが好き?」、「新しい学校ってどんな学校にしたい?」というテーマで話し合い、「地域の人たちの朝ボランティアや、地域の夏祭り、町内運動会を大事にしたい」「誰でも使えるような教室や屋上で、友達とお話ししたい」「ひとりで集中して勉強ができる自習室がほしい」などの意見が出されました。
第1回「今の学校や地域のどんなところが好き?」
・みんなでたくさん過ごした時間や空間が好き。いろいろな思い出が詰まっている。
・植物や木がたくさんあり、自然がいっぱいなところ。
・図書館は本の香りがして落ち着く。好きな本が読める空間。
・職員室で先生と話せること。コーヒーの香りがするのも好き。
・理科室でする実験が楽しい。
・地域の方があいさつをしてくれる。
など
第2回「新しい学校ってどんな学校にしたい?」
・小学校1年生から中学校3年生みんなが参加する合唱コンクールや文化祭などの行事をしてみたい。
・食堂や屋上など、好きなところで給食を食べたい。
・みんなで学校に泊まって、映画をみたりグラウンドでキャンプやバーベキューをしたりしてみたい。
・校庭にバスケットコートや人工芝のサッカーコートがほしい。
・雨のときでも使えて気軽に運動できるように、室内スポーツ施設や屋内プールがほしい。
・みんなの意見が入った学校に家族や友達を連れてきたい。卒業しても遊びに来たい。 など
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グラフィックレコーディングという手法で、こどもたちの話し合いの内容や意見がまとめられました。 | 教育委員会では、このワークショップで出た意見を、新しい学校における教育の基本的な考え方や施設整備方針に反映できるよう検討していきます。 |
新しい教育委員が就任されました!
9月26日から、熊本市教育委員に新しく村田 槙教育委員が就任されました。
今回は、村田槙委員にインタビューを行いましたのでご紹介いたします。
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村田 槙 教育委員 |
村田 槙 教育委員
主な経歴 テレビ西日本 報道部
NHK熊本放送局
熊本市教育委員会の審議会委員等を務められ、令和5年9月26日より教育委員就任。
趣 味 手芸、ゆっくりコーヒーを淹れること。
特 技 ルービックキューブが大好きです。何マスのものでも揃えられます。
教育委員としての意気込みをお聞かせください。
元々は報道に身を置いておりましたので、仕事を通して、現代のこどもたちや保護者をとりまく環境や問題がどんどん変化していると感じていました。一方で、自分自身の子育てを通して、学校の先生方の業務も多様化・複雑化し、負担や心労はかなり増えながらも教育活動をしてくださっている大変さやありがたさを、身近で強く感じながら過ごしてきました。
いち市民の目線で、保護者の目線で、時々ちょっとだけマスコミの目線で。様々な立場の方々の声や思いに触れながら、けれども常にニュートラルに、公平に、熊本市の教育現場を見つめていきたいと思っています。
熊本市の子どもたちの良いところは、どのようなところだとお考えですか。
令和3年度の夏休み明け、コロナの影響で、分散登校でスタートしたある日のこと。息子のクラスがリモート授業の日で、授業が終わればそのままzoomを退出して終了の流れでした。しかし、担任の先生をはじめ学校のたくさんの先生方は、クラス関係なく、登校している子どもたちの給食配膳等のため、授業が終わっても大忙しでした。
すると、リモート授業の最後に、こどもたちが学校にいる先生に向けて、「先生、このあとも大変だね」「頑張ってね」と、声をかけていたのです。 たくさんの先生たちのおかげで自分たちの学校生活があるのだということ。感謝し、思いやる心を持ったこどもたちがたくさんいるんだなと、心が温かくなりました。
これからの教育において、大切にしたいと思うことは何ですか。
1人1台タブレットに、AIの発展。この時代の目まぐるしい進化の中で、創造力、協働性、問題解決能力など様々なスキルの育成が求められていますが、私が最も大切にしたいと思うのは、「コミュニケーション力」です。コロナ禍で人とふれあう機会が遠のいた数年間でしたが、だからこそ自分の声で相手に思いを伝えること、受け取ることの大切さを痛感した日々でもありました。
年齢、地域、文化で隔たることなく、誰もが自由な発想で臆することなく意見を交わしてゆける環境作りが大切だと考えています。それがまた、協働性や問題解決能力の育成にも大いにつながってゆくと思います。
子どもたち、保護者の皆様、先生方へメッセージをお願いします。
教育をとりまく様々な出来事について常にアンテナを張り、自分はどう思うか、周りはどんな考えなのか、まずは身近なところからたくさん会話をする。そこから生まれる素朴な「そうだ」「違う」「なぜ?」の気持ちを、いち市民としてどんどん声に出していきたいと思います。と同時に、熊本市のたくさんのこどもたちや保護者の皆様、そして先生方の声を、どんどん聞かせていただけたらと思います。
これからの熊本市の教育がより明るいものとなるよう、誠心誠意務めさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
村田委員、ありがとうございました!
熊本市遺跡発掘速報展2023を開催します
発掘調査成果を広く市民に還元し、熊本市の歴史への理解を深めてもらうため、主に昨年から今年にかけて発掘調査・整理作業・報告書作成を実施した遺跡や、近年の調査成果を元に検証した最新のデータについて、出土遺物や写真パネルによる展示、解説を行います。
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昨年度開催時の様子 |
開催期日 令和6年(2024年)2月3日(土)~令和6年(2024年)5月12日(日)
※ただし毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌平日)は休館日。
会 場 熊本博物館 特別展示室3
入場料 大人400円 高校・大学生300円 小・中学生200円
※未就学児、熊本市内の学校に通学する小中学生(名札か生徒手帳、くまはくミュージアムパスなど所持者)、障害者手帳または65歳以上の熊本市民で証明書をお持ちの方の入場料は無料です。