~ 【 シンボルロード 】 から 【 シンボルプロムナード 】 へ ~
熊本城と庭つづき『まちの大広間』をつくる官民連携プロジェクト
熊本市は平成24年4月の政令指定都市への移行を契機に、九州・東アジアの交流拠点都市としてより一層の成長を図ることによって、国の内外から「選ばれる都市」となることを目指しています。そのような中、中心市街地では熊本城の本格復元による入場者数の増加や平成23年3月にオープンした桜の馬場・城彩苑が賑わいを見せる一方で、中心街地域の歩行者通行量が減少傾向にあり、熊本城周辺の回遊性の向上が重要な課題となっています。
このため、桜町・花畑周辺地区の通称シンボルロードを、近年国内に例のない規模で車が通行しない全面的な歩行者空間とし、それに面した民地内のセミパブリック空間と合わせて「人が主役のシンボルプロムナード」と位置づけることにより、市民や観光客が歩くことを楽しめる空間として賑わいの創出や回遊性の向上を進めていきます。
今後、このシンボルプロムナードの整備やその周辺での再開発事業等が順次進んでいく予定であり、熊本城への景観に配慮しながら賑わいを創出し、デザインと利活用の両面から「官民協働」で一体的なまちづくりを推進する必要があるため、将来的な管理運営まで視野に入れた取り組みを『桜町・花畑周辺地区まちづくりマネジメント基本構想』としてまとめました。