農業者向け金融支援制度の創設について
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて経営が悪化した農業者が、今後の経営に支障を来さないよう、県と一緒になって、保証料不要で3年間の無利子貸付金を創設するとともに、既存の農林漁業セーフティネット資金も3年間の無利子化を実施します。
1 制度の概要
資金名 |
新型コロナウイルス対策
緊急支援資金 |
新型コロナウイルス対策
セーフティネット資金 |
対象者 |
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、農業収入が前期より10%以上減少した(見込み)等の市長の証明を受けた農業者 |
貸付対象 |
運転資金(肥料、農薬、資材費、その他経営の維持に必要な経費等) |
融資枠 |
278百万円 |
209百万円 |
貸付限度額 |
1,000万円 |
600万円 ※ |
貸付金利
(R2.2.20現在) |
1.40% |
0.10% |
利子補給
負担割合 |
県 : 市 : 金融機関 5 : 2 : 3 |
県 : 市
1 : 1 |
利子補給期間 |
3年以内 |
融資機関 |
金融機関 |
日本政策金融公庫 |
保証料 |
0%(全額補助)
県 : 市
1 : 1 |
- |
※ただし、簿記記帳を行っている者に限り、経営規模等から貸付限度額の引き上げが必要であると認められる場合には、年間経営費の6/12に相当する額又は粗利益の6/12に相当する額のいずれか低い額とすることができます。
2 特徴
○保証料無しでの新たな資金の創設
保証料を県と市で全額補助し、無担保・無保証人で借り入れできる緊急支援資金を創設。
○資金の3年間無利子化
県・市・金融機関で利子補給を行い3年間無利子化。
3 借入時期
金融機関及び県との協議が整い次第直ちに。
※農林漁業セーフティネット資金とは
農林漁業経営の意欲と能力を有しながら、災害や経営環境の変化等経営者の責めに期さない理由により一時的に経営状況が悪化した農林漁業者に対して金融措置を講じる融資制度