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令和2年(2020年)5月8日 新型コロナウイルス感染症患者発生(本市40例目)に伴う市長記者会見

最終更新日:2020年5月8日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp 担当課の地図を見る

会見録

 

市長発表

 市民の皆様にお知らせをいたします。
 本日、熊本市内で40例目、県内では48例目となります新型コロナウイルス感染症の患者の方が確認されました。
 この方は、東区にお住いの20歳代の日本人男性です。職業は臨床検査技師で、お勤め先は熊本地域医療センターです。
 陽性確認に至るまでの経緯です。この方は、熊本地域医療センターにお勤めの既に感染が確認されました36例目の方の濃厚接触者であったことから、4月24日にPCR検査を実施いたしました結果、陰性となっております。あわせて、4月24日から5月2日までは自宅待機されておられましたが、5月3日から発熱症状があり、5月5日に市内の医療機関Aを受診されました。5月3日から5月4日まで発熱症状があったということでありますが、5月5日に、そのまま熱発をしてしまったら不安であるということから一度きちんと診察を受けようということで熊本市内の医療機関Aを受診されておられます。その後、熱も下がって6日も自宅待機をされておられましたが、5月7日から通常の出勤をされておられます。ただこの際、5月3日から5日(正しくは4日)までの発熱症状があったということがありましたことから、職場であります熊本地域医療センターから保健所の方に相談がありまして、本日、熊本地域医療センターにて検体を採取しPCR検査を行った結果、20時30分に陽性と確認をされたものでございます。
 発症日は、この症状等から考えますと5月3日であると考えておりますが、詳細は確認中でございます。
 患者さんの今の状況ですが、発熱など特に症状はございません。また意思の疎通も可能です。本日22時5分に感染症指定医療機関へ入院されました。なお、詳しい症状については、感染症指定医療機関での診察を踏まえ、明日以降改めてお知らせさせていただきます。基礎疾患はございません。
 行動歴についてでございますが、発症前の行動歴については、4月24日から5月2日までは自宅待機をされております。また、過去1か月の海外渡航歴や、県外への移動歴はございません。発症後は5月7日に熊本地域医療センターに午前7時30分から午前9時まで出勤されております。
 接触者の状況でございますが、同居のご家族はおられますが、詳細については本人のご同意が得られておりませんので、非公表とさせていただきます。なお、その他の接触者等についても現在調査中でございます。
 感染経路として、先ほども申し上げました通り、この方は4月19日に発症された36例目の方の濃厚接触者であります。ここが感染経路であるというふうに考えております。
 その他、報道資料に掲載されている内容以外については、現在調査中でございます。分かり次第あらためてお知らせをさせていただきます。
 4月27日以降、本市においては、昨日まで連続11日間、新規感染者が確認をされておりませんでしたが、本日、新たに感染者の方が確認をされました。
 先日も申し上げましたが、ここで新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取組を緩めれば、再び感染が拡大し、これまでの努力や成果が水泡に帰してしまう恐れがございます。
 改めまして、市民の皆様方には引き続き最大限の警戒を払っていただきますとともに、人と人との接触機会を可能な限り低減する行動を心がけていただくよう切にお願いをいたします。
 私の方からは以上です。

 

質疑応答

【記者】前の方も臨床検査技師の女性でした。この方と濃厚接触ということは、同じ職場で同じような仕事をしていたとか、その辺り具体的にわかりますか。

 

【市長】同じフロアで勤務されていたということです。

 

【記者】それは何か食事が一緒だっただとか、勤務日がかなり重なっていたとか、そこまではまだわかりませんか。

 

【市長】そこまではまだわかりません。ただ、今色々と、どういう勤務状況だったのかということについては、もう少し細かく聞いているところだということです。

 

【記者】この男性の方は、患者さん方とか、あと他の職員さんとか、主に患者さんとの接触というのはどうなのでしょうか。

 

【市長】4月24日に検査をするまでの間、その前は少し勤務されていますので、その状態はまだ確認はしておりませんけれども、36例目の方の接触者あるいは濃厚接触者の方は、ほとんど検査をされている状態でありますので。そのほとんどの皆さんは陰性が確認されているということになります。ただ、今回この方が陽性だということで確認されたので、やはり注意深く今後も36例目の濃厚接触者の方は特に、全部で8名いらっしゃったのですかね、この方を除いて他の方は、経過を注意深く保健所としても観察させていただくということでございます。そして、何らかの症状が出た場合には、また再度検査することもあり得るのかなと考えております。

 

【記者】3日から4日の間に発熱症状があったにも関わらず、その後出勤なさったというところで、通常ちょっと考えられないかなと思いますけれども、その態勢について何か指導なさったりとかそういうのはありますか。

 

【市長】保健所としても、5月2日までが待機の期間ということになるものですから、その後ということについては、なかなか行動を規制するというところにはいかないです。この2週間という期間を見るということが、一定のルールになっていると。ただ、今回こういうケースがあって、それ(待機の期間)が明けたその翌日に発熱があったということで、そのことについては、色々とご相談されたり、医療機関の方に受診されたりもしていますので、かなり慎重になさっていたのではないかなと思いますが、出来れば2週間の経過観察の期間があった後もこうして発症するケースがあるということでありますので、再検査で陽性になるということが十分考えられますので、そういう意味では、こうした発熱症状が出た場合には、やはり念には念を入れて、出勤をしないとかそういったことも、今後濃厚接触者であるとか、こういった方にはお願いをして、観察をしていく、そういうことが必要だろうと思っております。私も今記者さんからご質問があったような印象を受けましたので、やはりどこまで念を入れるのかというのは、濃厚接触者の場合、陰性と分かってから2週間は様子を見ましょうと、それが明ければということではありますから、それをもって直ちに全てがだめだとはなかなか言いにくい部分があるとは思うのですが、私としては、そこは念には念を入れるということが極めて重要なことだろうと思います。ですから今回のケースを受けて、保健所の方も今態勢としては、色々と健康観察の状態について、強化をするように既に取り組んでおりますので、その辺について今後も引き続きそういう取り扱いをしていきたいと考えています。

 

【記者】ちなみに7日に出勤する前に発熱をしていたことは、地域医療センターの方は知っていたのでしょうか。

 

【市長】地域医療センターの方には、4日の日に言われているのですかね。(事務局に確認)

 

【事務局】はい、4日の日に言われているそうです。

 

【市長】それで7日に、朝早い時間ではありましたけれども、おそらく少し心配もあったということで、たぶんこの早い時間に出勤されたのではないかなと思いますけれども、午前7時半ということですから。その時に、地域医療センターの方から、やはり発熱があったということを考えれば、今の状態では熱はないけれども、症状はないのだけれども、念のために検査をしておこうということで再度検査をしたというのが事実であります。

 

【記者】熱があったと報告したにも関わらず、出勤をさせた地域医療(センター)の態勢に対しては、どのようにお考えですか。

 

【市長】出勤をさせたのかどうなのか、ご本人がどうされるべきだったのかは、私もそこは、詳細は確認ができていませんので、ちょっとコメントしようがないのですけれども、やはり出来るだけこれは慎重になさるべきだろうと思います。

 

【記者】36例目の方の感染経路は、地域医療センターはこれで4人目になるのですけれども、最初のお2人とは感染経路が違うということだったのですが、その後はわかっていますか。

 

【市長】36例目の方のその後は、わかっていないですよね。(事務局に確認)

 

【事務局】まだ国の方で解析中です。

 

【記者】12日ぶりに、しかも連休明けで、また医療機関での発生というのについては、どのように受けとめていらっしゃいますか。

 

【市長】かなり深刻に受けとめております。私も第1報が入った時に、非常にショックを受けました。特に今、全体的に感染者数が、全国的にも少しずつ落ち着きを見せているような状況の中でありましたので、特に熊本市内の場合、県内含めてですけれども、もう11日間全く感染者がいない状況であったということで、明るい見通しがもう少し立てられるだろうと思っていた矢先でもありましたので、非常に緊張感を持って、今この状況を受けとめております。しかも、医療機関であり、地域医療センターでの4例目ということになりますので、これは院内感染、そしてそこでの集団感染に繋がらないように、万全の態勢を取ることが、今後市民の安全安心を守るために極めて重要なことだろうと思っております。

 

【記者】地域医療センターは昨日再開したばかりなのですけれど、今後はどうするのでしょうか。

 

【市長】それは、明日は一般診療がないものですから、明日の午前中に病院の方で判断をされると伺っております。ですので、我々としてはやはりこういう状況を踏まえて、慎重なご判断をしていただきたいと、それは保健所の方から既に病院側の方にはお伝えをしてあるということでございます。

 

【記者】緊急(救急)外来も開始されていますよね。

 

【市長】救急外来の方も開始されていますので、そこは今日の段階ではまだそのままの状態でありますが、明日以降について、どういうふうな対応をされるかは、これから関係者の皆さんで協議をなさると思っております。

 

【記者】5日の医療機関なのですけど、これは感染症指定医療機関ではないのですか。

 

【市長】(感染症指定医療機関)ではなくて、一般の病院です。

 

【記者】職場の地域医療センターから保健所に相談があったのは、7日でよろしかったですか。

 

【市長】地域医療センターから相談があったのは、7日の日ですかね。(事務局に確認)

 

【事務局】相談があったのは8日です。地域医療(センター)から(相談が)あったのは今日です。

 

【市長】今日相談があって、検体を採取してと。今日は出勤されていないのですよね。

 

【事務局】今日は出勤されていません。

 

【市長】だから、7日の午前中に7時半から9時まで出勤をされているということで、これはその判断で帰られたということなのですかね。(事務局に確認)

 

【事務局】はい。やはり熱が3日、4日とあったということで、ちょっと早めに帰されたみたいです。

 

【市長】これは、もう帰って自宅で様子を見なさいということを、たぶん病院側からそういう指導があったということではないかなと思います。そう聞いているということですよね。(事務局に確認)

 

【事務局】はい。

 

【記者】4日に一応病院側に本人は報告しているのですよね。

 

【市長】はい。

 

【記者】それなのに、7日に何で出てきたのでしょうか。

 

【市長】そこは私もわかりません。ですからそこは病院にはまだ確認しておりませんので、その辺も含めて少しこれから確認をしたいと思います。どういうやり取りをして、どなたとやり取りをしたかというのは、8時過ぎの段階でこの方が陽性とわかってから調べた限りのことを今申し上げているものですから、ちょっとその辺は、もう少しディテール(細かい部分)を詳しくお聞きしたいと思っています。

 

【記者】この1時間半の勤務の間なのですけれども、どんな業務にあたっていたかということはわかりますか。

 

【市長】何か(情報は)ありますか。(事務局に確認)

 

【事務局】検体等の検査をやられていたということで聞いています。検査をやられている臨床検査技師なので、それをやられていたということで、お1人でやられていたということを聞いています。

 

【記者】その間の接触者とかは、いないということですか。

 

【事務局】同僚の方が、お2人おられたということでした。ただ、2分程度の接触ということです。

 

【記者】市長のご発言と紙(報道資料)での事実確認なのですが、紙には5月3日から4日まで発熱とあって、市長は先ほど5月3日から5日まで熱とおっしゃいましたが。どちらですか。

 

【市長】ごめんなさい。4日までの間違いです。

 

【記者】36例目の8人のうちの1人でよろしいのか、残り7人ということですか、濃厚接触者は。

 

【市長】そうですね。

 

【記者】4人目ですけど、院内感染の可能性があると認識していらっしゃいますか。

 

【市長】認識をしております。ですので、4人目が出たということは、28例目と32例目の方と36例目の方は、直接的な接触というのはないという状態であったというふうに伺っていますけれども、しかし、こうしてまた新たに(感染者が)出たということになりますと、やはり院内感染ということは疑われます。ただ、300人近くを、地域医療センターの場合は検体検査をこれまで行っていますので、かなりそういう意味では広く検査を行っていると。ただ、こうやってやはり陰性になった方が、再検査で陽性として確認をされるということは、症状がない状態で、潜伏期間と言いますか、そういったものには非常に注意しなければ、また感染者がいつ増えてもおかしくない状態になり得ると考えております。

 

【記者】陰性から2週間とおっしゃいましたけど、36例目の方の発症が4月19日だから、そこから2週間が5月2日ではないですか。

 

【市長】そういうことです。だから、検査してからの2週間ではなくて、検査前、要は36例目の濃厚接触者と(して)、(36例目の方と)接触した最後の日から数えて2週間ということで、今の基準上はなっているということでございます。

 

【記者】地域医療センターは既に300人近く検査をされていますが、今(検査を)していない人で、この方関連でまた検査をするというような予定はありますか。

 

【市長】今のところは、まだそこまでは確認が取れていません。これから、この方が陽性になったということで、どのくらいの方がその間に色々な接触をされたのかということで、また新たな広がりと言いますか、そういったものを把握しながらやっていくということになろうかなと思っています。

 

【記者】今まで検査した人の中で、この方以外に何かしらの症状が出ているという相談は他にあっていますか。

 

【市長】今のところはないですね。

 

【記者】確認ですけれども、経過観察が終わった後にこの陽性が判明したということですか。

 

【市長】そうですね。ですから、そこがやはり逆に言えば経過観察の期間が2週間というのが、妥当なのかどうなのかというのは大いに検討すべき必要があると思います。これは国の方にも報告をさせていただいておりますので、何らかの検討をなさるのではないかなと思っています。ただ我々としては、やはり保健所も含めてなんですけれども、こういう事例が、再検査で陽性が出たという、どういう経過かはよく調べるにしても、そういうことを考えると出来るだけ安全面を優先しながら、一定の基準は当然ありますけれども、それにプラスアルファをした色々な対応をすべきだろうということで、内部的に更に検討していくということになります。

 

【記者】19日から2日が2週間の経過観察ということですか。

 

【市長】そうです。そういうことです。

 

【記者】今レベル3になっていると思うのですけれども、その判断を改めるということは検討されていますか。

 

【市長】これは、5月11日までが1週間ということできちんとそこは区切っていますので、11日までの感染状況をみて、そして12日に専門家の方の見解をお伺いして、13日の本部会議でこのリスクレベルについては、再評価をするということになろうかと思います。そういう意味では、これ以上感染者が出ないということで、この方はリンクありの感染者ということになりますので、そういった判断になってくるのではないかなと思います。今濃厚接触者である同居のご家族については検査をしている最中です。ですので、この結果がまた判明をすればお知らせするということになろうかと思っております。

 

【記者】西村大臣の感染者が0人の県が緊急事態宣言から外れるというような県の中に熊本が入っていたのですけれども、その中で今(新たな感染者が)出たということに対してはどうお考えですか。

 

【市長】そうですね。そういったことにも影響を及ぼすのではないかなと思っております。そこは、国の方でご判断をなさることですので、緊急事態宣言の解除について私に判断権限はありませんので、そこは今の客観的な状況、それからこうした院内感染というものをどうゆうふうに捉えるのか、リンクありかリンク無しか、市中感染の状況、こういったものを総合的に判断しながら、おそらく最終的な判断をなさるのではないかなと思っております。

 

【記者】今回4人目が病院内で発生されたということですけれども、もう1人発生されたらクラスター発生という形になるのでしょうか。

 

【市長】そこも、厚生労働省のクラスター対策班の先生とご相談をするということになると思います。ただ最初申し上げましたとおり28例目の方と32例目の方が看護師さんなのですが、36例目の方は女性の検査技師の方です。ここの院内での感染の状況というのがちょっとはっきりしていないということもあって、この遺伝子の検査を今東京の方に出させていただいているということので、そういうことも総合的に考えてということになります。ただ、同一病院内で5名もし発生をしたということになれば、当然それはクラスターという評価になっていくのではないかなと考えております。現時点ではそこまでという形にはまだなっていないということになりますけれども。

 

【記者】遺伝子検査はいつ結果がわかるのでしょうか。

 

【市長】まだわからないです。

 

【事務局】うち(保健所)とまだやり取りしておりまして、もう少しかかるということです。

 

【市長】結構センシティブな検査らしく、ちゃんと検体の量であるとか色々なレベルがちゃんとしているかどうかでちょっとやり取りがあっているようですので、もう少し時間がかかると(聞いております)。

 

【記者】仮になのですけれども、36例目とリンクしないところ、無症状の患者とかが紛れていたとかという恐れが、もし万が一にもあるかなと思ったのですけれども(どのように考えられますか)。

 

【市長】そこはまだそういう結果を見てみないと評価はできないですよね。

 

【記者】遺伝子検査の方を急いでやってもらうとかそういう働きかけは一切されないものなのですか。

 

【市長】もちろん、急いでやってもらうようにはもう既にお願いはしております。正確にやらないとこれはだめな部分もありますので、迅速かつ慎重、丁寧な検査をお願いしているところです。

 

【記者】36例目の濃厚接触者の方は、これは同じフロアで働いていらっしゃる同僚とかどういう方になるのでしょうか。

 

【事務局】36例目の方と4月19日に同じフロアで4時間程お仕事をされていました。間隔は離れていたということだが、濃厚接触者ということです。

 

【記者】濃厚接触者は8名いらっしゃるのですよね。その8人の方は同僚とか職員の方という理解でよろしいのでしょうか。

 

【事務局】はい。そうです。

 

【記者】大型連休が明けて、今日もですけれども、街中を見ると一部休業要請が緩和されているからなのか人通りも多く、その辺ご覧になられてどのように思われますか。

 

【市長】一定程度そういう密を避けるということで配慮をなさった事業者あるいは店舗等こういったところは、今回これは県の方のご判断で緩和をされたわけでありますけれども、ただ私の方は先日の記者会見でも申し上げましたとおり、熊本市内においては感染者がずっと続いている状況がありますので、あと1週間程度は様子を見て自粛をしていただかないと、なかなかこれは感染の広がりが収束したということには繋がっていかないので、そこはお願いをさせていただいているということでございます。今回ちょうどそういったことで、連休明けにこうして新たな感染者の方が確認されたということは、リンクがあるということではありますけれども、皆さんの身近なところにリスクがあるということをよく認識をしていただいて、特に明日から土曜、日曜ということになりますけれども、気を緩めることなく皆さんには出来る限りの外出の自粛をお願いしたいと思っています。そして、事業者の皆さんにもこうした事例があって、一度PCR検査を受けて陰性だった方も再陽性になるような可能性もやはりありますので、決して油断をせずに感染症の対策を十分にして、そして必要最低限のものに留めていただくようにご協力をいただきたいと思っております。

 

【記者】この方は5日に市内の医療機関を受診されているということなのですけれども、この方は一度自分がPCR検査を受けた、もしくは濃厚接触者の経過観察を受けていたということを保健所に相談されて受診されたのか、何もなく受診をされたのか。

 

【市長】何もなく受診をされたそうです。ご自身で心配になって、自分としては2週間がもう過ぎていて、ある意味ではもう別に外出をしても構わない状態なのだけれども、3日、4日と発熱があったことからどうかということで受診をされた。ただ、その受診の結果では、ドクターとの相談の中で熱もその時点では下がっていたし大丈夫だろうというご判断だったと聞いております。

 

【記者】濃厚接触者としては、そこの病院にいらっしゃった方も発熱後に受診されているということは濃厚接触の可能性があったりはするのですか。

 

【市長】この病院に関しては、十分対応をとって、いわゆる防護といいますかそういうことをやって受診されているみたいですので、その点は濃厚接触者という方はいらっしゃらないということで確認をしております。

 

【記者】事前に連絡はなかったけれども、病院側がちゃんと対応されたことによって、濃厚接触者はないということでしょうか。

 

【市長】そういうことです。

 

【記者】先ほどもちょっとあったのですけれども、市独自のリスクレベルなのですけれども、今回はリンクがあるということなのですけれども、ここから一昨日の会見では現状維持できればリスクレベルは2に下がるだろうというような話だったかと思うのですけれども、現状の今この段階でリンクありが1人発生だけで留まれば、リスクレベルは2に下がるだろうというようなお考えは変わらないのか。

 

【市長】それもそういうことになろうかと思います。ただ、リスクレベルについては、あれは1つの目安ですよね。例えばリンクなしの方が2名とかですね、それから、新規の感染者が2名とか、こういった基準というのは一定のラインであるわけですが、それに合わせて総合的に今までの状況を見て専門家会議の座長や副座長からのご意見を賜って、最終的に本部会議で決定をしておりますので、そういう判断になろうかと思います。

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