9月は食生活改善普及運動月間です
9月は食生活改善普及運動が全国的に展開されています。今年の基本テーマは、「食事をおいしく、バランスよく」。この機会に食生活について振り返り、より一層健康づくりに取り組みましょう。
問 バランスのとれた食事をすることは大切です。「主食・主菜・○○」を組み合わせた食事を心がけましょう。○○に入る言葉は次のうちどれでしょうか?
A.副菜
B.汁物
C.果物
答え A 副菜
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を意識すると、栄養面をはじめ見た目にもバランスのよい食事になります。
主食:炭水化物の供給源となる、ごはん・パン・めんなどを主材料とする料理
主菜:たんぱく質の供給源となる、肉・魚・卵・大豆・及び大豆製品などを主材料とする料理
副菜:各種ビタミン、ミネラル及び食物繊維の供給源となる、野菜・芋・豆類(大豆を除く)・きのこ・海藻などを主材料とする料理
熊本市ホームページでは、主食・主菜・副菜をそろえたバランスレシピを紹介しています。→ホームページはこちら
問 とりすぎた食塩を体から排泄する働きがある栄養素は次のうちどれでしょうか?
A.カルシウム
B.ナトリウム
C.カリウム
答え C カリウム
カリウムが多く含まれる野菜、果物、芋、海藻類等は、食塩を排出する効果があります。日本人の食塩平均摂取量は10.1gです(令和元年国民健康・栄養調査)。食塩の1日の摂取目標量は男性7.5g未満、女性6.5g未満なので、あと2g以上の減塩が必要です。栄養成分表示も参考にしながら減塩を心がけましょう。
減塩のコツはこちら→熊本市ホームページ
問 1日の野菜摂取量の目標は350gです。現在、日本人の平均的な野菜摂取量はどのくらいでしょうか?
A.180g
B.280g
C.380g
答え B 280g
日本人の野菜摂取量の平均は約280gです(令和元年国民健康・栄養調査)。目標まで、あと70g=1皿分の野菜が足りません。トマトなら約1/3個で約70gをとることができます。熊本市では、「みんなの野菜レシピ」を作りました。ぜひ参考にしてみてください。
みんなの野菜レシピはこちら
問 カルシウムは骨を強くしてくれます。1食あたりに含まれるカルシウム量が多いのは次のうちどれでしょうか?
A. 牛乳 コップ1杯(210g)
B. 木綿豆腐 1/4丁(75g)
C. ししゃも 2匹(50g)
答え A 牛乳 コップ1杯(210g)
それぞれに含まれるカルシウム量は、牛乳230mg、木綿豆腐70mg、ししゃも180mgです。牛乳をはじめ、ヨーグルトやスキムミルクなどの乳製品はカルシウムを多く含んでおり、手軽にとることができます。牛乳・乳製品を毎日摂る習慣をつけましょう。
問 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準の一つとして測定するのはどこの太さでしょうか?
A. 首
B. お腹
C. 太もも
答え B お腹
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、お腹周りに脂肪がたまる内臓脂肪型肥満によって、さまざまな生活習慣病にかかりやすくなった状態です。腹囲(おへその高さ)が男性85cm以上、女性90cm以上に加え、高血糖・脂質異常・高血圧の3つのうち2つ以上に該当した場合、診断されます。メタボリックシンドロームの予防には食生活の見直しが重要です。
コロナウイルス感染拡大防止の為、ご自宅で料理をする機会が増えるのではないでしょうか。簡単にできる栄養バランスのとれたレシピや、食生活のポイントを紹介しています。ぜひご活用ください。
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