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「収れん」聞きなれない言葉かもしれませんが、「収れん」が持つ意味の一つに、「一つにまとめる」とあります。
収れん火災とは、太陽の光がレンズや鏡の反射、屈折によって一つに集まって、そこに燃えやすい物があると火災になるものです。
小学校の実験で行った、虫眼鏡で黒い紙に太陽の光を集めて紙を燃やす。これが収れん火災と同じ現象です。
太陽の光が集まる物は、水の入ったペットボトル、金魚鉢、凹面鏡、透明な球体(ガラス玉や水晶玉など)、透明な吸盤など、思いもよらないいろいろな物で収れん火災が起こります。
太陽の光が原因のため、夏場に発生しやすいと考えるかもしれませんが、太陽の高さが低くなり、部屋の奥まで光が差し込む冬場に比較的多く発生しており、中央消防署管内でもこれが原因と思われる火災が数件発生しています。
予防策としては、太陽の光が入ってくる範囲には、収れん火災が起こる可能性のある物を置かない。出かける際はカーテンを閉める。屋外の動物除け(水の入ったペットボトルなど)や車内にも注意が必要です。
収れん火災の原因にはいろいろな物がありますが、水の入ったペットボトルが原因でも収れん火災は起こります。
この動画では、水の入ったペットボトルが原因で火災になっていく状況を紹介しています。
ご覧いただき、収れん火災を予防する一助になれば幸いです。
このほか、熊本市消防局では多くの動画を公開しています。
動画を見るには以下のリンクから↓↓
熊本市公式Youtubeチャンネルへ (外部リンク)