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第2回 南区人生会議の日 開催!

最終更新日:2024年1月24日
南区役所 保健福祉部 南区 福祉課TEL:096-357-4129096-357-4129 FAX:096-358-0110 メール minamifukushi@city.kumamoto.lg.jp 担当課の地図を見る
 南区では令和2年4月に策定した、「南区地域包括ケアシステム推進方針」を基に、地域の「おたがいさま」の心で支え合いながら、医療や介護が必要になっても住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らすことができるよう、さまざまな取組を進めています。

「第2回 南区人生会議の日」を開催しました!

  令和2年度から、南区内の医療・介護に携わる関係者の皆さんと、医療と介護に関する分かりやすい啓発を目指して話し合っています。令和3年11月には、その関係者の皆さんと一緒になって、「地域包括ケアシステム」、終末期医療や在宅医療に伴う「人生会議」の大切さ、「メッセージノート」について知っていただくことを目的としたイベント「第1南区人生会議の日」を開催し、参加者の皆さんから好評をいただきました。
 そこで、さらなる啓発を進めるため、このたび「第2回南区人生会議の日」を開催しました。

 


【人生会議】 自らが希望する医療やケアを受けるために 大切にしていることや望んでいること、 どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で前もって考え、周囲の信頼ある人たちと話し合い共有すること(厚生労働省HPより)

 

【メッセージノート】 熊本市が作成している、自身の人生の最終段階における医療や生活について記録に残すノートのこと。

題名『いまを生きる。あなたへ

 

 

「第2回 南区人生会議の日」 ~ あなたの想いをつなげるために はじめの一歩 ~

【日時】  令和4年(2022年)11月12日(土)10時~12

【場所】  アスパル富合ホール

【参加者】 南区管内にお住まいの地域住民等223名



 

 

【受付の様子】【入場の様子。距離を保っての着席にご協力いただきました

 



1.講演 「人生会議」 ~これからのあなたの人生「最期はどこで、誰と、どのように」迎えたいですか?~

 にしくまもと病院名誉院長の林茂医師から、ご自身の体験談を踏まえながら、医療の役割分担やかかりつけ医・主治医」、「私の家族や患者さんの看取り体験」、「人生会議(家族会議)の大切さについて、分かりやすくお話していただきました。参加された方からは、実体験をもとにお話しいただき分かりやすかった」、「とても良い話で理解できた」、自分の意志を書いて残すことの重要性がよく分かった」などのお声をいただきました。

 


 【「人生会議」の講演の様子】            【真剣に講演に聞き入る皆さん。感銘を受けられたようです】




2.講演 「在宅医療ってどんな医療?」

 ひまわり在宅クリニック院長の後藤慶次医師から、「在宅医療とは」、「在宅と看取り」、「在宅緩和ケア」について、日ごろ先生が携わられている訪問診療についてお話いただきました。参加された方からは、説明がわかりやすく、とても聞きやすかった」、「在宅医療の仕組みや看取りの心構えが理解できた」、話を聞いてよかった、安心した」などのお声をいただき、多くの方が「在宅医療」について理解を深めることができたようです。


   

「在宅医療ってどんな医療」の講演の様子




3.体操でリフレッシュ



 休憩時間を利用して、熊本県作業療法士会熊本市南ブロック長の島崎弘聖様のご指導のもと、会場の皆さんに体操で身体を動かしていただきました。参加者された方は、笑顔で楽しみながらリフレッシュされていました。



     

【熊本県作業療法士会による体操指導の様子】




4.寸劇 「家族会議」 ~はじめの一歩~



 昨年度に引き続き、南区令和ばってん劇団(南区の医療介護に携わる関係者有志)による、『人生の最期に受けたい医療、延命治療や看取りについて家族で話し合うことの大切さをテーマにした寸劇を行いました。演者は全員、医療や介護に関する専門職等の方ですが、役になり切った迫真の演技に、会場が一体となって笑いを誘う場面も多々あり「劇があったのでイメージすることができた」、「劇の内容が分かりやすかった」との好評の声をいただきました。



【入院中病室にて、父親が「家に帰って暮らす」と言い出す】

 〔家族(妻と長男夫婦)と話し合い、意見が違う場面〕

【自宅に帰って、家族と在宅サービス提供者を交えた会議の様子】

 〔県外在住の長女もテレビ電話で参加〕

※在宅サービス提供者(中央の4名):医師、訪問看護師、薬剤師、ケアマネージャー



南区令和ばってん劇団の皆さん(南区の医療・介護に携わる関係者の有志)




5.体験 書いてみましょう「『私の想い』手帳」

 参加者の皆さんに、熊本市が作成しているメッセージノートを活用し「人生の最終段階に受けたい医療等」について、ご自身の気持ちを書面に書き残していただきました。「最後まで書けた」、「帰って家族と話し合いたいので途中まで書いた」、「まだ気持ちが定まらず書けなかった」など反応は様々でしたが、ご自身が希望する最期の医療について向き合っていただく機会となりました。


    

「『私の想い』手帳」に記入する参加者


今回は、南区が独自に作成を検討している、メッセージノートを基にしたお薬手帳等に入れて携帯しやすいサイズの「『私の想い』手帳」の試作品に書き残していただきました。



6.展示コーナー

 今回からパネル展示のコーナーを設けて、南区内での地域包括ケアシステムの取組状況等について、参加者の皆さんにご覧いただきました。





7.最後に

 「第2回南区人生会議の日」の企画及び運営にご協力いただいた、南区内の医療・介護に携わる関係者の皆さんです。


【南区長をはじめ、スタッフ(南区内の医療・介護に携わる関係者)の皆さんと一緒に】



動画

当日の講演の様子を、動画でご覧いただけます。
 

ご挨拶

 

講演「人生会議」~これからのあなたの人生「最期はどこで、誰と、どのように」迎えたいですか?~


講演「在宅医療ってどんな医療?」

 

体操でリフレッシュ

 

寸劇「家族会議」~はじめの一歩~


 

体験 書いてみましょう「『私の想い』手帳」


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南区役所 保健福祉部 南区 福祉課
電話:096-357-4129096-357-4129
ファックス:096-358-0110
メール minamifukushi@city.kumamoto.lg.jp 
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