アタマジラミは季節を問わず発生し、卵→幼虫→成虫の順に成長します。
卵は髪に固着しているので、指でつまんでも簡単に取り除くことはできません。
幼虫と成虫は同じような形態をし、翅がないので飛んだり跳ねたりすることはできません。
ヒトの体から離れると7~72時間で死んでしまいます。
形態 | 外観 | 期間 | 特徴 |
卵 | 約1mm 乳白色 | 7~10日間 | 髪に固着する。 |
幼虫 | 2~3mm 灰白色、灰黒色 | 8~14日間 | 孵化した直後から吸血を始め、3~5回の脱皮を繰り返して成虫になる。 |
成虫 | 2~3mm 灰白色、灰黒色 | 約30日間 | 成虫期間に約100個の卵を産み付ける。 |
アタマジラミはヒトの頭部に寄生し、幼虫・成虫は頭皮から吸血します。
吸血された箇所は激しい痒みがありますが、感染症等を媒介することはありません。