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【新型コロナワクチン接種】 小児(5~11歳)の接種について

最終更新日:2023年5月26日

ワクチン接種について新しいウインドウで


小児の追加接種でオミクロン株対応ワクチンを使用できるようになりました

小児接種は、安心して接種していただけるよう、熊本市医師会および鹿本医師会と連携して実施します。心配なことがある場合には、かかりつけの医師や接種を行う医療機関にご相談ください。

熊本市医師会・鹿本医師会コメント(R4.9~)



概要

小児(5~11歳)の方へ、新型コロナワクチンの初回接種(1・2回目接種)と追加接種をご案内します。接種費用は無料です。
ワクチン接種は任意です。ご本人と保護者の方で、接種をするかどうかのご判断をお願いします。

 

■接種を受ける際の同意について

 新型コロナワクチンの接種は強制ではありません。予防接種の効果と副反応のリスクの双方についてしっかり情報提供が行われた上で、接種を受ける方の同意がある場合に限り、自らの意思で接種を受けていただいています。なお、15歳以下の方の場合は、原則、保護者(親権者または後見人)の同伴と予診票への保護者の署名が必要となり、保護者の同意なく接種が行われることはありません。署名がなければワクチンの接種は受けられません。
 幼稚園・学校などの周りの方に接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。

 

■参考資料

日本小児科学会「5~17歳の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方新しいウインドウで(外部リンク)」もご参照ください。


 

対象者

5~11歳の熊本市民の方(国籍は問いません)
 
■特に接種をお勧めする方
慢性呼吸器疾患、先天性心疾患等、重症化リスクの高い基礎疾患を有する方
接種にあたっては、あらかじめ、かかりつけ医等とよく相談してください。

 

接種回数・接種間隔

接種間隔
接種するワクチンは「ファイザー社の小児用ワクチン」です。12歳以上用のファイザー社ワクチンと種類が異なります。

※接種量は0.2ml(12歳以上用の2/3の量、有効成分は1/3)です。

※追加接種は、3月24日からオミクロン株対応ワクチンとなります。

※オミクロン株対応ワクチンは、8月末までに、1人1回接種できます。ただし、基礎疾患を有する方は、5月7日までに1回、5月8日~8月末に1回、2つの期間で合計2回接種することができます。

 

〔他のワクチンとの接種間隔〕
▻他の予防接種を、新型コロナワクチンと同時に同じお子様に対して行わないでください。
▻前後に他の予防接種を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔を空けてください。

※ただし、インフルエンザの予防接種は、新型コロナワクチンと同時に受けることができます。


■接種年齢の考え方
 ▻初回接種(1・2回目接種)

 1回目の接種をする日の年齢です。
 新型コロナワクチンの初回接種では、1回目の接種時の年齢に基づいて判断します。1回目の接種時に11歳だったお子様が、2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目接種にも小児用ワクチンを使用します。また、1回目接種の前に12歳の誕生日を迎える方は、12歳以上用のワクチンを接種していただきます(12歳以上用のワクチン接種については、12歳以上の方の接種について新しいウインドウでをご覧ください)。


▻追加接種

 追加接種(3回目以降の接種)をする日の年齢です。

 乳幼児用のワクチンで初回接種を受けた場合も、追加接種をする日に5歳に達していれば、小児の追加接種が可能です。

 なお、1・2回目に小児用ワクチンを接種された場合でも、追加接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合は、12歳以上用のワクチンを接種していただきます(12歳以上用のワクチン接種については、12歳以上の方の接種について新しいウインドウでをご覧ください)。


年齢の考え方として、誕生日の前日(24時)に1歳年を取ると考えますので、例えば「5~11歳の方」は「5歳の誕生日の前日~12歳の誕生日の前々日の方」が該当します。

 
 

費用

無料

※接種前後の診療や副反応への対応・治療等については、通常の診療として自己負担が生じる可能性があります。また、接種会場により、駐車料金が必要な場合があります。

 


接種の手引き・その他資料

■初回接種(1・2回目接種)

初回接種の手引き 厚生労働省リーフレット


■追加接種(3回目接種)

追加接種の手引き 厚生労働省チラシ(小児のオミクロン株対応ワクチンについて)



初回接種

 

接種会場と予約方法

《接種会場》

医療機関で接種できます。


《予約方法》
※インターネットでの予約はご利用いただけません。
■電話で予約
ワクチン接種予約専用フリーダイヤル(0120-096-885)へお電話ください。
 予約専用フリーダイヤル
 
■かかりつけの医療機関で予約
 定期的に通院する医療機関がある場合は、通院時に接種についてご相談ください。

 キャンセル時の連絡について
  

ワクチンの種類

従来型ワクチン(ファイザー社)
ファイザー社の新型コロナワクチン接種について(小児(5~11歳)初回(1回目・2回目)接種用)新しいウインドウで(外部リンク)


効果と副反応

《効果》

■発症予防効果:90.7%

 オミクロン株の出現以前の知見であり、オミクロン株のワクチンへの影響については、引き続き情報収集を行うこととされています。

免疫原性:2回目接種の接種後1か月の数値は、16~25歳に接種した場合と同等と報告されています。

 ※免疫原性とは、体内で免疫応答を引き起こす能力のことです。
 ※5~11歳は10μg、16~25歳は30μgを接種した結果が報告されています。

 

安全性》

■海外の臨床試験による安全性と副反応の情報
・5~11歳の小児用ファイザー社ワクチン接種について、2回目接種後約2か月の追跡期間において安全性が示されたと報告されています。
・2回目接種後(7日間)で確認された5~11歳の副反応は、12~15歳よりも発症頻度が少なく、多くは軽度・中等度で、持続期間は1~2日間であったと報告されています。

 

■主な副反応

主な副反応(小児用ファイザー社ワクチン)
 

■重大な副反応

稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシー、心筋炎や心膜炎があります。

5~11歳の男性におけるワクチン接種後の心筋炎の報告率は、12歳~17歳の男性における報告率より低くなっています。
心筋炎 報告率

(出典:厚生労働省 厚生科学審議会予防接種・ ワクチン分科会資料より)

 


追加接種

※オミクロン株対応ワクチンは、8月末までに、1人1回接種できます。ただし、基礎疾患を有する方は、5月7日までに1回、5月8日~8月末に1回、2つの期間で合計2回接種することができます。
 

接種会場と予約方法

《接種会場》

医療機関で接種できます。

接種ができる医療機関は、ワクチン接種実施医療機関一覧(小児)新しいウインドウでからご確認ください。

 ワクチン接種実施医療機関一覧(小児)
 

《予約方法》

■インターネットで予約する場合
予約専用WEBサイト新しいウインドウで(外部リンク)」からお願いします。

※「新型コロナワクチン接種実施医療機関一覧(小児)新しいウインドウで」で、予約受付方法が「A 予約専用サイトや予約専用フリーダイヤルにて予約を受け付けています」となっている医療機関の予約ができます。

予約サイト


■電話で予約する場合

ワクチン接種予約専用フリーダイヤル(0120-096-885)へお電話ください。

予約専用フリーダイヤル

 ※ 「新型コロナワクチン接種実施医療機関一覧(小児)新しいウインドウで」で、予約受付方法が「A 予約専用サイトや予約専用フリーダイヤルにて予約を受け付けています」となっている医療機関の予約ができます。

 

■医療機関で直接予約する場合

 「新型コロナワクチン接種実施医療機関一覧(小児)新しいウインドウで」で直接予約を受け付けている医療機関を確認し、直接医療機関へお電話ください。

 

■かかりつけの医療機関で予約する場合

 定期的に通院する医療機関がある場合は、通院時に接種についてご相談ください。


 キャンセル時の連絡について

  

 

スケジュール

以下のとおり、予約枠を公開する予定です。

 230526小児予約枠公開スケジュール


ワクチンの種類

オミクロン株対応の小児用ワクチン(ファイザー社)




効果と安全性

《効果》
 ワクチンを受けることで、新型コロナに感染しても症状が出にくくなります。5~11歳の子どもに対するワクチンの追加接種後は、オミクロン株を含む新型コロナウイルスに対する中和抗体価(※)が上昇します。
 また、時間経過とともに低下した初回接種による発症予防効果が、追加接種により回復すると報告されています。
(※)ウイルスの感染力や毒素の活性を中和できる抗体の値のこと
発症予防効果(イメージ)

 
《安全性》※従来型ワクチン
 3回目接種後7日以内の副反応は、1・2回目接種の後と比べると、おおむね同様の症状がみられ、2回目接種時を上回るリスクは報告されていません。
接種後7日間に現れた症状発言率の比較
《安全性》※オミクロン株対応ワクチン
 米国で接種を受けた方や親などの報告に基づくデータによると、発熱は約19%、疲労感は約30%、頭痛は約20%の方に現れたとされています。また、医師等による報告に基づくデータによると、接種後の死亡や心筋炎と報告されたものはないとされています。


接種の流れ

※ 新型コロナワクチンの前後2週間は、原則、他の予防接種を受けることはできません(インフルエンザの予防接種を除く)。

 お子様に基礎疾患があるときなど、ワクチンについての疑問や不安があるときは、かかりつけ医等によくご相談ください。

 

 

接種前の準備

 新型コロナワクチンは、接種の予約が必要です。

 また、予め予診票へのご記入をお願いします(診察前の体温など、当日記載が必要な部分は当日のご記入をお願いします)。

 

  

接種の当日

以下の点にご注意のうえ、接種会場へお越しください。

 

●予診・接種に同席ができる保護者(親権者または後見人)の同伴が必要です。
 ※保護者が特段の理由で同伴することができない場合は、お子様の健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。
●すぐに肩を出せる服装でお越しください。
●37.5度以上の発熱や、体調不良の場合は、ワクチン接種を受けられません。予約先にお電話で取消のご連絡をお願いいたします。
●以下のものを忘れずにお持ちください。
 本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等)
 接種券、予診票

●可能な限りお持ちください。
 母子健康手帳(接種を受けるお子様の接種履歴を管理しているため)
 

 

接種後

 接種を受けた日は、激しい運動は控えてください。入浴は可能ですが、接種部分を強く擦ったりしないようにしてください。
 接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。大部分は12歳以上のワクチン接種後のものと同様に、数日以内に回復していきますが、おうちの方が様子を観察し、症状に合わせた対応をとってください。

 また、ワクチンを接種した後も、マスクの着用など、感染予防対策の継続をお願いします。

  

接種を受けた後に副反応が起きた場合の予防接種健康被害救済制度

 一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めて稀ではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
 救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。

 新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。詳細は副反応についてのページ(予防接種健康被害救済制度について)新しいウインドウでをご覧ください、

 

お問い合わせ先

■ワクチン接種予約専用フリーダイヤル(予約について)

 0120-096-885

 受付時間 8:30~19:00(土・日・祝日も開設)
 

■熊本市新型コロナワクチンコールセンター(ワクチン接種の予約以外の手続きに関するお問い合わせ)

 096-300-5577

 受付時間 8:30~19:00(土・日・祝日も開設)

 

■熊本県新型コロナウイルスワクチン専門的相談窓口(ワクチンの安全性や副反応等に関する相談)

 096-285-5622

 092-687-5144(外国語対応専用ダイヤル・20言語対応)
 受付時間 24時間受付(土・日・祝日も開設)

 

■厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター

 0120-761-770
 受付時間 9:00~21:00(土・日・祝日も開設)

 

■子ども医療電話相談事業 /#8000事業(お子さんの急な病気への対処方法や、応急処置について)

 #8000  携帯電話・スマートフォンからもつながります。
 ※ダイヤル回線、IP電話、光電話の場合は、096-364-9999へお電話ください。

 受付時間 (平日)午後7時から翌朝8時まで / (土曜)午後3時から翌朝8時まで / (日・祝)午前8時から翌朝8時まで

 

その他

 

厚生労働省のQ&A

厚生労働省HPに、小児接種に関するQ&Aが掲載されています。ご参照ください。
 
 

努力義務について

 小児接種については、感染症の緊急のまん延予防の観点から接種にご協力をいただきたいという趣旨で、令和4年9月6日から努力義務が適用されましたが、ワクチン接種は強制されるものではありません。
 本市としては、小児接種の努力義務化に関わらず、これまで同様、お子様と保護者等とがご一緒にワクチン接種による発症予防及び重症化予防に期待される効果と副反応のリスクの双方について理解していただいた上で、接種についてご判断いただきたいと考えています。

 

 

使用するワクチンについて

 新型コロナワクチンは、特例承認された医薬品で、現在も臨床試験の一部が継続されています。

【参考】
新型コロナワクチンの臨床試験(治験)が終わっていないというのは本当ですか(厚生労働省HP 新型コロナワクチンQ&A)新しいウインドウで(外部リンク)

 

このページに関する
お問い合わせは
健康福祉局 保健衛生部 感染症対策課
(ID:39797)
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