【新型コロナワクチン接種】 小児(5~11歳)の接種について
概要小児(5~11歳)の方へ、新型コロナワクチンの初回接種(1・2回目接種)と追加接種をご案内します。接種費用は無料です。 ワクチン接種は任意です。ご本人と保護者の方で、接種をするかどうかのご判断をお願いします。 ■接種を受ける際の同意について 新型コロナワクチンの接種は強制ではありません。予防接種の効果と副反応のリスクの双方についてしっかり理解した上で、接種を受ける方の同意がある場合に限り、自らの意思で接種を受けていただいています。なお、15歳以下の方の場合は、原則、保護者(親権者または後見人)の同伴と予診票への保護者の署名が必要となり、保護者の同意なく接種が行われることはありません。署名がなければワクチンの接種は受けられません。 幼稚園・学校などの周りの方に接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。 ■熊本市医師会・鹿本医師会との連携について 小児接種は、安心して接種していただけるよう、熊本市医師会および鹿本医師会と連携して実施します。心配なことがある場合には、かかりつけの医師や接種を行う医療機関にご相談ください。
~熊本市医師会・鹿本医師会コメント~ 小児への新型コロナワクチン接種は、重症化リスクを軽減するなどの意義がある一方で、接種後の副反応への考慮も必要ですので、メリット、デメリットを本人と保護者等が十分話し合い、ご理解いただいたうえで、接種をご判断ください。 心配な時は、かかりつけの医師や接種を行う医療機関にご相談ください。
■参考資料 日本小児科学会「5~17歳の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方 (外部リンク)」もご参照ください。
対象者5~11歳の熊本市民の方(国籍は問いません) ※モデルナ社ワクチンは6~11歳
接種回数・接種間隔 接種するワクチンは≪初回接種≫は「ファイザー社の小児用ワクチン」及び「モデルナ社のワクチン(※6~11歳)」、≪追加接種≫は「ファイザー社の小児用ワクチン」及び「モデルナ社のワクチン(※6~11歳)」です。
〔他のワクチンとの接種間隔〕 ▻他の予防接種を、新型コロナワクチンと同時に同じお子様に対して行わないでください。 ▻前後に他の予防接種を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔を空けてください。 ※ただし、インフルエンザの予防接種は、新型コロナワクチンと同時に受けることができます。 ■接種年齢の考え方 ▻初回接種(1・2回目接種)
1回目の接種をする日の年齢です。 新型コロナワクチンの初回接種では、1回目の接種時の年齢に基づいて判断します。1回目の接種時に11歳だったお子様が、2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目接種にも小児用ワクチンを使用します。また、1回目接種の前に12歳の誕生日を迎える方は、12歳以上用のワクチンを接種していただきます(12歳以上用のワクチン接種については、12歳以上の方の接種について をご覧ください)。
▻追加接種 追加接種(3回目以降の接種)をする日の年齢です。 乳幼児用のワクチンで初回接種を受けた場合も、追加接種をする日に5歳に達していれば、小児の追加接種が可能です。 なお、1・2回目に小児用ワクチンを接種された場合でも、追加接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合は、12歳以上用のワクチンを接種していただきます(12歳以上用のワクチン接種については、12歳以上の方の接種について をご覧ください)。
※年齢の考え方として、誕生日の前日(24時)に1歳年を取ると考えますので、例えば「5~11歳の方」は「5歳の誕生日の前日~12歳の誕生日の前々日の方」が該当します。 費用無料
※接種前後の診療や副反応への対応・治療等については、通常の診療として自己負担が生じる可能性があります。また、接種会場により、駐車料金が必要な場合があります。
接種の手引き・その他資料■初回接種(1・2回目接種) 
■追加接種(3回目接種以降) 
初回接種 接種会場と予約方法《接種会場》医療機関で接種できます。 接種ができる医療機関は、新型コロナワクチン接種実施医療機関一覧(小児初回・追加接種) からご確認ください。
《予約方法》 ※インターネット・ワクチン接種予約専用フリーダイヤルでの予約はご利用いただけません。 ※モデルナ社のワクチンでの接種希望の方は、予約の調整をいたしますので、ワクチン接種予約専用フリーダイヤル(0120-096-885)までお尋ねください。
■かかりつけの医療機関で予約 定期的に通院する医療機関がある場合は、通院時に接種についてご相談ください。
ワクチンの種類・ファイザー社オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(小児用)及びモデルナ社オミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン
効果と副反応《効果》 ・非臨床試験において、追加接種(4回目接種)として、XBB.1.5対応ワクチンを投与したマウスでは、投与の1か月後にオミクロン株XBB系統(XBB.1.5、XBB.1.16、XBB.1.16.1、XBB.2.3、EG.5.1)に対して中和抗体の誘導が認められました。 出典:薬事・食品衛生審議会提出資料 ・この試験での中和抗体価のデータに加え、これまでの2価ワクチンに関する知見を踏まえて、XBB.1.5対応ワクチンにはオミクロン株XBB系統への有効性が期待できると考えられます。 《副反応》 ・主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状があった場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談してください。 ・ごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。 ・ごく稀ではあるものの、mRNA ワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。 ■主な副反応 
■重大な副反応 稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシー、心筋炎や心膜炎があります。 5~11歳の男性におけるワクチン接種後の心筋炎の報告率は、12歳~17歳の男性における報告率より低くなっています。

(出典:厚生労働省 厚生科学審議会予防接種・ ワクチン分科会資料より)
追加接種※接種券到着後、ご予約いただけます。「令和5年秋開始接種」の期間中(令和5年9月20日~令和6年3月31日)、生後6か月以上の初回接種を完了したすべての方はオミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンを一人1回接種できます。 接種会場と予約方法《接種会場》 医療機関で接種できます。 接種ができる医療機関は、新型コロナワクチン接種実施医療機関一覧(小児初回・追加接種) からご確認ください。
《予約方法》 ※インターネット・ワクチン接種予約専用フリーダイヤルでの予約はご利用いただけません。 ※モデルナ社は6歳~11歳の方が接種できます。※モデルナ社のワクチンでの接種希望の方は、予約の調整をいたしますので、ワクチン接種予約専用フリーダイヤル(0120-096-885)までお尋ねください。
■医療機関で直接予約 「新型コロナワクチン接種実施医療機関一覧(小児初回・追加接種) 」で直接予約を受け付けている医療機関を確認し、直接医療機関へお電話ください。 ■かかりつけの医療機関で予約 「新型コロナワクチン接種実施医療機関一覧(小児初回・追加接種) 」に掲載のない医療機関であっても、かかりつけ患者を対象に接種を実施している場合があります。 定期的に通院する医療機関がある場合は、通院時に接種についてご相談ください。

ワクチンの種類・オミクロン株対応の小児用ワクチン(ファイザー社及びモデルナ社)
効果と安全性《効果》 ・非臨床試験において、追加接種(4回目接種)として、XBB.1.5対応ワクチンを投与したマウスでは、投与の1か月後にオミクロン株XBB系統(XBB.1.5、XBB.1.16、XBB.1.16.1、XBB.2.3、EG.5.1)に対して中和抗体の誘導が認められました。 出典:薬事・食品衛生審議会提出資料 ・この試験での中和抗体価のデータに加え、これまでの2価ワクチンに関する知見を踏まえて、XBB.1.5対応ワクチンにはオミクロン株XBB系統への有効性が期待できると考えられます。 《副反応》・主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状があった場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談してください。 ・ごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。 ・ごく稀ではあるものの、mRNA ワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
接種の流れ※ 新型コロナワクチンの前後2週間は、原則、他の予防接種を受けることはできません(インフルエンザの予防接種を除く)。 お子様に基礎疾患があるときなど、ワクチンについての疑問や不安があるときは、かかりつけ医等によくご相談ください。 接種前の準備 新型コロナワクチンは、接種の予約が必要です。 また、予め予診票へのご記入をお願いします(診察前の体温など、当日記載が必要な部分は当日のご記入をお願いします)。 接種の当日以下の点にご注意のうえ、接種会場へお越しください。 ●予診・接種に同席ができる保護者(親権者または後見人)の同伴が必要です。 ※保護者が特段の理由で同伴することができない場合は、お子様の健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。 ●すぐに肩を出せる服装でお越しください。 ●37.5度以上の発熱や、体調不良の場合は、ワクチン接種を受けられません。予約先にお電話で取消のご連絡をお願いいたします。 ●以下のものを忘れずにお持ちください。 本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証等) 接種券、予診票 ●可能な限りお持ちください。 親子(母子)健康手帳(接種を受けるお子様の接種履歴を管理しているため) 接種後 接種を受けた日は、激しい運動は控えてください。入浴は可能ですが、接種部分を強く擦ったりしないようにしてください。 接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。大部分は12歳以上のワクチン接種後のものと同様に、数日以内に回復していきますが、おうちの方が様子を観察し、症状に合わせた対応をとってください。
接種を受けた後に副反応が起きた場合の予防接種健康被害救済制度 一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めて稀ではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。 救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。 新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。詳細は副反応についてのページ(予防接種健康被害救済制度について) をご覧ください、
お問い合わせ先■熊本市新型コロナワクチンコールセンター 096-300-5577 受付時間 8:30~19:00(土・日・祝日も開設) ■熊本県新型コロナウイルスワクチン専門的相談窓口(ワクチンの安全性や副反応等に関する相談) 096-285-5622 092-687-5144(外国語対応専用ダイヤル・20言語対応) 受付時間 24時間受付(土・日・祝日も開設) ■厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター 0120-761-770 受付時間 9:00~21:00(土・日・祝日も開設) ■子ども医療電話相談事業 /#8000事業(お子さんの急な病気への対処方法や、応急処置について) #8000 携帯電話・スマートフォンからもつながります。 ※ダイヤル回線、IP電話、光電話の場合は、096-364-9999へお電話ください。 受付時間 (平日)午後7時から翌朝8時まで / (土曜)午後3時から翌朝8時まで / (日・祝)午前8時から翌朝8時まで
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