屋外での運動の際のエチケット
新型コロナウイルスの感染防止のため、「不要不急の外出をしないこと」が大切ですが、体力が低下しないようバランスのとれた食事を食べることや散歩などの運動を行うことも大切です。※
※国の専門家会議では、外出機会を確保することは日々の健康を維持するために重要で、1人での散歩や限られた人数での散歩などは感染リスクが低いとしています。
人と人との距離が近い状況(互いに手を伸ばしたら届く距離で2m程度)で、マスク等の感染予防策なしで一定時間以上会話をすることや、多くの人が集まる環境は感染を拡大させるリスクが高いとされています。
公園を利用したり、運動を行ったりする際は、すいた時間・場所を選び、人との適切な距離をとること、いわゆる「ソーシャルディスタンス」※の確保を心がけ、お互いの感染リスクを減らす思いやりの距離を保ちましょう。また、帰宅後の手洗い・うがいを必ず行いましょう。
※ ソーシャルディスタンスとは?
対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(2m程度)を確保することです。
新型コロナウイルス感染症対策としての栄養・身体活動(運動)について
(PDF:199.8キロバイト)
※出典:国立研究開発法人 国立健康・栄養研究所(令和2年3月16日改定版)

「新しい生活様式」での実践例
新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえ、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を具体的にイメージできるよう、厚生労働省より実践例が公表されました。(令和2年5月4日)
健康を維持するために必要な「娯楽・スポーツ等」について、以下のような実践例が示されました。
Withコロナ時代 運動不足による健康二次被害を予防するために
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、外出を控える方が増加した結果、運動不足やストレスから、心身に悪影響をきたす健康二次被害も懸念されています。子どもの健全な発育の阻害、テレワークの推進に伴う運動量の低下、特に、中高年齢者については、生活習慣病等の発症や体力・生活機能の低下(骨や筋肉等運動器の衰え、認知症等)をきたすリスクが高まります。このため、意識的に運動・スポーツに取り組むことは、健康の保持だけでなく、ストレス解消、免疫力向上で感染を回避することにも有効です。
しかしながら、いまだに一定数の感染者が確認される中で、運動・スポーツの実施に不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
今回は、安全・安心に運動・スポーツを実施していただくため、スポーツ庁が作成したターゲット別の運動・スポーツの実施啓発リーフレットをご紹介します。(画像をクリックすると大きくなります。)
お子さんを持つご家族向け
ご高齢の方向け
中高齢者は、体を動かさないでいると、フレイル(虚弱 体力減少)やロコモティブシンドローム(運動器障害 骨粗鬆症・関節痛など)、サルコペニア(筋量低下)になりやすいので、健康を維持するためにも意識的に運動・スポーツに取り組んでいただくことが大切です。
テレワークで座位時間が増えた方向け
Withコロナ時代に高齢者の健康二次被害をスポーツや社会参加で予防するために(ガイドライン)
出典
〇スポーツ庁:新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について
(外部リンク)