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「それ、危険ドラッグかもよ。」危険ドラッグ注意喚起ポスター(厚生労働省) |
令和5年11月以降、ヘキサヒドロカンナビフォロール(HHCP)やテトラヒドロカンナビフォロールアセテート(THCPO)(両成分は、大麻含有のテトラヒドロカンナビノール(THC)類似の危険ドラッグ成分)を含むことが疑われる製品を食べた後に緊急搬送される事例が複数起きています。
危険ドラッグとは、麻薬などに似た化学構造を持つ有害物質で危険な物質を使用したものでかつては「ハーブ」「アロマオイル」「バスソルト」などとして売られていました。
危険ドラッグ対策のため、平成26年に医薬品医療機器法の改正が行われ、「指定薬物」に指定され、規制強化により販売店舗は全滅したものの、インターネット上では販売が続いていました。最近、再び販売店舗があらわれ、「グミ」「クッキー」など様々な形状で「合法」とうたって販売されています。
見た目はお菓子などの食品であっても、危険な薬物と分からないような製品があることに注意し、他人からもらった不審な食品は食べないようにしましょう。