水俣病は、戦後の高度経済成長の中で発生した、日本の公害の象徴的な事件です。この研修では、現地を訪れることで、水俣病の被害者たちが体験した苦しみや、それに対する人権問題への理解を深めます。
私たちが今回の研修で特に焦点を当てるのは、石牟礼道子著『苦海浄土』です。この作品は、水俣病患者とその家族の声を通じて、深い痛みとそれを超えた再生の物語を描き出しています。石牟礼道子が紡いだ言葉は、単なる記録を超え、人間の尊厳とは何か、共に苦しむことの意味とは何かを問いかけてきます。
研修では、現地の歴史考証館や関係を訪問し、水俣病がもたらした影響を直に学びます。また、当事者の人々の講話を通じて、被害者たちがどのように苦しみと向き合い、未来を見据えているのかを考えます。
日時・場所・持参物
日時:令和6年(2024年)11月24日(日) 8時00分集合~17時30分解散予定(7時45分から受付開始)
熊本市民会館(市民会館シアーズホーム夢ホール)前集合・解散
場所:水俣市(水俣病歴史考証館及び周辺施設)
持参物:歩きやすい服装、靴
※参加費無料 昼食及び飲み物は必ず各自で持参してください。
対象及び定員
市民 先着15名
※事前申込が必要です。車椅子用は2席
申込方法
■水俣病現地視察研修会(バスツアー)、お名前、年齢、電話番号を記入のうえ、ファックスまたはメールでお申し込みください。
リフト付きバスを用意していますので、車椅子利用の方はご連絡ください。(車椅子2台対応)
■令和6年10月7日から受付開始
■ファックスの方は、fax096-324-2105へ
■メールの方は、(jinken@city.kumamoto.lg.jp)へ
その他
お寄せいただいた個人情報は、このイベントへの申込み、保険加入及び諸般の事情により連絡が必要になった場合のために、担当部署のみ使用いたします。また、「個人情報の保護に関する法律」に基づき厳重に保護管理します。