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熊本県内初の認知症カフェ
「みちくさカフェ」(菊陽町)の室内 |
「認知症カフェ」は
認知症の人や家族、地域住民が気軽に集い、語らうことができる場のことをいいます。
「認知症カフェ」は自由な運営をされていますが、多くの「認知症カフェ」は
誰でも参加することができ、参加した人たちはお茶を飲みながら話をしたり、
様々な活動をしながら交流を深めています。
詳細についてはそれぞれの「認知症カフェ」へお問合わせください。
熊本市内の認知症カフェは、別ページの「認知症カフェ一覧」をご覧ください。
「認知症カフェ」はどんなところでしょうか
「認知症カフェ」についてのさまざまな疑問を、Q&A形式でお知らせします。
Q.「認知症カフェ」は誰が利用できるのですか?
A. 多くの「認知症カフェ」では誰でも参加することができます。
例えば参加者として
●認知症の方とそのご家族
●地域住民の方
●医療・介護専門職 などいらっしゃいます。
ただし、認知症カフェの中には、参加者を限定しているところがありますので、
主催者へお尋ねください。
Q.「認知症カフェ」ではどのような活動をしているのでしょうか?
A. 現在開設している「認知症カフェ」の中には、ゆっくりとした語らいの時間以外に、
それぞれ特色のある活動を行っているところがあります。
活動の内容として例えば
・脳トレーニング
・歌声喫茶
・健康体操
・音楽会 などがあります。
活動の内容は「認知症カフェ」によって違いますので、
詳しくは主催者へお問合わせください。
Q.「認知症カフェ」を利用するとき料金は必要ですか?
A. 「利用料」や「飲み物代」として数百円徴収されているところが多く、
参加者には飲み物(コーヒーやお茶など)や茶菓子などを準備されているようです。
昼食を準備されるところもありますので、詳しくは主催者へお尋ねください。
Q.どんな目的で参加する人が多いのでしょうか?
A.利用される方の目的はさまざまです。
例えば、認知症の方やそのご家族の場合は
・同じ立場の人たちと話をしてみたい。
・家に閉じこもってばかりなので、どこかへ出かけたい
・介護の悩みを聞いて欲しい
・認知症の家族との接し方を学びたい
・利用できる制度を教えて欲しい
・認知症の初期と診断されたが、介護保険サービスは非該当で利用
できず、どこにも居場所がなく困っている |
地域住民の方や医療介護専門職の方の場合は
・地域の中で認知症の人やご家族を支援したい
・認知症の人やご家族と同じ立場で交流したい |
認知症の方やご家族にとって「認知症カフェ」は、認知症について理解がある人の中で
安心して過ごすことができるのが大きな特徴です。
「認知症カフェ」は、違う立場の方たちが地域の中で気軽に交流していただける場となっていますので、
多くの方々へ利用していただきたいと思います。