城南町合併特例区長 八幡 紀雄
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新年明けましておめでとうございます。皆様お元気で新春をお迎えのこととお慶び申上げます。
さて城南町も旧熊本市・旧植木町と合併し、新熊本市として初めての新年を迎えました。合併までの道のりを振り返りますと、非常に険しく困難ではありましたが、旧町議会を始め住民の皆様、関係各位の多大なるご尽力を賜り、政令市を目指す熊本市との合併が実現しましたことを心より感謝申し上げます。後世のために最良の選択ができましたことを誇りとして、今後はこれまでの確執を捨て住民と行政が良きパートナーとして連携しあい、住みよい和やかなまちづくりを行っていくことが求められています。
これまでは財政難から遅々として進まなかった上下水道事業等、基本的な生活環境の整備が、合併初年（平成22年）度から熊本市との新市基本計画に基づいて約束通り特別会計から11億円、更に一般会計から10億円の計21億円を別途投入して着々とまちづくりが進められています。10年前から城南町の基本構想にありながらも実現をみなかった児童館併設の図書館や物産館等も、着々と検討委員会で協議が進められており、合併により飛躍的に暮らしやすい住環境が整備されます。
合併特例区が設置されたこの５年間は熊本市の中で新しい城南地域の基礎を築くための大切な５年間になると考えています。新市基本計画を確実に実行し、更に住みよい地域になりますよう、皆様と共に新しいまちづくりを進めて参ります。
最後になりましたが皆様のご健勝ご多幸を心より祈念いたしまして、年頭の挨拶といたします。