高速道路の上にある古墳群
昭和47年(1972)、九州縦貫自動車道開通に伴う発掘調査によりベールを脱いだ塚原古墳群は、県民上げての保存運動の結果残されました。保存方法は、遺跡の下をトンネルで通る、という全国で初めてのものです。 現在、野球場が約5つも入る広々とした古墳群は、77基の復元された古墳や、櫻や紫陽花、コスモスなど季節の花が咲くきれいな古墳公園に整備されました。公園には、季節を問わず多くの人が訪れ、人々の憩いの場になっています。 塚原古墳群は、前方後円墳や方形周溝墓、円墳などがあり総数は約500と推定されます。併設されている歴史民俗資料館には、出土した土器や資料が展示してあります。 その他公園内には、熊本県民天文台や遊園地などもあります。
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