第1条　この条例は、国民健康保険の被保険者等の健康の保持増進のために療養の給付を行う診療施設の設置及び管理に関して、必要な事項を定めるものとする。

第2条　本町に病院を設置し、その名称及び位置は、次のとおりとする。

第3条　病院は、次の事項を達成することを任務とする。

第4条　病院は、植木町国民健康保険の被保険者に対し次の診療を行うものとする。ただし、健康保険、船員保険の被保険者同じく被扶養者及び法令により組織する共済組合の組合員並びに他市町村国民健康保険の被保険者その他の者に対しても行うことができる。

第5条　前条の診療を受けた者に対しては、別に定めるところにより、一部負担金及び使用料又は手数料を徴収する。

第6条　診療日と診療時間は、院長が別に定める。

第7条　病院の患者の収容定数は141人とし、給食を実施する。

第8条　病院に病院長、副院長、診療部長、科長、医長、医員、事務局長、薬剤師、栄養士、検査技師、その他の技師、総看護師長及びその他の職員を置く。

第9条　病院長は、医師である職員をもって充てる。

第10条　副院長、診療部長及び科長は、医師である職員をもって充てる。

第11条　事務局長は、上司の命を受け病院の庶務をつかさどる。

第12条　削除

第13条　薬剤師は、上司の命を受け薬剤に関する事務を掌理し、調剤に従事する。

第13条の2　栄養士は、上司の命を受け給食に関する事務を掌理する。

第13条の3　検査技師は、上司の命を受け各種検査及び病理試験に関する業務をつかさどる。

第14条　医員は、上司の命を受け診療に従事する。

第15条　技師は、上司の命により医療その他の業務を補佐する。

第16条　総看護師長は、上司の命を受け看護師及び准看護師を指導監督する。

第17条　その他の職員は、それぞれ上司の命を受け院務に従事する。

第18条　院務を分掌させるため、病院に、次の部局を置く。

第19条　各部局の分掌事務は、次のとおりとする。

第20条　次の各号のいずれかに該当するときは、入院を断り、又は退院を命ずることができる。

第21条　患者、その付添人又は来訪者は、病院の設備その他物件を破損したときは、これを弁償しなければならない。ただし、特別の事情がある場合には、弁償の義務を免除し、又は弁償の額を減額することができる。

第22条　この条例の施行に関し必要な事項は、町長が別に定める。